ケミカル

初心者でも出来るコーティング・車磨き前の下地処理

クリーニング

今回はコーティングや研磨の前に行う下地処理を紹介していきます。

 

コーティングや研磨の前によく言われる大事な工程『下地処理

ボディをスッピンにしてあげるとか言われますが、全然わかりませんよね 笑

 

TW(テールウォーカー)も知識がない時は『シャンプー洗車してシリコンオフでもすればいいんでしょ?最悪コンパウンドで手磨きすればOK?』

ぐらいの感覚でした 笑

実際一般ユーザーもその様な感じだと思うんです。

 

プロ施工店さんのブログとかメーカーの記事を見てると難しく伝えすぎじゃねと思いました。

車の汚れは大きく2種類しかありません『雨ジミ系』『油汚れ』です。これさえ除去できれば塗装の『スッピン』状態をつく出すことが出来ます。

コーティング時の下地処理と研磨前の下地処理は多少ですが違うので、その辺もピックアップしていきます。

テールウォーカー
テールウォーカー
今回は簡単に伝えることを重視した記事にしていこうと思います^^

 

汚れの種類は『無機汚れ』『有機汚れ』の2種類

スケールが付いている汚れ

無機汚れとは『雨ジミ・ウロコ』スケールと呼ばれるもの

自然につくクルマの汚れで最大の汚れはスケールと呼ばれる雨ジミ・ウロコになります。

皆様も自分のクルマに付いているのを見たことがあると思います。

洗車したら付いてしまったり、しばらく洗車していなかったら取れなくなってしまってガッカリすることも多く、お店に相談したら研磨するしかないと言われるパターンの汚れです。

このスケールが厄介で『シャンプー』『クリーナー系』『溶剤系』では取れないので研磨するしかないみたいなことが言われます。

 

スケール除去方法は簡単でスケール除去剤というのを使えば簡単に除去できます。

 

除去できる理屈は簡単で汚れを中和しているだけ♪

今回で言えば『スケール汚れ』は『無機質』=『アルカリ性』ってことになるので酸性のケミカルを使うと除去できるということになります。

テールウォーカー
テールウォーカー
極論で言えば、レモンの汁をかけたら除去できる可能性があるということ
  • 酸性ケミカルは使い方を間違えるとガラスを溶かしてしまう可能性があるのでガラスには使用しないでください
  • メッキ、外車の金属モールなどに使うのはシミになる可能性があるので、使うのは気をつけて下さい

 

有機汚れとは『油汚れ』排ガスや劣化したコート剤など

油汚れって普段の使用ではほとんど付着しません。

ただ『油汚れ』『スケール』が混ざると頑固な汚れになるのでそうすると除去するのが大変

付いたとしてもシャンプー洗車などで簡単に汚れが落ちるのがほとんどです。油汚れで有名なのは、ミラー下から垂れる黒いシミ(グリスなどと混ざってできる汚れ)これはシャンプーなどではキレイに取れないことも多々あります。

その時にクリーナー系を使ったりはしますね

自分がよく使うのはコレです。

 

 

さっきも言ったんですけど、普段使いしている中でほとんど油汚れは気にならない

ではどんな油汚れが気になると聞かれたら『コート剤』の汚れです!

 

コート剤の汚れとしては、『石油系溶剤ワックス』どんな塗装状態からでも撥水させる『撥水剤』石油系溶剤が多い『ガラス系コーティング』など

この辺のコート剤が劣化した頃に塗装にダメージを入れて、塗装をくすませる原因になったり、塗装にリカバリー不可なダメージを入れてしまうことも…

テールウォーカー
テールウォーカー
天然ワックスはそんなことありませんからね!

 

劣化したコート剤は厄介で普通のシャンプー洗車では取れず、シリコンオフでもイマイチ取れません

先ほど紹介した『PM-LIGHT』で除去できなければ研磨コースに…

それだけ強力な成分が塗装面に残り劣化してしまうと除去しきれないのが『コーティング剤』なので慎重に選びたいですね^^

テールウォーカー
テールウォーカー
HDクレンズでも問題なく使用できます。ワックスをリセットしたいときにもHDクレンズを使うと良いです^^

 

  • 普段の汚れで付着する油汚れは大したことない
  • 厄介な汚れはコーティング剤の劣悪な残留成分による汚れが多い

 

スッピンにするために使うケミカル 道具

シャンプー
  • シャンプー 中性・研磨剤なし・撥水成分なし
  • 酸性ケミカル 推奨はREBOOT
  • クリーナー系 推奨PM-LIGHT
  • シリコンオフ
  • 鉄粉除去剤
  • トラップ粘土

 

基本的にこのツールがあれば基本的に塗装をスッピン状態にすることが出来ます。

 

