こんにちは洗車マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。
洗車に不可欠なホース。
ホースというのは太くなるほど、水量が増えて濯ぎが容易になるが、ホースの取り回しが大変になる。
細くなるほど、水量は減るが取り回しはよくなる。(内径7.5mmのホース)
そこでどちらかを選ばないといけなくなることがありますよね。
そうなってくると水量をとって【通常〜太め(内径12〜15mm)】のホースを使う人も多いと思います。
そして、太いホースを使うと起きる問題が【ホースのねじれ】が激しいということ。
そんなときによくある声が
太いホースの方が水量が多くて濯ぎやすいのは分かるけど、取り回しが大変だし、ホースのねじれによってホースがボディに当たるのが嫌です!
分かります。自分も一時期それが嫌で、細いホースタイプのをメインで使っていました。
太いホースは取り回しが大変。なにより厄介なのが、ねじれたまま移動することによって、ねじれを無理矢理解消したときに塗装面に対して強く『バチンっ!』と当たること。
洗車あるあるですね…
洗車をする人なら誰もが一回は経験をしたことがあり、罪悪感に苛まれたことはあるであろう事象 笑
だけど、太いホースで取り回しが良くなり、ねじれの防止・解消をしてくれて、ホースをボディに当ててしまった罪悪感から解消してくれる製品があるんです。
それが【ラクロック回転ジョイント】
これを使うことで、ホースのねじれ防止や解消に役立つ非常に便利なやつです♪
この製品は本当に便利。これがあることで、かなりホースの取り回しが改善されます。
これがあればホースを出すときに無理やり引っ張って、ホースリールが動くなんてこともありませんし、ホースを巻き取るときも、凄い楽になります。
今回はそんなタカギの【ラクロック回転ジョイント】を紹介します。
こちらの製品はホース内径12〜15mmにしか取付できません。細いホースのタイプには使用できませんのでご注意ください。
ラクロック回転ジョイントの特徴
- 取付が超簡単
- 360度ホースが回転するので、ホースがねじれにくい
- ホースを延長したいときのアタッチメントに
- ホースが破損したときの補修アイテムとして使用可能
ラクロックシリーズは取付が簡単
タカギのラクロックシリーズの特徴の一つとして、取付が簡単ということ。
ラクロックシリーズとは名前の通り、『楽に固定できる』という製品です。
この製品の取付方法は非常にシンプル。
従来の製品であれば、ロックナット部分を緩めるではなく、完全に外して白いツメをホースに無理くり入れて取り付けますが、ラクロックであれば
- ロックナット緩める
- ホースを奥まで挿す
- ロックナットを締め付ける
従来のものと比べると作業時間は1/3ぐらいで済むし、再取付するときも楽々です♪
ちなみに従来の製品だと白い爪を入れるのが大変。
ラクロックシリーズならここまでやる必要がないのは嬉しいポイント。白いツメの部品を入れるのは大変だし、冬にやるとツメが硬いから地味にツラい…
回転ジョイントが360度回転して、ねじれを解消・防止してくれる
なによりも最大のポイントが、ホースが回転すること。
これがあることによってビックリするくらいホースのねじれが改善されます。
ホースの補修や延長したいときにも便利
ホースが破損したときの補修部品としても使えますし、延長したいときにも便利です。
ワンタッチカプラーでホースの延長をすることも可能ですが、ワンタッチカプラーで延長すると不意に外れることが稀にあります(基本は劣化により外れる)
そういうのを防ぐという意味ではラクロック回転ジョイントの方が便利。ワンタッチカプラーと比べると取り付けは手間になりますけどね。
ちなみに回転ジョイントのワンタッチカプラーバージョンもあるので、そっちの方があっていると思った場合はそっちの製品もあります。
自分の好みや使う箇所に応じて使い分けるのが良い。
ラクロック回転ジョイントのレビュー
ラクロック回転ジョイントを実際に取り付けして、使ってみます。
- 実際に取り付けてみてのポイント
- どれぐらいホースはねじれなくなるのか?
