こんにちは洗車マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。
自分のクルマをコーティングする前に脱脂が必要なのか?必要ではないのか?意見が分かれることがありますよね。
個人的にはメンテナンス時のトップコートやワックスの再施工時はいらない派ですが、研磨後のコーティングをするなら脱脂は推奨派です。
個人的には研磨後の脱脂はシャンプー洗車で十分だと思っていますが、研磨後の状態によってはシャンプー洗車では不十分なこともあります。
ただ溶剤で脱脂するとなったときに候補にあがるのが
- シリコンオフ
- IPA
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_1164.jpeg)
ただどちらも脱脂力が強く、塗装にダメージを入れるリスクが高い。
IPAやシリコンオフでは塗装を溶かしてしまい、キズを入れてしまうリスクがありますし、弱い塗装であればあるほど折角仕上げた塗装を壊してしまうリスクも…
そんなときに便利なのがGYEONの【PREP】になります。
GYEONのPREPは拭き取りも簡単ですし、脱脂力も最低限のセッティングになっており、非常に使いやすい製品になっています。
今回GYEONのPREPを使ってみて感じたことは下記
上記を踏まえてレビューしていきます。
GYEON PREPの特徴
- コーティンを行う前の前処理として使用する脱脂剤
- クレンジング効果と脱脂作用により、油膜の汚れや古いワックスを取り除き、滑らかで静電気のない塗装面に仕上げることができる
- 製品サイズには【500ml】【1000ml】【4000ml】がある
- 使い方はスプレーして拭き上げるだけ
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製品説明には上記のように書いてありますが、ワックスなどを強力に脱脂するほどの力はない印象(あとで含めて検証していきます)
![プレップ](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/BD75D54A-5858-4657-8660-A6BE0955B230_1_105_c.jpeg)
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![プレップ](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/9C7361D8-1E08-445B-B857-635713A3C771_1_105_c.jpeg)
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![プレップ](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/79C2BDE2-6F64-474B-A894-BD405F998733_1_105_c.jpeg)
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GYEON PREPの使い方
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基本的にはスプレーして拭き上げるだけだが、今回は実際に研磨後に使っていくような感じでやっていきます。
まず脱脂状態が分かりやすいようにシングルアクションで研磨していきます(シングルが一番磨き傷が分かりやすいため)
![これから研磨する](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/8C655443-EDC2-49EE-995A-2516B632AEAC_1_105_c.jpeg)
![これから研磨する](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/8C655443-EDC2-49EE-995A-2516B632AEAC_1_105_c.jpeg)
![研磨中](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/90B56EBB-3D12-4480-8977-E83DC3E6F298_1_105_c.jpeg)
![研磨中](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/90B56EBB-3D12-4480-8977-E83DC3E6F298_1_105_c.jpeg)
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/60A04083-0E63-49B0-A706-5DAFBF94C5B3_1_105_c.jpeg)
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パッと見は仕上がっている感じに見えます。
研磨後にPREPを使って脱脂していきます。
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/9ECD2B0B-E403-4D90-9650-F1358770FDF0_1_105_c.jpeg)
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![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/C9BCA7C0-9BC2-4222-A3C9-94B196973185_1_105_c.jpeg)
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これがシリコンオフなどだと、なかなか拭き上げられないし、溶剤で塗装にダメージが入っているのが分かることもあります。
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/14134BBE-BAC8-4821-AAFF-4F5D711FB721_1_105_c.jpeg)
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![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/B9E0958F-6ACB-41B4-AC79-1CFBB53123FF_1_105_c.jpeg)
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上記の写真だとカメラで補正がかかってしまって照明の明るさが違うように感じますが、実際にこのような感じに見えます。
上記のように研磨後に脱脂をすることで隠蔽されていた状態が確認できます。
使っているコンパウンドや磨き方によって、磨き目がどの程度隠蔽されてしまうか変わります。
