【ディテイリングブラシってキズつくの?】大事なのは塗装とブラシのトータルバランス

アイキャッチ
記事概要

こちらの記事ではディテイリングブラシで洗車傷が入るかの実験を行っています。

内容としては

  • ブラシの種類による傷の入り方
  • 弱い塗装でのブラシ傷の入り方
  • 塗装の種類が変わったときに入るブラシ傷の入り方
  • ブラシの使い方による違い

上記内容を中心に検証している記事になります。

動画も作成してありますので、合わせてご覧ください。

道具の特性と使い方は大事!

こんにちは洗車マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。

洗車の細部洗浄に必須なディテイリングブラシですが、たまに言われるのが

ユーザー

ブラシ使ったら、物凄いキズが入ったんですけど…

なんて意見をもらうことが、あります。

だいたい、ディテイリングブラシを使って洗車傷を入れてしまった人の共通点として

だいたい、このような理由に該当する人が多いです。

ユーザー

じゃあ、4つの条件を守れていれば、ブラシによる洗車傷は確認できないということ?

テールウォーカー

そうですね。
塗装由来の問題であると、何をしてもキズは入りますが、ブラシを使う【対象物】【ツール(使い方)】の選択肢を間違えなければ、洗車傷は気にしなくて良いです。

そのため、ディテイリングブラシを使ったから洗車傷が入ったとは一概に言えません。

それを今回、洗車マニアのTW(テールウォーカー)なりに検証しました。

こちらの検証では、汚れに対するキズというよりは【ディテイリングブラシ】のキズに対する妥当性を調べている記事になります。

内容は微妙に違いますが、動画でも見れます
ピンポイントで読みたい方はこちら
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この記事の著者
テールウォーカー

カーディティラー&洗車メディア
テールウォーカー
tailwalker

【条件】ディテイリングブラシの傷で入るかの検証方法

ディテイリングブラシのキズの妥当性を見る条件としては

検証条件
  1. 【豚毛】【天然毛】【ソフトブラシ】の3種類で検証
  2. 力加減はブラシでキズがつかない作業方法と、ゴシゴシ汚れを落とす方法で作業する
  3. キズの妥当性を見るのに、ドライ時とシャンプー使用で検証
  4. 検証に使う塗装パネルは【マイクロファイバーでもキズが入る塗装】【オリジナル塗装だがシミもキズも付きやすい塗装】【通常の塗装】の3種類
  5. 潤滑剤として使うシャンプーは中性
  6. 室温であり、特に異常が起きる状態ではない

条件が分かったところで、すぐに検証を読みたい人はこちら⇨ここを押して検証から確認する。

検証に使用するディテイリングブラシ

ディテイリングブラシは色々な【素材】【硬さ】【長さ】【コシ】など色々なタイプがあります。

冒頭でも触れましたが、様々なタイプがあるブラシの中で、キズが入りやすいブラシを使って、洗車傷が入る・入らないなんて話をしても不毛ですよね。

ということで、今回は大きく3種類のブラシを使うことにしました。

使うブラシの3種類がこちら

検証に使うブラシは3種類
左から豚毛・天然毛・ソフトブラシ

だいたいよくあるのが、この3種類あたりでしょうか。

個人的に感じる解釈はこちら(検証後、検証前でも印象は変わらず)

使用箇所の適切さ豚毛天然毛ソフトブラシ
塗装××
無塗装樹脂
タイヤ×
ホイール
あくまで個人的な見解です

ちなみに豚毛と天然毛って、どっちも天然毛じゃないの?って思うかもしれませんが、詳しくは知りません 笑

個人的にはブラシに加工しているか、していないか?なのかなと思っています。

よく比較されるのが、この3種類なので、これで比較します。

とは言っても大事なのは製品自体の特性なので、素材が〇〇だから使わないというのは、もったいないかなと感じます。

テールウォーカー

使ってみないと、分からないってやつですね。

この3種類のブラシを使ってテストします。

完全に同じではありませんが、今回使っている同等品の製品はこちら

力加減は大、小でおこなう

ブラシの使い方は、基本的に毛先を遊ばせて使うような感じがベターと考えます。

ブラシを使う対象物によって、ガッツリ加圧するか決めますが、今回は塗装面に対するキズにスポットを当てているので、【毛先で遊ばせて使う方法】【加圧して使う方法】にて作業します。