- 気にするとよくなるポイント
- メリット・デメリット
取り付け時間1/3程度でスピーディー
これは回転ジョイントの特徴で話したとおり、作業が本当に楽。
取付が初めてでもイライラすることなく取り付けられる簡単さは素敵すぎる。
ということで実際にやってみました。
蛇口を締めて、ホース内の残水を抜く。
基本ですが、忘れるとビショビショになります。
ハサミなどで回転ジョイントを入れたい箇所をカットする。
本当に簡単な作業です♪
従来のものって取付がめんどくさいんですが、ロックナット内に入っている白いツメの部分が改良されていることで余裕を持って挿し込める。
【白いツメの形状】【ロックナットのサイズ】が違うのが分かります。
ツメの位置をズラすことで、ロックナットの緩めた状態と締め付けた状態がどうなるか確認。
ロックナットが締め込まれていないとかなりユルユルの状態(ホースもほぼフリーで入ります)
ツメの形状とロックナットを工夫することで、取付しやすくなっていますね。
ただサイズが大きくなっているため、サイズが大きくなっているのをデメリットとして捉える人もいるかも。
【利便性】をとるか【サイズ】をとるかみたいな感じですね。
そもそもサイズ面で気にするようなら、回転ジョイントを使わないか 笑
ホースは実際にねじれなくなるのか?結果的にホースの出し入れが超スムーズになった
実際に取り付けたところで、実際にねじれを解消できるか試してみました
これは何回繰り返しても突っ張ることなく、ホースを引けています。
これって写真だけだと分かりにくいので動画でもご覧ください。
スムーズに引っ張れてはいるのですが、ねじれを【解消】してくれている最中にクルっと回ってしまっています。
ねじれはかなり解消されていますし、突っ張らないのでホースがクルッと回っても、ホースが強くボディには当たりにくくなってるかな。
あとはホースリールの【位置】【引っ張る角度】【少し気を使う】ことを意識して、クルッと回っても当たらない位置で使えば問題なさそう。
【回転ロックジョイント】はホースの取り回しを改善するときに欲しいと思いますが、実際に使ってみて感じた事は
- 収納するときも【ねじれ】を解消しながら、ホースリールに収納されるので【ねじれの事前防止】に繋がり、次にホースを出すときにスムーズ
- ホースリール内でねじれて、ホースがロックされることがない
ロックナットジョイントを取り付ける間隔は大事
上記にあった画像を見て気付いた人もいるかもしれませんが【回転ジョイント】は1個だけでは上手くいきません。
数カ所に取付しないと効果は薄いです。
回転ジョイントの取付幅が長すぎると【ねじれの解消】がされにくくなりますし、短すぎる間隔で設置する回転ジョイントの個数が増えるため、ホースリールの収納が大変になります。
取付の間隔は、好みに応じて微調整が必要。
ちなみにテールウォーカーの回転ジョイントの取付状態は
- タカギのホースリール【BOXYツイスター 30m 内径12mm】を使用
- 回転ジョイントの取付個数は4個
- 取付の間隔は1個目は洗浄ノズルから【5m】それ以降は【4m】(1個目以降はだいたいの目測で取付しています)
個人的なポイントは【30m】のホースリールを使っていることかな。
30mのホースリールはカバーも大きいので、なにかあってもホースをカットすれば、回転ジョイントの数を増やしても余裕で収納できることから、このタイプをチョイスしました。
個人的な感覚だと取り付け間隔が【7〜8m】だと少し長い感じはする。
回転ロックジョイントのメリット・デメリット
最大のメリットはやはり、取り回しがめんどくさい通常のホースでも問題なく使えるところ。
ホースの取り回しは洗車における永遠の課題の一つでもあると思っていましたが、それをかなり解決してくれるのは本当に嬉しい(個人的な体感で8割程度、改善されます)
デメリットは、ねじれをなくそうとすればするほど回転ジョイントの個数が必要になってくることかもしれません。その個数を増やした影響でタイヤのところに回転ジョイントが挟まり、ホースがロックされてしまうことかな。
でもそれは、回転ジョイントがなくても起きる現象ですので関係ないです。
このデメリットをなくすには【ホーススライダー】を組み合わせて使うと解消されるかも。
自分にとっては完全に【神ツール】です。もしホースリールを買い直したとしても、必ず取付する製品。
まとめ ラクロック回転ジョイントは隠れた名脇役
今回紹介したタカギの【回転ロックジョイント】は気にしないで使っていると、効果を感じにくいかもしれませんが、意識して使っているとめちゃくちゃ改善されているのが分かります。
久しぶりに回転ジョイントを取付していないホースリールを使いましたが、本当に使いにくかった 笑
あまり目立たない製品ではありますが、効果は絶大♪
あなたも、ひねくれている洗車ホースを【ねじれ知らず】に矯正して楽しい洗車ライフを過ごしませんか?
以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。