今回使っているテストパネルは拭き上げると、必ずキズが入ってしまう塗装なので、何をしてもキズは入ってしまいます。PREP使用後の状態はシャンプー洗車後に拭き上げたときと、同等ぐらいなので脱脂でキズが入るとは思わなくても良いかも(キズなく仕上げる場合には使わないパターンもあります)
ワックスを除去できるほど、強力ではない
古いワックスや油膜を除去できるとの製品説明にありますが、基本的にPREPは研磨後やコーティング前の脱脂向けケミカルです。
古いワックスなど、汚れを除去するときであればメンテナンスクリーナーと呼ばれる製品を使ったほうが良い結果になりやすいと思います。詳しくは【脱脂と油脂汚れ除去の違い】違いは対象に対するアタックの違いをご覧ください。
簡単にですがワックスを施工後にPREPを使用して状態を確認してみます。
![ワックス施工](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/81CFB683-D877-4A35-A763-8FAB23166581_1_105_c.jpeg)
![ワックス施工](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/81CFB683-D877-4A35-A763-8FAB23166581_1_105_c.jpeg)
施工後バチバチに撥水しています。
![施工後撥水している](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/72B6926F-CA93-4413-98DA-F880C732F205_1_105_c.jpeg)
![施工後撥水している](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/72B6926F-CA93-4413-98DA-F880C732F205_1_105_c.jpeg)
![PREPにて脱脂](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/B264D15B-B786-4734-8B7E-1D731486273B_1_105_c.jpeg)
![PREPにて脱脂](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/B264D15B-B786-4734-8B7E-1D731486273B_1_105_c.jpeg)
![PREP施工後、撥水が弱くなったものの撥水はしている](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/2B0D5177-4C7F-4BF0-A758-D827BC2D9A59_1_105_c.jpeg)
![PREP施工後、撥水が弱くなったものの撥水はしている](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2022/06/2B0D5177-4C7F-4BF0-A758-D827BC2D9A59_1_105_c.jpeg)
PREPで脱脂後、撥水は弱くなったもののワックスは生きているように感じる。
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_1164.jpeg)
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基本的にワックスを除去するなら、メンテナンスクリーナーと呼ばれるものの方が効果は高いように感じますね。
商品説明には古いワックスの除去と記載されているため、施工直後では効果は分かりにくい。
あくまで余計な油分を脱脂するようなイメージかな。
コーティングをする前にPREPで脱脂したほうがよいのか?
個人的な見解では【使えるなら使った方がよい】という印象になります。
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そう思う理由として、脱脂はシャンプーで十分と思っているからです。
使っているコンパウンドやケミカルよってはシャンプーでは不十分な場合もあるので、その場合は必要になってきます。
あくまで私の印象でしかないのですが、コーティング前の脱脂は塗装の上にある油分を除去するというよりは、塗装面を薄ら荒らすことによって足付けするイメージです(塗装面に確認できる傷を残さない前提)
少しでもコーティングの効果を高めるのならPREPなどを使って脱脂したほうが良い結果になりやすいと思います。
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使えるところ場合であれば、全然ありですね。
私としても研磨時のマッチングが不安な時とか、塗装状態によっては普通に使っています。
溶剤が強すぎず、脱脂してもダメージが入りにくい状態になっているのは個人的に最高。
シャンプーだけだと脱脂が甘いときもありますしね。フィニッシュ状態によっては再度洗車して状態確認するのも、めんどかったりするので…笑
研磨やコーティングにこだわりがある人にはおすすめ
個人的にはあくまでDIYで研磨とかする人以上向けのケミカルといった印象。
『脱脂しても違いがわからない』とか感じる人であれば酸性ケミカルやメンテナンスクリーナーを使ったあとにシャンプー洗車すれば基本的に問題ないし、効果も感じやすい。詳しくはキレイの維持 ケミカル洗車をやらなければ、塗装は汚れていくだけ
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_1164.jpeg)
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汚れの除去方法が分かってないまま使用すると、汚れの上から使用してしまい、効果を感じにくいケミカルになってしまうかもしれません。
そういう点を踏まえると、ある程度分かってる人向けのケミカルになってしまうと思います。
ただ、理解している人からすると重宝するツールとも言える。
個人的にはこれから使いつづけるケミカルのひとつですね。
まとめ 汚れの除去方法が理解している上で、使うのがおすすめ
GYEONのケミカルは使いやすい製品も多く、PREPも脱脂剤としては非常に使いやすいレベルになります。
個人的には脱脂剤を使いたいパターンの時には、重宝しているケミカルですね。
あなたも研磨後やコーティング前にPREPで脱脂して、楽しい洗車ライフを過ごしてみませんか?
以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2019/03/IMG_3403-300x225.jpg)
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![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/12/IMG_2737-1-300x225.jpg)
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