先ほど、酸性ケミカルとPM-LIGHTは軽く紹介させてもらったので、他のツールに付いて軽く紹介

 

シャンプーは中性を使おう

シャンプーは中性のシャンプーだったらなんでもいいです。ただし研磨剤入りやワックスシャンプーはNG

研磨剤によってキズを入れるリスク、ワックスによって余計な汚れを巻き込む可能性があるためです。

 

特に使わないで欲しいのはアルカリ性のシャンプーです。

アルカリ性のシャンプーは塗装に対して攻撃性があるのでキレイになったとしても、キズだらけになる可能性あり…

 

基本的にシャンプーに洗浄力を求めない方がいいですね。中性シャンプーで落ちない汚れは汚れにあったケミカルで除去した方が賢い。

シャンプーで固着している汚れが落ちるということは、それだけ強力な成分を使っていると思った方がいいです。

テールウォーカー
テールウォーカー
箇所によってはアルカリ性のシャンプーを使うときもありますが、物凄い気をつけて作業してますよ 笑

 

あくまで表面の汚れを落とすぐらいの洗浄能力くらいで考えておきましょう♪

  • 中性シャンプー
  • 研磨剤なし
  • ワックスインシャンプーNG
  • アルカリ性はできれば使わない方がいい
  • 洗浄力はあまり気にしない摩擦を減らす意味合いで使った方がいいかも

 

ピッチタールを落とすならシリコンオフ

シリコンオフは普段のメンテナンスでは使いません。

使うとしてもピッチタールがひどい時ぐらいですね。あとは研磨前にシリコンオフで余計な物を除去するくらいかな?

理由としては塗装にダメージを入れる可能性があるからですね。塗装を溶かす力がある溶剤なので普通に考えて攻撃性があるのは分かりますね(劣化した塗装に使うと溶けることがあるのを確認出来ます)

ちなみに使う時はタップリのシリコンオフをつけた方がピッチタールはキレイに除去しやすいですよ〜

テールウォーカー
テールウォーカー
シリコンオフを使った場合は塗装状態に合わせたメンテナンス方法が必要です。『コート再施工』『艶出し』『研磨』などですね^^
  • 普段のメンテナンス(オーバーコート施工含む)では使用しない
  • 使う時はピッチタールの付着がひどい時(普段からしっかりメンテナンスしてればあまりつきません)
  • 研磨前に『酸性・アルカリ性ケミカル』で落ちない汚れをシリコンオフで落として研磨工程を楽にするのが目的

 

鉄粉除去剤とトラップ粘土

黒のテストパネルに粘土をかけてみた

鉄粉除去剤に関してはケースバイケースです。

ある程度塗装に対して、鉄粉が付着しているんであればメンテナンスで使うのはありだと思います。

ただ『鉄粉除去剤』というのは、鉄粉をなんでも取るのではなく表面に乗っかっている鉄粉を除去し、塗装に刺さっている(固着している)鉄粉を溶かして小さくすることで、トラップ粘土で効率よく鉄粉を除去するための物です。

『トラップ粘土』はケミカルで除去できないものに対して物理的に擦って無理やり除去するような感じになるのでキズは当然入ります。

鉄粉除去剤はありですが、普段のメンテナンスで『トラップ粘土』を使うのはNG!

 

有名メーカーは鉄粉を取らないとコーティングがキレイに見えないとか言いますが、鉄粉の前に『スケール』『油汚れ』の方がコーティングの定着、美観にとってマイナス。

異常な鉄粉量が付着していなければ、コーティングの定着には問題ありません。

 

しかも、塗装によっては優しくトラップ粘土でこすってもキズが入ります。

 

1番柔らかい、コーティング用トラップ粘土で優しく擦っても

 

粘土傷1 粘土傷2 粘土傷3

 

こんな感じでキズ入りますからね^^;

テールウォーカー
テールウォーカー
せっかくキレイなボディなのにキズを入れてしまうのはナンセンス

 

なので『トラップ粘土』を使う時は、研磨がSETになるのを理解しといたほうがいいですね。

 

  • 普段のメンテナンスでは鉄粉の除去を無闇に行う必要はない(鉄粉よりもスケールや油汚れを除去した方が美観的にはGOOD)
  • 普段のメンテナンスで鉄粉を除去したい時は、鉄粉除去剤のみ(トラップ粘土はキズが入るため)
  • トラップ粘土を使うとキズが入るので、除去するとキズが入るので研磨がSET

コーティング前の下地処理の流れ

ここまで汚れやケミカルの簡単な紹介をしましたが、ここからは流れを簡単に紹介していきます。

ただ鉄粉除去に関してはケースバイケースになるので流れには入れていません(施工する場合はシャンプー洗車後orスケール除去後にオススメ)

