こんにちは、洗車マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。
コーティングの種類って色々ありますよね。
ガラスコーティング、ガラス系コーティング、ポリマーコーティング、天然ワックス、シリコン洗車、撥水シャンプーなどがあります。
よく言われる質問でワックスとコーティングは別物ですよね?と聞かれることも多いです。
確かにプロの中ではワックスとコーティングを分ける人も多いですし、コーティングとワックスを一緒にするな!的な意味合いもあると思います(お互いに)
ただ一般ユーザーの中では、基本的にコーティングという言葉で一括りにしていると思うので【洗車ウォーカー】では基本的にワックス、撥水シャンプー、シリコン洗車なども一括りに【コーティング】としています。
そんなコーティングですが、今まではガラスコーティング一強の時代が続いていました。
最近は撥水シャンプーが流行り、天然ワックスの性能を改めて再認識をする人が増え、シリコン洗車が物凄い流行り方をしていて過去最高に洗車派閥ができているような感じはしています。
メディア・SNSでの発信をするプロ・マニアが増えてきたこともあり、お互いの意見を叩き合う状態が思いのほか強い現象があるのかな?と思いました。(自分もその傾向があるのは理解しています。)
その状態を傍目から見ていたことと、一般ユーザーの感覚、プロ・マニアの感覚って剥離しすぎて『これって不毛じゃね?』と思うところがありました。
今回はその辺を見て洗車ウォーカーとしてのスタンス変更をしたいな思ったので記事にしてみました。
洗車ウォーカーのスタンス
今までのスタンス
【洗車ウォーカー】のモットーとして最初にあったのが『自分の考える正しい洗車』を伝えて、クルマを簡単にキレイにできるということ。
良いものは良い、悪いものは悪いということ。
コーティング業界って正直、適当なこと言うし一般ユーザーが感じきれていないだけで、それってマイナスなんじゃない?って思うことも多いです。
伝わるか分かりませんが、個人的に批判しているのは商品に対してというよりは、製品の謳い文句に対して否定していることが多いです。
例で言えば撥水シャンプー。撥水シャンプーとしてレビューすれば内容は普通になりますが撥水シャンプーが本物のガラスコーティングって言われたり、対して変わっていないのに最新テクノロジーとか言われちゃうとレビューは難しい。
これからのスタンス
冒頭で触れたように、洗車界隈でも最近は派閥がしっかりと分かれてきている傾向はあると思います(以前は団体だったが、今は洗車スタイル)
そこでバチバチしているのは個人的に面白いのですが、そもそもそこが不毛なんですよね。
- 何が最高とかではなく、それがそのクルマにあっているか
- ユーザーの価値観は?
- 実際に使ってみたの?
- 比較対象間違っているんじゃないの?
- 喧嘩を売るようなレビューになりがち(気をつけていてもなりやすい)
話がそれました。
何が言いたいかというと洗車に対する基準が違うのに今のスタンスでは押し付けになるんではないか?ということです。
基準が違う以上、人が良いと思っていることに対しての文句は押し付けか…?
