今回はDIYポリッシャーの代表である『RSE-1250』の記事になります
研磨マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。
やはりクルマをキレイにすることの醍醐味といえば『車磨き』ですね♪
『雨染み』『イオンデポジット』『ウォータースポット』もある程度キレイに除去ができて、少しでも艶を引き出して新車みたいにピカピカにしたいですよね?
車磨きをしたいけど、どうしても手磨きで磨くとなると大変だしキレイにならない。それを楽しく、よりキレイにしてくれるのに『ポリッシャー』が必要!
電動工具でDIYの手助けとなるのが「ポリッシャー」です。どういった道具かと言えば、研磨機です。車などの塗装面でも綺麗に磨きをいれることができる便利な道具です。
ポリッシャーの基本的な記事も書いてありますので、初歩から知りたい人はコチラも見ていただけると『車磨き』の理解も深まりやすいと思います。
今回は初心者からプロまで愛される名機RYOBIのRSE-1250を紹介していきます。
RYOBI RSE-1250はランダムアクションサンダーというジャンルになりますが、基本的にダブルアクションポリッシャーとしての部類で見て良いと思います。
RSE1250はマジで使いやすい!初めて使う人も使いやすい要素が一杯ある素敵なポリッシャー♪
ポリッシャーを初めて買う人であれば買っとけば間違い無い!これをベースに欲しいタイプのポリッシャーを買い足す方が賢い。
ポリッシャーを色々買い足しても、RSE1250は使う選択肢に残るポリッシャーの1つに含まれることが多いと思います。
TW(テールウォーカー )もメインで使用する名機でもあります。ノーマルだと物足りないのでカスタムした状態で作業しています♪
なぜ初心者に好かれてプロにも愛されるのか?
ポリッシャーに慣れていない人とポリッシャーを使い慣れている人であれば求めるところは違うようになるのでは?
このようなことも含めて紹介していきます!
RSE-1250の性能
- 木工研削や車磨きなど多用途に使える
- 回転運動+偏心運動で研削ムラの発生しにくい
ランダムオービットサンダ - 用途にあわせて回転を変えられる
- 回転数調整ダイヤル付 1〜6のスピード調整ができます
- パッド寸法 123mm
- 回転数 6,000~12,000min-1
- 電流 3.3A
- 消費電力 300W
- 質量 1.5kg
- サイズ 長さ226×幅123×高さ151mm
- オービット 2.5mm(回転しているときの振れ幅)
- 電源コードの長さ 2m
オービットが大きければ研磨力が高くなり、低ければ研磨力は下がります。
木材をペーパーがけしたい時もあると便利で、DIYに幅広く対応可能。
回転調整できるのも大きなメリットです。精度の高い研磨をするのに『調整』ができるのは大事なポイント!
全国のホームセンターで¥13,000ぐらいで購入でき、何かあってもすぐに買えるのは大きなメリット。
ポリッシャーを買おうとしても、その辺で売ってませんからね^^;
販売業者が最寄りにあれば対応できる可能性はありますけど、ない場合だと通販などで買っても2、3日かかり作業が止まってしまうこともあります。
RSE1250はその心配をする必要がない。お店が開いていれば調達できる可能性が高いので、2時間もあれば対応できます♪
起動スイッチの場所はハンドルの根元にあります。
これを押すとポリッシャーが回転し始めます。
オフにするときは反対側に同じようにあるので押せばオフになります。
今の状態はOFF側の方からスイッチが出ているので、現状はONになっている状態です。
回転数調整のダイヤルは上部についています。
TWは基本的に『3〜4』のレンジをメインで使用しています。あとは磨く場所に応じて回転数を落とすくらいですね。『5〜6』は使っていません。
初心者でも使いやすい理由
初心者でも使いやすい理由として
- コンパクトで軽く操作性に優れている
- 長時間使用していても疲れにくい
- 回転数が調整できることにより使いやすいスピードで使える
- ノーマルの状態だと、トルクがないためキズを除去できるような磨きはできず、艶が出るような磨きになる(あんまり磨けない=安心感がある)
- シングルポリッシャーやギアポリッシャーはトルクが大きいため初心者では使うのが大変
- 価格も安く、ホームセンターで気軽に買える
- 気軽にカスタムでき、カスタムしたことで使いやすくなる
上記のような理由が考えられると思います。
実際、今まで10種類ぐらいのポリッシャーを使いましたが、操作性はピカイチ!女性でも最初からスムーズに使えるぐらい『軽く』『コンパクト』なので、他のメーカーの追随を許しません^^
あとはワックスを塗り伸ばしてあげる役目としても優秀!ウレタンスポンジにワックスをつけて回してあげることでキレイに伸ばせますし、何も付いていないキレイなウレタンバフを回してあげることで、ワックスをキレイに拭き上げることが可能です^^
スケール(雨ジミ、ウロコ、水垢)は本来ケミカルにて一掃してから磨きますが、ケミカルを使うのが怖い人が、そのままポリッシャーで回してある程度キレイになればいいなーと思ったときに手を伸ばしやすい製品ですよね。
ポリッシャーなら持っていれば、ずっと使えますしね^^
ポリッシャーの方が分かりやすいし、なんか所有してて満足感があります 笑
初心者の方でもケミカルを理解することで、車磨きのハードルが下がりますので、ぜひ試してみて欲しいです♪
プロでも使う理由
なぜ初心者用と言われるポリッシャーをプロが使うのか?
