タカギのBOXYツイスターをホース内径15mmに改造する

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記事概要

こちらの記事ではタカギのホースリールの定番である【BOXYツイスター】のホース内径を12mmから15mmに変更方法を紹介している記事になります。

こちらの記事でわかることは

  • ホース内径を12mmから15mmに改造する方法
  • BOXYツイスターのホース内径を15mmに変更後の使用感
  • BOXYツイスターを15mmに変更したことによるメリット・デメリット

になります。

タカギ製品にこだわりたいアナタにおすすめ!

こんにちはタカギマニアのテールウォーカー@tailwalker020です。

洗車をしていて、大流量のシャワーなどで一気にシャンプーを濯ぎたいなんて思ったことがあると思います。

流量が多ければ便利な反面、ホース内径が大きくなればなるほど、デザイン面で微妙になることってありますよね。

テールウォーカー

デザインが無骨すぎて、つまらない…

正直、ホース内径が通常のサイズである12mmでも問題ないのですが、ホース内径が15mmの大流量はやっぱり魅力的。

そこで私はタカギのBOXYツイスターのブラックカラー仕様をさらに使いやすくしたかったため、15mmのホースに改造しました。

今回はタカギのホースリールのスタンダードであり、洗車マニアの中でもよく使われている製品であるタカギの【BOXYツイスター】のホース内径を12mm⇨15mmに変更する方法と変更後にどう感じたかを紹介します。

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テールウォーカー

カーディティラー&洗車メディア
テールウォーカー
tailwalker

BOXYツイスターを改造に使用した部品

内径15mmに改造した条件
  • BOXYツイスターは30mタイプ(カバーが大きい)
  • 内径15mmホースの長さは20m
  • ラクロック回転ジョイント取付(取り回しのよさを改善)

改造に使用したベース BOXYツイスター30m

本来であれば、タカギのホースリールの20mのタイプが最もベターな製品だとは思うのですが、ホースが太くなることでカバー内に収まらないです。

20mと30mタイプのサイズ違いはこんな感じ。

ホースリールのサイズは30mしか選べない
左が30m 右が20mタイプ
テールウォーカー

サイズは一回り違うのが分かると思います。
内径15mmのホースに変更するなら30mタイプがマスト。

20mのホースはオーロラWASHを流用

ホースやアタッチメントを単体で購入するなら、ホースリールを購入したほうが安上がりな感じだったのでホースリールで購入。

使用したホースリールは以前にレビューした【オーロラWASH】ですが、正直このために購入したと言っても過言ではありません。

オーロラWASH
オーロラWASH(現状ではネット販売されていない)

ネットでは販売されていない製品ですので、参考にならないかもしれません。

カラーリングは違いますが仕様的には【オーロラMAX】が同等になります。

ホースを途中からホース内径15mmに変更するのもありとは思ったのですが、出来るだけ水量の抵抗になるものは排除したかったので、下記の画像にあるエルボジョイントをオーロラWASHから流用。

15mmホースのエルボジョイント
白いエルボジョイントが12mmと15mmでサイズが違う
テールウォーカー

これが個人的には重要だと思いますし、どうせ15mm化するならコダワリたい。

ラクロックで回転ジョイント取り回し改善

そして、散水ホースの取り回しを良くする定番製品のラクロック回転ジョイントを取付することで、取り回しを改善するのを目的に使用。

ラクロック回転ジョイントで取り回しの悪さは改善されますが、水の抵抗になるため流量が少し低くなるのがネック。

テールウォーカー

とは言っても個人的にはなくてはならない製品なので、流量が下がっても使いたい製品です。

BOXYツイスターの改造方法

ここからは製品の改造方法になります。

STEP
ホースを取り外して、エルボジョイントからホースを外す
ホースを全部だすとエルボジョイントからホースを外す
マイナスドライバーでバンド部分を緩めて外す
15mmホースのエルボジョイント
ホースを外した状態
STEP
エルボジョイントを外す
ホースリールの根本を取り外す
このカプラ部分を緩める
ウォータポンププライヤで緩める
プライヤなどで掴んで緩める マイクロファイバーなどでキズがつかないように巻きつけて回しましょう
ウォータポンププライヤで緩める
緩んだ状態 カプラー部分のポッチの位置がズレている
緩めたあとにカプラーに繋いで、引っ張る
緩めたらカプラー部分にワンタッチカプラーを取り付けて引っ張る
強く引っ張る
思っている以上に強めに引っ張ります。ワンタッチカプラー部分を掴むとカプラーが外れてしまいますので画像のような位置を掴んで引っ張る
取れた状態
引っ張って外れた状態
ここまでくるとエルボジョイント外れる
ここまでやるとエルボジョイント外れます
STEP
BOXYツイスターに取付ける

取り付けに関しては逆手順で内径15mmホースをつけて、好みの位置にラクロック回転ジョイントを取り付けて完了

ラクロック回転ジョイントは好みに応じてつけなくても良いが、つけた方が絶対おすすめ!