ブラシの加圧のイメージはこんな感じ

ブラシを毛先で遊ばせる感じ
通常は毛先でシャカシャカする
ブラシを底付きするまで加圧
しっかりブラシが加圧されている状態
テールウォーカー

上記の画像の通り、ブラシの潰れかたに違いがありますが、このような感じで違いを作って検証をしていきますね。

検証に使う塗装パネル

検証に使う塗装パネルは3種類(全て黒の塗装)

  • 再塗装でマイクロファイバーでもキズが入る弱い塗装(今回のテストパネルとしては一番キズが入る)
  • オリジナル塗装だがシミとキズが付きやすい塗装
  • 通常の塗装

どれか一つで検証しても当然差が出るため、タイプが違う3種類の塗装にて検証します。

ちなみ今回使うパネルで、

研磨後とマイクロファイバーで何回も拭いた後の状態。

マイクロファイバーでもキズが入る
左が研磨後、右が何回もマイクロファイバーで拭いてキズが入った後

どういう塗装に対して使うかというのは検証において大事な項目ですね。

何をしてもキズが入る塗装というものは存在するので、ツールが悪いのか?塗装が悪いのか?の判断においても重要。

使う塗装パネルや、塗装の弱さに関する記事もありますので、あわせてご覧ください。

再塗装パネルはメーカーで塗られたものと比べると、良くも悪くも品質がバラバラなので、結果は極端な例になることがあります。

使うシャンプーは中性

ディテイリングブラシを使うさいは、潤滑剤であるシャンプーが必須。

ただ、【アルカリ性】を使うと塗装にキズを誘発してしまうことがあるので、基本的には【中性】のシャンプーを使います。アルカリ性の製品は物によってタイプが全然違うため、ある程度、統一性が取れる中性が無難ですね。

検証に使う中性シャンプー
中性シャンプーを使用してテスト

厳密に言えば、シャンプーの濃度や同じ中性シャンプーでも多少の差異はあるかもしれません。

とは言っても【通常】の中性シャンプーを使っていれば大きな影響はないと考えます。

中性シャンプーと言っても色々あるので、使っていて変な成分が入っていないであろうシャンプーをチョイス。

テールウォーカー

一概にアルカリ性だからダメという訳ではありませんが、今回はブラシの塗装面に対するキズの妥当性を見るのが目的なので、下手なノイズが入らないように中性シャンプーを使います。

【検証】ディテリングブラシでキズが入るか確認する

検証で使う条件は説明した通りです。

検証をおこなう内容は

検証内容
  1. ドライ状態でのブラシを擦ることによるキズの入りかた
  2. 塗装状態が違うことによるキズの入りかた

この2つを設定した条件の元で検証していきます。

ドライ状態でのキズの入りかた

最初はパネルにドライ状態で、ブラシを使ったらキズが入るのか確認。

研磨したパネルで、私が持っているテストパネルのうち一番弱い再塗装パネルにて検証。

ブラシを3種類で検証する
左から豚毛、天然毛、ソフトブラシ

外装の洗車において、ドライ状態でブラシを使うというのは【NG】ですし、間違った使い方とも言えます。

とは言ってもキズの妥当性を見るのにドライの状態とシャンプーを使用している状態での比較は確認していきたいところ。

ここでは各ブラシ自体でのキズの入りやすさを確認していきます。

テールウォーカー

水に濡れている状態やシャンプーなどを使うと、また結果も変わります。あくまで素材自体の検証です。

ドライパネル 豚毛にて検証

最初は豚毛から試していきます。

豚毛ブラシで優しく擦る
ソフトブラシで優しく擦っている状態
豚毛で優しく擦ったあと
微々たるものですが、キズが入っています
豚毛で強く擦る
次は豚毛で強く擦っていく
豚毛で強く擦ったあと
豚毛で強く擦った状態

ドライ状態においては、豚毛はキズが入りやすい(豚毛が悪いということではなく普通のことです)

