こんにちはタカギマニアのテールウォーカー@tailwalker020です。
洗車をしていて、大流量のシャワーなどで一気にシャンプーを濯ぎたいなんて思ったことがあると思います。
流量が多ければ便利な反面、ホース内径が大きくなればなるほど、デザイン面で微妙になることってありますよね。
デザインが無骨すぎて、つまらない…
正直、ホース内径が通常のサイズである12mmでも問題ないのですが、ホース内径が15mmの大流量はやっぱり魅力的。
そこで私はタカギのBOXYツイスターのブラックカラー仕様をさらに使いやすくしたかったため、15mmのホースに改造しました。
今回はタカギのホースリールのスタンダードであり、洗車マニアの中でもよく使われている製品であるタカギの【BOXYツイスター】のホース内径を12mm⇨15mmに変更する方法と変更後にどう感じたかを紹介します。
BOXYツイスターを改造に使用した部品
- BOXYツイスターは30mタイプ(カバーが大きい)
- 内径15mmホースの長さは20m
- ラクロック回転ジョイント取付(取り回しのよさを改善)
改造に使用したベース BOXYツイスター30m
本来であれば、タカギのホースリールの20mのタイプが最もベターな製品だとは思うのですが、ホースが太くなることでカバー内に収まらないです。
20mと30mタイプのサイズ違いはこんな感じ。
サイズは一回り違うのが分かると思います。
内径15mmのホースに変更するなら30mタイプがマスト。
20mのホースはオーロラWASHを流用
ホースやアタッチメントを単体で購入するなら、ホースリールを購入したほうが安上がりな感じだったのでホースリールで購入。
使用したホースリールは以前にレビューした【オーロラWASH】ですが、正直このために購入したと言っても過言ではありません。
ネットでは販売されていない製品ですので、参考にならないかもしれません。
カラーリングは違いますが仕様的には【オーロラMAX】が同等になります。
ホースを途中からホース内径15mmに変更するのもありとは思ったのですが、出来るだけ水量の抵抗になるものは排除したかったので、下記の画像にあるエルボジョイントをオーロラWASHから流用。
これが個人的には重要だと思いますし、どうせ15mm化するならコダワリたい。
ラクロックで回転ジョイント取り回し改善
そして、散水ホースの取り回しを良くする定番製品のラクロック回転ジョイントを取付することで、取り回しを改善するのを目的に使用。
とは言っても個人的にはなくてはならない製品なので、流量が下がっても使いたい製品です。
BOXYツイスターの改造方法
ここからは製品の改造方法になります。
取り付けに関しては逆手順で内径15mmホースをつけて、好みの位置にラクロック回転ジョイントを取り付けて完了
今回の改造方法は根本から内径ホース15mmにしましたが、ラクロック回転ジョイントの途中から15mmのホースに変更だけでもいいかなとは感じました。
実際には試していませんが、ある程度早めの段階で、15mmのホースに変更すれば、そんなに変わらないんじゃないかな?と予測しています(今回は少しでも流量を引き出したかったので根本からやりましたが)
内径15mmホース化して実際に感じたこと・メリット・デメリット
ここで実際に使ってみて感じたことは下記のような感じになります。
正直、水量が上がる以外はメリットなし!だけどそれが良い♪
水量は上がるがラクロック回転ジョイントを使っていることで、水量ダウン
大きな使用感においては以前にレビューした【オーロラWASH】と同様の感じ。詳しく知りたい人は⇨【圧倒的水量!】ホース内径15mmのタカギ オーロラWASHをレビューをご覧ください。
実際に使ってみても流量の上昇は感じれますが、ラクロック回転ジョイント部分で径が小さくなり抵抗になる。更に複数設置していることにより、流量が多少低下します。
ラクロック回転ジョイントを取付ける前の流量は【12.6L/min】(ホース内径12mmのときは10.8L/minぐらい)
ラクロック回転ジョイント取り付け後の流量は【11.9L/min】
ラクロック回転ジョイントをつけると取り回しは良くなるが、MAX水量は下がるのは惜しい…
流量は下がるが全然体感できるレベル。散水ノズルもしっかりと性能を引き出せてる。
体感的には効果を感じるレベルなので、散水ノズルでしっかりと効果を引き出したいならおすすめできる改造。
ホースの取り回しとホースの収納はネック
何回もラクロック回転ジョイントが話にでてきますが、ラクロック回転ジョイントがなければ、ホースの取り回しが最悪ですし、ホースの巻き取り後の収納状態も最悪。
内径15mmのホースに水が入ると、めちゃくちゃ重いです。
ラクロック回転ジョイントをつけていても、重すぎて回転しにくい状況になったり、剛性が強くなったことにより、ジョイントが上手く起動せずにホース折れが発生することも。
ホースの重さに慣れるまで、何回もホース内径12mmに戻そうかと思いました 笑
ホースの収納時もホースが太くなったことで、ボックス内にギリギリ収まる感じ。
何も考えず、ホースリールを巻きつけていると、ホースがボックスカバーにあたってしまい途中で止まってしまう。
内径12mmホースだと何も気にしないでも問題なかったのが、ある程度ホースリールを巻いている状態を確認しながら巻きつけないと引っかかります。
正直おすすめしない改造
ホース内径を12mmから15mmに変更する改造は正直おすすめしません。
理由としては
- 水量が増えることに対するメリットより、デメリットが多い
- 余分にホースリールを購入するので価格が高い
- デザインにこだわならいのなら、内径15mmホースのホースリールを購入したほうが間違いない
- 取り回しが悪く、そもそも使い勝手悪い
一部の特殊なマニア向けの改造です 笑
まあやらなくても良いんじゃないか?と感じました。
私自身ホース内径を戻すつもりはありませんが、使いやすさを求める人にはおすすめしません。
まとめ 一部のマニア向けの改造
決しておすすめできる改造方法ではありませんが、私と同じようにBOXYツイスターを内径15mmホースに変更してみたい人は是非参考にしてみてください。
今回はラクロック回転ジョイントがいかに優秀か?みたいな記事になってしまいました(本当におすすめなので興味のあるかたは⇨【 タカギ ラクロック回転ジョイント レビュー】ホースのねじれ解消・防止に最適をご覧ください)
以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。