 

  1. シャンプー洗車(ここは基本的な汚れを事前に落とすための処理)
  2. 酸性ケミカルREBOOTにてスケール除去(ここでキレイと思えばコーティングしてOK)
  3. 油汚れをPM-LIGHTにて除去(コーティングが全然撥水しない時やスケール除去後にキレイになっていない時の使用推奨or簡易系コーティングの単体施工であれば施工前に使うことで良い結果が出やすくなります)
  4. スケールや油汚れがうまく除去できない場合は再度②③を繰り返すと除去できることもあります

 

基本的にはこの流れになります。この流れで下地処理をすれば、ほぼ問題ありません。スケールを除去することで塗装にダイレクトにコーティングを施工できます。

なによりもスケールが大量に付いている状態と言うのは、物凄い量の汚れが付いている状態なので汚れの厚みが大きい=塗装の発色を邪魔する要素が大きい

その上からコーティングをしても全然効果が発揮されないのは予想がつくと思います。

普通に考えれば分かりますね^^

ちなみにスケールと油汚れを除去して取れないシミは塗装自体が変形・侵食されている可能性があるので、研磨にて物理的に除去するような感じになります。

 

下処理コーティングの定着重要度
シャンプー洗車基本的な汚れを落とすだけ
スケール除去最重要
油汚れ除去スッキリしない時に
鉄粉除去剤使用はケースバイケースで
トラップ粘土キズを入れるだけ
シリコンオフ塗装を痛める可能性あり

 

研磨前の下地処理

研磨前の下地処理は、流れ的にはほとんど一緒

  1. シャンプー洗車(ここは基本的な汚れを事前に落とすための処理)
  2. 鉄粉除去剤とトラップ粘土(状態が良ければ軽くでOK)
  3. 酸性ケミカルREBOOTにてスケール除去(最重要)
  4. 油汚れをPM-LIGHTにて除去(余計な汚れは少しでも落とす)
  5. シリコンオフにてピッチタールなど溶剤じゃないと落ちない汚れを除去

 

ほぼ流れは変わりません。鉄粉除去とシリコンオフが工程に入っただけです^^

下地処理はどうせ磨くからやる必要ないと言いますけど、やるかやらないかで研磨工程のスピーディーさが全然違いますし、クオリティも変わってきます。

汚れの質によっては、研磨してしまうことで取れなくなることも…

テールウォーカー
テールウォーカー
汚れの固着量が多いと塗装を磨くのではなく、汚れを磨いている感覚に陥りますよ 笑

一応流れはこんな感じですけど塗装状態によっては全然工程を省いて問題ありませんので参考にしてみてください

大事なのは、研磨前に除去できる汚れを確実に落とすということです^^

 

 

下処理研磨前の重要度
シャンプー洗車基本的な汚れを落とすだけ
スケール除去最重要
油汚れ除去粘着性のある汚れに
鉄粉除去剤鉄粉をスムーズに取るために
トラップ粘土確実に異物除去
シリコンオフピッチタール除去の必需品

あくまで基本的なイメージです。

理想は完璧に汚れを除去したいですよ。本来は全部じゃないとダメですからね^^

とは言っても塗装状況に応じてなので、あまり難しく考えない方がいいです。

テールウォーカー
テールウォーカー
シンプルに考えるならスケールと鉄粉・異物を除去できていれば問題ないぐらいに考えてもいいと思いますよ^^

 

オススメのコーティングは天然ワックス

ザイモール施工後の艶

 

個人的なオススメは天然ワックスであるザイモールの『チタニウムグレイズ』

チタニウムグレイズは『艶』『防汚性』『耐久性』申し分ない性能を発揮しているのでぜひ試してほしいですね^^

価格は高めですが一回買えば2年ぐらいは使えますのでコスパ抜群♪

 

まとめ

基本的には上記にまとめた方法にて作業できれば、100点の下地処理ではないかもしれませんが、塗装の『スッピン状態』『下地処理の重要性』が理解できると思います。

下地処理も70点ぐらいの下地処理が出来ると思いますよ。

あとは経験を積むことで汚れの質を理解すれば、クオリティアップが望めます^^

スケール除去だけでも試すと世界が変わるので試してほしいです♪

ぜひ参考にしてみてください。

 

ABOUT ME
アバター
テールウォーカー
自称天然ワックス伝道師で洗車、工具マニアです♪ 洗車・コーティングは分かりにくいことが多いので、少しでも分かりやすいように発信中 クルマは『キレイにするのが最高のカスタム』 車好きの人にお得になってもらえるようなブログを目指してます! 最近は検証依頼を受けることがあります。 検証・レビュー依頼、質問などはお問い合わせより気軽にご連絡ください^^
RELATED POST