下記画像は豚毛で【優しく擦った状態】と【強く擦った状態】の比較。

豚毛のキズ比較 ドライ状態
豚毛 左が【優しく擦った状態】右が【強く擦った状態】

だいぶキズに違いがありますね。

当然、力加減を間違えて使えばキズが入るのは普通です。

通常の洗車においても、力を入れないというのは一緒。

ドライパネル 天然毛にて検証

次は天然毛ですね。

あくまで個人的な見解ですが、天然毛タイプは製品的に先端が少し開いているというか、密度が少し低い感じ。

ただブラシに毛を挿しただけみたいなイメージを持っています。

良い意味で先端の密度が高くないので、力加減の微調整がやりやすいと感じています。

ということで、ドライ状態で洗車をおこなっていきます。

天然毛で優しく擦る
天然毛で優しく擦っている状態
天然毛で優しく擦ったあと
うっすらですが、キズが入っています
天然毛で強くする
次は天然毛で強く擦っていきます
強く擦ったあと
天然毛で強く擦ったあと

天然毛も同じように、ドライ状態で使用するとキズが入ります。

キズの入りかたは最初に試した豚毛よりは、うっすらかな?

ただこれは毛先の長さなどが変わってくれば、結果は変わるので参考程度にしといてください。

テールウォーカー

キズの入りかたは、豚毛とあまり変わらないかな。

下記画像は天然毛で【優しく擦った状態】と【強く擦った状態】の比較。

天然毛、ドライでのキズ比較
天然毛 左が【優しく擦った状態】右が【強く擦った状態】

どちらもキズが入ります。

天然毛は毛先でコショコショした感じだと、あまりキズが入りませんでしたが、ブラシ自体が硬いので、普段から塗装面に使うのは少し怖いかな〜。

テールウォーカー

キズを入れないということを考えると、もう少し安全にいきたい気持ちがあります。

ドライパネル ソフトブラシにて検証

最後はソフトブラシですね。

ソフトブラシは一番柔らかく、化粧で使うチークブラシと一緒です。

触っていても、柔らかいし、他のブラシと比較しても安全感があります。

テールウォーカー

私は塗装面をブラシで触る時は、ソフトブラシしか使いません。

こちらもドライ状態で試していきます。

ソフトブラシで優しくする
ソフトブラシで優しくコショコショ
ソフトブラシで優しく擦ったあと
ソフトブラシ うっすらキズが入っています
ソフトブラシで強く擦る
次は加圧した状態で検証
ソフトブラシで強く擦ったあと
ソフトブラシでも加圧すると、結構キズが入っている

こちらも当然の結果ではあるのですが、加圧しなければソフトブラシ自体がかなり優しいため、キズは入りにくい(うっすら入っていますが、マイクロファイバーでもキズが入る塗装なので許容範囲と考えます)

このようなソフトブラシでも加圧加減を間違えると当然キズになります。

テールウォーカー

ただ、これは加圧と言ってもブラシの付け根まで底付きしている状態で、試したためブラシの柔らかさを無視した状態になっています。

ということで、ソフトブラシでの弱い力と強い力で試した比較はこんな感じ。

ソフトブラシの比較
左側が加圧なし、右側が加圧ありの状態

個人的にはツールの状態って触っていて硬くなければ、何を使っても良い派なのですが、今回試した3つの中で【ソフトブラシ】のみ、触っていて優しいと感じるブラシです。

結果的にも一目瞭然。

塗装面に対して使うならソフトブラシが一番安全とも言えます。

【加圧なし】と【加圧あり】を一覧で確認する

とりあえず、ここでドライ状態のキズの入りかたを確認しました。

検証結果的にはこんな感じ。

力の入れ加減豚毛天然毛ソフトブラシ
加圧なし×
加圧あり×××
ドライ状態での比較

結果的に当然の状態になりました 笑

正直、この手の検証は微妙な力加減で結果が毎回変わることはありますが、傾向的にはこんな感じで間違っていないと思います。

テールウォーカー

塗装面においてドライ状態で使用する場面はないのですが、あくまでデータの一つとしてお考えください。

それでは、キズ比較を一覧でどうぞ。

加圧なしの状態
加圧なしパターン 左から豚毛、天然毛、ソフトブラシ
加圧ありの状態
加圧ありパターン 左から豚毛、天然毛、ソフトブラシ

上記の画像から見ると、豚毛・天然毛・ソフトブラシの順番で、キズの多さが入っているのを確認できると思います。

ここで確認して欲しいのは、キズが入ってダメとかではなく、どういう特性を持っているか?ということが大事。

そこで確認できるのが下記の内容。

  • デリケートな部分に使うなら、キズのつきにくい【ソフトブラシ】
  • キズが入るブラシ⇨汚れを書き出す能力が高い⇨キズが確認できない箇所で汚れを除去したいときに便利【豚毛】【天然毛】
テールウォーカー