今回の改造方法は根本から内径ホース15mmにしましたが、ラクロック回転ジョイントの途中から15mmのホースに変更だけでもいいかなとは感じました。

実際には試していませんが、ある程度早めの段階で、15mmのホースに変更すれば、そんなに変わらないんじゃないかな?と予測しています(今回は少しでも流量を引き出したかったので根本からやりましたが)

内径15mmホース化して実際に感じたこと・メリット・デメリット

ここで実際に使ってみて感じたことは下記のような感じになります。

メリット
デメリット
  • 内径15mmホースの恩恵を感じれる
  • 内径12mmのホースより、圧倒的に取り回しが悪い
  • 重い
  • BOXYツイスターに収まるサイズがギリギリ
テールウォーカー

正直、水量が上がる以外はメリットなし!だけどそれが良い♪

水量は上がるがラクロック回転ジョイントを使っていることで、水量ダウン

大きな使用感においては以前にレビューした【オーロラWASH】と同様の感じ。詳しく知りたい人は⇨【圧倒的水量!】ホース内径15mmのタカギ オーロラWASHをレビューをご覧ください。

実際に使ってみても流量の上昇は感じれますが、ラクロック回転ジョイント部分で径が小さくなり抵抗になる。更に複数設置していることにより、流量が多少低下します。

ラクロック回転ジョイントを取付ける前の流量は【12.6L/min】(ホース内径12mmのときは10.8L/minぐらい)

ホース内径15mmの水量
改造後、流量はしっかりでている

ラクロック回転ジョイント取り付け後の流量は【11.9L/min】

ラクロック回転ジョイントを取り付けた状態の水量
流量が下がるのは体感できる
テールウォーカー

ラクロック回転ジョイントをつけると取り回しは良くなるが、MAX水量は下がるのは惜しい…

流量は下がるが全然体感できるレベル。散水ノズルもしっかりと性能を引き出せてる。

水量比較
左が12mm 右が15mm
テールウォーカー

体感的には効果を感じるレベルなので、散水ノズルでしっかりと効果を引き出したいならおすすめできる改造。

ホースの取り回しとホースの収納はネック

何回もラクロック回転ジョイントが話にでてきますが、ラクロック回転ジョイントがなければ、ホースの取り回しが最悪ですし、ホースの巻き取り後の収納状態も最悪。

ホースが重い

内径15mmのホースに水が入ると、めちゃくちゃ重いです。

ラクロック回転ジョイントをつけていても、重すぎて回転しにくい状況になったり、剛性が強くなったことにより、ジョイントが上手く起動せずにホース折れが発生することも。

テールウォーカー

ホースの重さに慣れるまで、何回もホース内径12mmに戻そうかと思いました 笑

ホースの収納時もホースが太くなったことで、ボックス内にギリギリ収まる感じ。

ホース内径15mmだとBOXYツイスター30mタイプでもぎりぎり
ホースが太くなることで収納がギリギリになっている
テールウォーカー

何も考えず、ホースリールを巻きつけていると、ホースがボックスカバーにあたってしまい途中で止まってしまう。

内径12mmホースだと何も気にしないでも問題なかったのが、ある程度ホースリールを巻いている状態を確認しながら巻きつけないと引っかかります。

ホースの取り回しとホースリールの巻きつけ時には気を使わないといけないのは大きなデメリット

正直おすすめしない改造

ホース内径を12mmから15mmに変更する改造は正直おすすめしません。

理由としては

  • 水量が増えることに対するメリットより、デメリットが多い
  • 余分にホースリールを購入するので価格が高い
  • デザインにこだわならいのなら、内径15mmホースのホースリールを購入したほうが間違いない
  • 取り回しが悪く、そもそも使い勝手悪い
テールウォーカー

一部の特殊なマニア向けの改造です 笑
まあやらなくても良いんじゃないか?と感じました。

おすすめ度
BAD
微妙
良い
神か…
GOOD!
テールウォーカー

私自身ホース内径を戻すつもりはありませんが、使いやすさを求める人にはおすすめしません。

まとめ 一部のマニア向けの改造

自己満足な改造方法かも…
まとめ
  • 水量が増えて散水ノズルの性能をしっかり引き出せる
  • BOXYツイスターが好きな人向けの改造
  • 使用勝手は非常に悪くなる
  • ラクロック回転ジョイントが優秀と改めて分かる

決しておすすめできる改造方法ではありませんが、私と同じようにBOXYツイスターを内径15mmホースに変更してみたい人は是非参考にしてみてください。

今回はラクロック回転ジョイントがいかに優秀か?みたいな記事になってしまいました(本当におすすめなので興味のあるかたは⇨【 タカギ ラクロック回転ジョイント レビュー】ホースのねじれ解消・防止に最適をご覧ください)

以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。

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