- 改造することで、性能大幅アップ(プロの方は、ほぼカスタム済みのを使っている)
- ポリッシャーの操作性が良く、精密な研磨がしやすい(キワの部分など)
- 機材にトラブルがあってもすぐに対応できる
- 低パワーで少しでも研磨量を減らしたい(塗装をできるだけ減らさない)
- 低オービットでこれだけ研磨力が出るのはRSE1250だけ
プロの方でも初心者と同じように、『ポリッシャーの操作性が良い』『どこでも買える』『研磨量を減らしたい』など捉える感覚が違うだけで、ほとんどメリットは初心者の方と一緒です。
プロの方が使うメインのポリッシャーは2018年現在で、RUPES(ルペス)というメーカーがメインになっています。
恐らく世界で一番磨けるダブルアクションポリッシャーメーカーと言っても良いと思うレベル。
『RSE-1250』がオービット2.5mm
『RUPES』のスタンダードなポリッシャーでオービット12mmがあり、最大で21mmまであります。
スタンダード機種でもオービット約6倍のハイパワーポリッシャーです。
しかし研磨スピードが早いぶん仕上げやキワの研磨には、不向きな部分があるので『RSE 1250』を仕上げ用のポリッシャーとして使うこともあります。
プロの中でも『RYOBI RSE-1250』『RUPES』の選択は永遠の課題だな〜と個人的に感じてます。どちらも甲乙つけ難し^^;
RSE-1250、RUPESどちらもそうなのですが、ノーマルでは正直使いにくいです 笑
どちらもカスタムすることで、性能を大幅に上げれることもプロが使うことで重要な要素の1つ。
意外とがっつり改造できる機種は少ないです。カスタムできるポイントは数点あるのですが、大幅な効果を見込めるのはこの2機種だと思いますね
そういう面ではRSE-1250は改造したときのコストパフォーマンスは異常 笑
テールウォーカーのRSE1250のレビュー 改造方法
誰でも使いやすいポリッシャーで、手に入れやすく、それなりのキレイであれば割と簡単にしてくれる優れたポリッシャーだと思います。
しかし普通に使っているだけでは大量の洗車傷が除去するまでに、かなり時間がかかることも…
コンパウンド、バフの組み合わせが非常に大事になり、加圧やモーションを駆使することで、研磨スピードがグッと上がります^^
RSE1250でよく入る傷もあるので、それに気をつけながら磨くことも大事。
『研磨スピード』『研磨精度』をあげるには技術、知識がないと満足いく結果にならないかもしれません
TW的には特性を掴めば、性能を引き出せるポリッシャーと感じます。それを理解していないと満足できない可能性は高いのかなと思います。
そういうTWも仕上げが難しい状態の塗装だと四苦八苦していますので、まだまだです^^;
仮にRSE1250を使いこなせれば、コンパウンドを活かした磨き、モーションをした磨きなど磨きに関する知識が増えると感じるのでオススメです♪
自分を育ててくれるポリッシャーですね^^
個人的にあと気になるのは、配線の長さが個人的には気になります。2mの長さしかないと、脚立の上で作業をしているときにコンセント部分が脚立に引っかかって、コードが突っ張ってしまい思わぬ動きをしてしまうことがあるので注意した方がいいですね。
TWはRSE1250用の5mの長さのコードがあるので、それに付け替えて余裕がある状態で作業ができます♪
付け替えるには配線をギボシでかしめるか?ハンダで固定しないといけないので、少しめんどくさいですね^^;
配線をつけるのが苦手、めんどくさい人には『RYOBI PED130KT』という商品があるので、それは最初から5m仕様になっているのでそれを買うのもあり♪
RSE-1250をするにはオレンジのパッド部分とボディの間に黒い『ブレーキリング』というものがあるので、それを外すだけでも全然違います。