傾向を理解したら、あとはその製品の特性を掴んで、使いこなすことが大事(あとは好みの問題)

弱い再塗装パネルでの検証

ブラシでどのようにキズが入るかは、ドライ状態の検証にて傾向を理解できたかと思います。

ここからは、実際に潤滑剤である中性シャンプーを使って、キズの入りかたを確認していきます(こちらも再塗装パネル)

こちらで確認することは

  • 実際にシャンプーを使って、どのようなキズになるのか?(シャンプーをつけて優しく触る)
  • シャンプーでキズは軽減されるのか?(強く擦ってキズを入れます)

と言ったところで施工していきます。

また似たようなことをやりますが、お付き合いください 笑

ここからはサクッとやっていきます。

下記の画像の通り、3種類のブラシにて、力加減を変えて検証していきます。

力加減は【加圧なし】と【ガッツリ加圧】でやりますが、【ガッツリ加圧】は塗装面における使い方としては間違っていますので参考程度にしてください。

豚毛で優しく
豚毛で強く
天然毛で優しく
天然毛で強く
ソフトブラシで優しく

ブラシを一通り入れましたので、また比較画像を並べていきます。

最初は豚毛から比較していきます。

豚毛比較シャンプーあり
豚毛でシャンプーあり 左が加圧なし、右が加圧あり

あとで再度比較しますが、ドライ状態と比べるとキズは明らかに減っています。

シャンプーを使って潤滑させたことで、キズの軽減に繋がっているのが分かります。

加圧なしにおいては、うっすらキズが確認できますね。

ドライ状態で使って、一番キズが入っていた豚毛ブラシを使っても全然結果が違うのが分かります。

次に天然毛。

シャンプーあり天然毛ブラシ傷比較 
天然毛でシャンプーあり 左が加圧なし、右が加圧あり

豚毛同様、天然毛でもシャンプーを使うとキズが入りにくくなるのは一緒ですね。

そもそも同じような毛なので、当然結果は似てきます。

最後にソフトブラシ。

シャンプー有りソフトブラシで傷比較
ソフトブラシでシャンプーあり 左が加圧なし、右が加圧あり

ソフトブラシも結果は他同様に変わらない結果になっています。

一番優しいと言われるソフトブラシの加圧なしでもうっすらキズが入っているのを確認できます。

テールウォーカー

そもそもマイクロファイバーでも、キズが入るような塗装を触る以上、キズを入れないというのは難しい…
十分問題ないと言える範囲であると考えます。

なぜブラシの硬さが違うのに、同じ結果になった考察をする前にドライとシャンプーありで結果がどう変わったか、画像にて一気に比較。

最初は加圧なし。

上の3枚がドライ、下の3枚がシャンプーあり。左から豚毛、天然毛、ソフトブラシ

上の3枚がドライ、下の3枚がシャンプーあり。左から豚毛、天然毛、ソフトブラシ

上記の画像の通り、シャンプーあり・加圧なしで使う分には結果は大きく変わらない。

加圧なしの場合はシャンプーを使ったことにより、塗装面が滑るようになっているので、

加圧していないつもりでも、人によって加圧なしの加減はそれぞれです(これが本当にクセモノ)

その時にブラシの素材部の硬さが、キズの入る有無に関係してきます。

キズの入りやすさ
加圧なし
少し加圧
強めの加圧

力加減によって変わりますが、ブラシの種類によってキズの入りやすさのレンジは異なります。

キズは入りやすいが、汚れを掻き取る能力が高いのは【豚毛】【天然毛】と考えます。

キズの入りやすさが穏やかなのが【ソフトブラシ】

ザックリこの2種類をグラフ化すると、下記のようなイメージ。

豚毛・天然毛のキズの入りやすさ
加圧なし
少し加圧
強めの加圧
ソフトブラシのキズの入りやすさ
加圧なし
少し加圧
強めの加圧
テールウォーカー

あくまで私の見解ですが、上記のような印象を持っています。

次に加圧ありでドライとシャンプーを一気に画像で比べます。

上の3枚がドライ、下の3枚がシャンプーあり。左から豚毛、天然毛、ソフトブラシ

ドライとシャンプーを加圧して比べたブラシ傷の状態
上の3枚がドライ、下の3枚がシャンプーあり。左から豚毛、天然毛、ソフトブラシ

加圧をガッツリした状態で比較すると、シャンプーによってキズの抑制がされているのが、よく分かります。

ここでおかしいのが、シャンプーありのキズ比較において『さっき言ったことと全然違うじゃん?』って思いませんか?