これがさっきバチバチしていた時に見ていて思ったことなんですよね。
それだったらどれが良いか?ではなくどうすれば楽しいかをWEBメディアの一つとして追及する方が面白いって最近は思っています。
理想は誰が見ていっても良かったと思えるサイトを目指したいですよね。
まあやる事といってもメーカーが言いたいことをしっかり踏まえて、もっと丁寧に記事を書いていくというだけですが 笑
コーティングのプロとDIYユーザーの感じ方の違い
効果の違いを感じきれない
そもそも上記のように感じた理由として、コーティング剤の効果って何を基準にするの?っていうところが多い。
やはり一般的な目安としては『撥水』になってくると思いますが、それ以外で判断するのって難しいんですよね。
詳しく知りたい方は下記を参考にしてみてください(洗車ウォーカーとしての考えが記載してあります)
目が肥えてきて艶感の違いが分かるようになってきても具体的に表現するのって難しい。
特に洗車のことを勉強するまでは違いなんて具体的には分かりませんでした。
『なんか汚れてるけど艶は出てるかな?』ぐらいの経験をしている人も多いと思います。
そもそも素人目で見て、どれが良いって判断するのって至難の技ですし、どれが劣化させるコーティングって認識できる人ってかなり少数派だと思っています。
実際に塗装の劣化を促進させるコーティング剤はあると思っていますが、それもはあくまで一部の洗車好きの認識でしかなく、大多数の人がそうは思っていないということです。
それだったら、そのコーティング自身のデメリットよりメリットをしっかり伝える方が楽しいんでは?という考えになっています。
悪化させるようなコーティングを未然に伝えるのも大事かもしれませんが、それを体感できない人が多い以上、それを表現するのは無粋かなと感じてしまった為です。
プラシーボ効果が高い
先ほども触れている通り、コーティングは『効果を実感しにくい』『製品の本質に気付かない』なんてのはザラにあることで製品を理解できた時に、製品の評価が良くも悪くも180度変わるなんて良くある話だと思っています。
そのような状態だと実際の効果よりブランディング効果によるプラシーボ効果(思い込み)が抜群に効いているように感じませんか?(もしくはそう思いたい)
メーカーが言っていることって『なんか分からないけど、凄いこと言ってるし、実際簡単にキレイになるし、見た目もセンスあるし』みたいになりがちです。
極論ですが、一般の人からすれば『ガラスコーティング』『天然ワックス』『石油ワックス』『ポリマー』『撥水シャンプー』『シリコン洗車』なんて水が弾いて艶が出れば同じにしか見えないと思っています。
実際には全然違うんですが、そのような差を実感できる人は少ないということ。
ってなると宣伝の仕方が大事になってきます。
洗車のスタンスにおいても同様のことが言える
洗車のスタンスに関してもマイクロファイバーこそ最高だ!いやいやスポンジだ!ムートンがプロ用だ!みたいなことを言う人達もいますが基本的に洗車ツールに応じた使い方をしていれば洗車傷の増減は気にならないと思います。
明らかに使い方を間違っている、使ってはいけない状態の道具を使ってしまうとマズい状態になりますが…
意外かもしれませんが洗車の情報って自分で実践している情報が非常に少ないです(各ツールの洗車傷比較の記事あります)
自分なんかはムートン洗車をしていますが、洗車傷は気にならないレベルで維持できています(毎週洗車しています)
いわゆる自分が使いにくいものを悪とする or 理解していながら、あえて悪いと言う表現を使う人達もいますのでプロが言っているから間違いないと言う考えは危険です。
洗車に関しては基本的に
- 劣化したツールを使わない
- 力を入れない
- 汚れを引きずらない
- 水を沢山使う
上記のポイントを心がけるだけで大きく結果は変わります。
良い悪いよりも楽しい洗車・コーティング方法を提案したい
ここまで説明したように、コーティングの効果なんてものは一般の人が違いを理解するのは非常に難しい。
それであれば、良い悪いという概念で紹介していくよりもレベル毎、用途などで分けていった方が良いのかなと感じており、ユーザーが選択できるようなコンテンツが用意できれば楽しくなりそうだなって思っています。
【洗車ウォーカー】としては天然ワックスを推奨していますが、どのコート剤を使うかはユーザーの好みですし間違いという気もありません。
どれも正解ですし、間違いじゃないです。施工する塗装との相性さえあっていれば何も問題ないと考えます。
むしろ問題があったとしてもユーザー自身が満足できていれば何も問題ありません 笑
洗車は娯楽やエンターテイメントとしての一種という認識のもと、どうすれば洗車が楽しくなるかを追求していければいいなと思っています。
ユーザーが色々選択して選べるようなコンテンツを作っていけるように試行錯誤していきますね♪
以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。