アップにすると分かりやすいのですが、パッド部分とボディの間に黒いのがあるのがわかるでしょうか?その黒いのが『ブレーキリング』です。
そこで、このブレーキリングを取り除いて抵抗を減らそうということです。
ブレーキリングとパッドは常に当たっている状態で、回転している時もブレーキをかけてしまってしまっている状態。
結果的に回転力が落ちてしまいます。
なのでパッドが回ろうとするのをブレーキをかけこれを外して上げることで、パッドがスムーズに回るようになり、全然別物の機械になります 笑
プラスネジ4本で止まっているだけなので、これを外して
この黒いのを引っ張れば取れるので、取ったらあとは戻すだけです^^
これでパワーアップです!! 笑
体感的にも笑えるくらいパワーアップしているので作業してて楽しいです♪
ポリッシャーに慣れてない人は最初は怖いと思いますが、慣れてくると、この状態の方がシックリきますよ!
基本的にプロはパッド自体を変えることが多く、TWも改造品である低重心パッドを変更して『RSE-1250改』にして使っています。
パッドが黒く、薄くなっているのが分かると思います。
これもブレーキリングを外している状態にして、取り付けした方が賢いです♪
本来、ブレーキリングを外さなくてもパッドを変えることで、ブレーキリングと干渉せずに回るはずなんですけど、ゴムが変形するからなのか製品の誤差なのか分かりませんが微妙に当たってしまい、ブレーキがかかってしまうことがあるので個人的には外してしまった方が賢いと思います。
ブレーキリングをつけたままだと振動でハマっている位置から落ちて干渉してしまうことも…
ここで思うのは改造しないで回転数あげればいいじゃんと思うかも知れませんが
強く押さえつけ、早く回転させることにより摩擦熱が高くなり、塗装面が柔らかくなり傷が入りやすくなってしまうのは大きいデメリット
また、熱によるコンパウンドの焼き付きがおこりやすくなってしまいます。
ダブルでは熱が上がりにくいのが1つのメリット。その旨味を消してしまうのは、勿体無い。
そこでこの改造をすることによって、低回転でも力強く回転するトルクが得られる上に、熱を上げないことで精度の高い研磨を可能にしてくれます。
シングルやギアほどのトルクは得られませんが、削りすぎにくいダブルアクションで『最小の研磨量で最大の美しさを引き出すことが可能』になり作業効率の大幅アップが見込めます♪
パッド部分はPROVIDEで購入するのが一番間違いないのですが、サクッと買いたいという方は
こちらからどうぞ
同じ製品なので安心してください^^
ブレーキリングを外したあとにこれをつければ、プロ仕様という簡単カスタムなので、是非試して欲しいですね♪
RSE1250のメリット、デメリット
簡単にですがメリット、デメリットをまとめました!
- 全国どこでも購入できて、安い!
- カスタムすることで性能大幅アップ!(カスタム後は初期研磨から仕上げ研磨までOK)
- 軽量、コンパクトで使いやすい
- 低パワーのため、出来るだけ塗装を残すことができる(パワーがあるポリッシャーと比べると研磨量を減らせる)
- 精度の高い研磨が可能
- 素人からプロまで使える
- ダブルならではの叩き傷が入りやすい
- カスタムしないと研磨力が低くイマイチ(カスタムすることで改善)
- 見た目の初心者感が凄い 笑
- ハイパワーポリッシャーと比べたら研磨スピードは劣る
デメリットは使い方次第で改善できるので、見た目以外はデメリットないと思ってます 笑
Japanese polisherに相応しい名機だと思いますのでぜひ使ってみて欲しい!
オススメ度
スペックは一緒だけど、コードが最初から5mあるタイプ