一番キズが入るとされていた【豚毛】よりも、【天然毛・ソフトブラシ】の方がキズが入っています。

これも道具の特性の一つです。

ユーザー

ちょっと、何言っているか分からない…

テールウォーカー

ここを理解すると〇〇だからダメだという理由が不毛になるのが分かります。

キズの入りやすさというのは【素材の硬さ】【潤滑剤】【塗装の状態】によって左右されます。

塗装面に対するキズの条件

この中で一番硬いのは【豚毛】でブラシのコシ自体も一番強いです。

ドライ状態においては【素材の硬さ】が結果に直結しますが、ここに【潤滑剤】が混ざってくると話は変わってきます。

なぜなら塗装面において【滑る】という観点が出てくるためです。

今回日比較したブラシの種類においては豚毛より【天然毛・ソフトブラシ】の方が柔らかい。

弱い加圧をしていると、潤滑剤により結果はあまり変わりませんが、強い加圧をした時に、柔らかい素材の方が塗装面にグリップします。

逆に硬いほうは滑っていく傾向にあります。

今回のケースで言えば、結果的に硬い豚毛の方が強い力でやればやるほど、滑ってキズが入らなかった。

天然毛とソフトブラシは柔らかいぶん、塗装面にグリップしてしまいキズが入った。

テールウォーカー

とは言っても、これは思いっきり加圧したパターンの話。普段の洗車結果がこうなる訳ではありませんし。条件が変われば結果も変わります。

今回の加圧は塗装面使うレベルの加圧じゃないです。ソフトブラシなんかは柔らかすぎて、持ち手の部分まで底付きしてましたからね。ソフトブラシの特性を全て殺してゴリゴリしてました 笑

ソフトブラシは特にシャンプーを使っていると塗装面に対して、グリップする傾向にあるので弱すぎる塗装に対してはキズが入る可能性があります。

ソフトブラシは微妙な加圧で変わる
左が全く加圧なし、右はブラシが微妙に潰れる程度の加圧
テールウォーカー

弱すぎる塗装に対しては、微妙な加圧で結果が変わることも…

力加減は水物なので、簡単に結果は変わったりします。

さらにブラシという特性上、【滑らす】というよりか【擦る】という行為になりがちです。どうしてもブラシみたいなものを持つとペン的(書く行為)な感じで使用してしまうんですよね。

なので『シャンプーを使ったから大丈夫』ではなく、【シャンプーを使って滑らす】ということを意識することが大事。

話は少し変わりますが、コーティングのパフォーマンスで、塗装面を【滑らす】ことで、塗装にライターを思いっきり当ててキズが入らないというパフォーマンスがあります。

それはただ滑って、キズが入りにくいというだけです。

検証記事あります⇨コーティング硬度とは?9Hのコーティングって本当にキズ入らないの?

なので洗車道具は擦るというよりは【滑らす】ということを意識した方がキズは防ぎやすい。

言ってることは極端な例になりますが

ツルツルの鉄板の壁に対して鉄の手袋(あくまで例え)で登ろうとしたら当然摩擦しないので、滑る。

逆にゴム手袋だとグリップするので滑らないで登れる可能性があります。

その時に【使うツールの特性】【潤滑剤】【塗装の状態】のバランス状態でキズが入るか決まると言ったイメージ。

テールウォーカー

まあキズが入るときは色々なパターンがあるよ。ぐらいで覚えていればOK。

またキズがつくと言っても【浅いキズ】【深いキズ】のつき方はドライ状態と同じような傾向かな〜。

塗装面に対しては基本ソフトブラシで良いと思っている派です。

他のブラシだと塗装に対してブラシの形が追従しにくいこともあって、加圧しすぎることも。

まあこの辺は形状に対してブラシのサイズなどを変えれば良いだけの話ですね。

  • シャンプーで洗車傷の軽減は可能
  • 加圧なしだと、ブラシによるキズは大差ない
  • キズの入り方は様々なパターンがある
  • ブラシは滑らすことを意識した使い方が大事
  • 基本は毛先でコショコショする。力を入れない

キズ・シミが付きやすいオリジナル塗装での検証

基本的には、ここまで説明したことがほとんどなのですが、先ほどの塗装は【再塗装した塗装】

次は弱い塗装でもオリジナル塗装で変わるのか?ということを調べていきます。

それでは早速やっていきます。

ここでは強く擦っても意味ないため、キズが入らないような使い方をしていきます。

テストするパネルはトヨタの樹脂パネルで、すぐにシミとキズがつくパネル。1ヶ月放置しただけで、研磨しないとイマイチな状態になる不思議パネルで試します。

樹脂パネル研磨前
多少のシミとキズがある状態
樹脂パネル研磨後
研磨後、この状態からテスト
豚毛で優しく擦っていく
オリジナル塗装に豚毛で優しく
オリジナル塗装に天然毛で優しく
天然毛で優しく擦っていく
オリジナル塗装に天然毛で優しく
オリジナル塗装にソフトブラシで優しく
ソフトブラシで優しく擦っていく
オリジナル塗装にソフトブラシで優しく

ブラシで擦った後に早速確認。

濯いだ後の、拭き跡とキズの判断がつきにくいですが、こんな感じになりました。

オリジナル塗装に対して豚毛でやった結果
豚毛 うっすらキズ。右の照明の方が見やすいかも
オリジナル塗装に対して天然毛でやった結果
天然毛もうっすらキズ。
オリジナル塗装にソフトブラシで優しく
拭き跡はあるがキズは確認できない

微妙な違いですが、【豚毛・天然毛】はうっすらキズが入っているものの【ソフトブラシ】はキズの確認ができない。

これは再塗装パネルと比べた時にキズが入る感じが微妙に違う。

これが、塗装が違えば結果は変わるって状態でもあります。

テールウォーカー

何回もいうけど、ソフトブラシを使っていれば塗装面に対して、問題は起きにくい。

通常の塗装での検証

ここまで弱い塗装で試してきましたが、最後に私のクルマの塗装にて検証。

色は同じ黒で、ダイハツの【ブラックマイカメタリック】で試していきます。

この塗装はマイカ(パール)とメタリックが大量に入っている塗装。

私の触っている感じだと、塗装的にはクセもなく良い塗装と認識しています。

研磨後
ソリッドとは違い、大量のパール、メタリックが入っている

これでどれぐらいキズが入るのか確認していきます。

この塗装においてキズの確認があまりできない場合、他の濃色車でも問題ない。

テールウォーカー

厳密に言えば、違いは出るけど、ほぼ差はないと考えます(ソリッドカラーやソリッドカラーに近いパール・メタリックカラーは別)

テールウォーカー

いつも思うのが、ぱっと見で、数粒しか入っていないようなメタリックとかパールカラーって意味あるのかな?

このパネルにおいては、一番キズが入りやすいと思われる豚毛のみ、加圧なしで実験。

その結果を持って、他のブラシは同等、またはそれ以上にキズが入らないとして認識します(実際に変わらないしね)

あとは加圧してどれぐらいキズが入るか?3種類のブラシにて確認。

テールウォーカー

とりあえずの検証としてはこれが最後。

ということで豚毛を使い、加圧なしで擦っていきます。

豚毛で優しく豚毛で擦る
豚毛で優しく擦っていく
豚毛で優しく擦ってキズなし
キズは確認できない

【キズが入りやすい・見やすい塗装】でキズをほとんど確認できなかったのだから、こうなる結果は分かっていましたが、再度確認。

よって加圧をしなければ、塗装に対してディテリングブラシが要因のキズは入らないと認識します。

テールウォーカー

3種類の塗装で試したことで、ディテイリングブラシでキズが入るとは一概に言えないのが理解してもらえたかと思います。

念のため、天然毛、ソフトブラシでも試していますので過程の画像はありませんが、結果の画像を一覧でどうぞ。

加圧なし比較
左から、豚毛、天然毛、ソフトブラシ キズは確認できず
テールウォーカー

加圧しなければ問題ないです。

最後は3種類のブラシにて、毛先のコシを活かすような感じで加圧していきます。

豚毛でしっかり加圧
豚毛でしっかり加圧
豚毛で加圧後の塗装状態
豚毛でしっかり加圧した状態では、キズが確認できる
天然毛でしっかり加圧
天然毛でしっかり加圧
天然毛で加圧後の塗装状態
天然毛でしっかり加圧した場合も、確認しにくいがキズを確認できる
ソフトブラシでしっかり加圧
ソフトブラシでしっかり加圧
ソフトブラシで加圧後の塗装状態
ソフトブラシでしっかり加圧した場合は、キズをほぼ確認できない(あるはある)

この塗装パネルでは、再塗装パネルと違い【豚毛】の方がキズを確認でき【天然毛・ソフトブラシ】の方がキズを確認できなかった。

先ほど言ったように、条件が変われば結果も変わりましたね。

とは言っても、塗装面に対して力を入れて使うのはNGだし、人の加圧加減なんて当てにならない(自分が試した時も数回やりましたが、微妙に結果が違う)

加圧した結果なんて、水物でしかなく、あまり当てにはならないことも重要なポイントですね(自分の今回も検証も含めて)

テールウォーカー

何回も言うけど、塗装面に対してブラシで力を入れるのはNG!

ここで再度、キズの状態を一覧にて比較。

ブラシ加圧比較
左から豚毛、天然毛、ソフトブラシ

今回はあくまで、塗装面に対しての結果なんで【豚毛・天然毛】が悪い【ソフトブラシ】が最高なんて話ではありませんので注意してください。

逆に無塗装樹脂においては、自分はソフトブラシを使いません。だからと言ってソフトブラシが無塗装樹脂で使えない訳ではないです。

ブラシを使う時になんの意図があるのか?何を目的で使うのかでも、ツールのチョイス方法は変わってきます。

同じ洗車用品で【マイクロファイバー】【スポンジ】【ムートン】なども比較されたりしますが普通に使っていれば、言うほどキズは気になりません(検証記事あり⇨道具よりも使い方が大事!スポンジ・マイクロファイバークロス・ムートンの洗車傷比較実験

でもブラシは明らかに硬さが違うし、同じような使い方で、使うと大きなキズの原因になります。

力を入れないと言っても力が入ってしまうのがブラシの特徴。

なので実際に豚毛を使って、キズが著しく入ったって言う人は多いです。

これを防ぐには【ソフトブラシ&シャンプーを使う&加圧一切しない&筆先でだけでコショコショする】ということを意識するとキズを入れるリスクが減りそうですね。

テールウォーカー

結局は道具の使い方が大事ってこと。キズが入らなければ【豚毛】を使おうが【天然毛】を使おうが【ソフトブラシ】を使おうがOK。

【まとめ】 ディテイリングブラシでの選択と使い方を間違えなければOK

ブラシを使うときは筆先だけを使うように意識しよう。
まとめ
  • 塗装面に出来るだけキズを入れたくないなら【ソフトブラシ】が無難
  • 加圧をすればキズが入るのは当たり前、基本は加圧をしない
  • 筆先でコショコショすると良い
  • 擦るのではなく、【滑らす】ことを意識する
  • シャンプーでしっかり潤滑させてキズ軽減
  • ブラシにも適材適所の使い方がある
  • 【ブラシのチョイス】【潤滑剤】【塗装の種類・状態】の条件によってキズの入り方は異なる(この辺の内容をもう一回見たい人はこちら

ディテリングブラシを『パフォーマンスでなんの意味もない』なんていう人もいますが、色々な汚れに対してアクセスを増やせるディテイリングブラシは、細かいところをキレイにしていくという意味では必須ツール。

高圧洗浄機と併用することで、お互いが苦手な隙間汚れに対して効率よくアクセスすることもできますし、細部洗浄のクオリティを上げることも可能になります。

何よりも洗車を楽しくおこなうという点においては、優秀なツールですよね。

【洗車を楽しく過ごせる⇨洗車が習慣化する⇨キレイの維持が捗る】という良いスパイラルを作り出せるかも。

あなたもディテイリングブラシを正しく使って、クルマを楽しくキレイにしませんか?

以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。

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