今回は撥水シャンプーを洗車マニアから見た考察をした記事になります。
撥水シャンプーといえば、非常にお手軽にクルマをキレイに出来て、なおかつバチバチの撥水をしてくれる便利なシャンプーですよね?
ところが洗車マニアやプロからは敬遠される製品の1つでもあります。
TW(テールウォーカー)も今まで使わない製品の1つです。現段階でもほぼ使うことはないと思っています。
しかし、車のキレイを維持する中でコダワリが少ない人もいます。
その中で、撥水シャンプーを使って維持する方が一般ユーザーにとってプラスに働くこともあるのかなと。
なので今回はTW自身も、撥水シャンプーを見直してみようと思い記事にしてみました。
撥水シャンプーとは?
撥水シャンプーとは文字通り、シャンプー洗車をするだけでクルマを撥水させるというシャンプーですよね。
特徴としては
- 泡立たない
- 霧吹きとかで吹き付けるだけでも撥水する
- 下地が悪くても強制的に撥水させる傾向あり
- 撥水シャンプー1つでクルマ全体を撥水させることができる
- 一時的には艶が得られる
イメージとして湧きやすいのは、ガソリンスタンドの撥水洗車や洗車機での洗車は基本的に撥水シャンプーでの洗車と思って良いかもしれません。
撥水シャンプーの有名メーカーとは?
今、ユーザーの中で1番有名なのは『スパシャン』ですかね。
パッケージがお酒みたいなボトルでの販売でオシャレな販売方法で撥水シャンプーの概念を変えようとしているメーカーです。
メーカーは本物のガラスコーティングと言っていますが、TW的には撥水シャンプーでしかありませんので撥水シャンプーをメインで販売しているメーカーとして認識しています。
詳しくは⇨怪しい?胡散臭い?コーティング『スパシャン 』をレビュー!使い方や良い所 悪い所も解説します
他のメーカーではGYEON(ジーオン)が有名ですね^^
こちらのメーカーは面白い製品のラインナップが多いですし、個人的にはかなり好感を持っています。
今度GYEONの撥水シャンプーレビューをする予定^^
こちらもパッケージが特徴的でジュースみたいな感じですね 笑
あまり悪い評判はないので期待してます^^
今までは業務用の撥水シャンプーでの販売が多い印象が多かったですが、最近ではオシャレな製品が増えてきてるみたいですね^^
撥水シャンプーを検証しようと思った理由
メンテナンスを少しでも楽に
冒頭でも触れましたが、やはりクルマのメンテナンスをしっかり行い、トップコートまでしっかりかけてる人って圧倒的に少ないと思うんですよね。
さらにベースコートが効いてるな〜って実感する基準って正直難しい…
なんなら、分かりにくいコーティングの方が多い。
そうなってくると、スケール汚れ(雨ジミ・ウロコ)を除去して、塗装面をクリーニングしてトップコートをすることで改善を測りキレイに見えるようにします。
現状、その方法がメンテナンスでは1番重要だと思っていますが、そこまでやるのって地味に大変。
メンテナンスを理解して行なっている人は本当にクルマをキレイにしたい人だと思います。
そこまでこだわっていない人にとっては
- 効果を感じにくい
- 塗装の状態が悪いと分かりにくい
使い方によっては撥水シャンプーの方がキレイに見えることも…(使うコーティング次第でもあります)
撥水のレベルに関しては大差ない
撥水の耐久性については何とも言えないですが、撥水のレベルに関しては普通に撥水するので、コーティング剤と比べても大差ありません。
なので、文字通り撥水だけを求めるなら撥水シャンプーという選択肢もありなのかなと^^
コーティング施工直後でも塗装に強烈な汚れがついた段階で、撥水しなくなることは多々あります。
それであれば洗車のたびに撥水シャンプー洗車を行なって毎回撥水させるのも一つの手段。
とりあえずキレイになって撥水すればいいという人には最適
そんなにコダワリがない人にとっては最適な洗車スタイルでもあるのかなと思っています。
TW的には撥水シャンプーでは『物足りない』『キレイを維持できない』『塗装を劣化させる可能性がある』と思っているので、現段階では使うことはありません。
しかし一般的な感覚でいえば十分キレイになるレベルなのかなと感じています。
実際、TWが洗車・コーティングにハマる前までは『コーティングって高いだけじゃね?撥水シャンプーの方がコスパ良いし、ムラにならないから良い』ぐらいに感じてましたからね〜^^;
撥水シャンプーでもメンテナンスは必須
撥水シャンプーを施工は非常に簡単ですし、下地の状態が多少悪くても撥水してくれます。
とはいえ必ず汚れは付着しますので、汚れを除去するメンテナンスは必須。
スケール除去は必ずやって欲しいです。撥水シャンプー後にスケール除去するだけでもかなり違うと思います。
何回も撥水シャンプーを使うことで、劣化した皮膜が残る可能性があるので、クリーナー系を使ってあげるとよりスッキリすると思います。
しかし下地が悪くても撥水させると言うことをどう捉えるか?
- 下地が悪くても撥水する⇨下地が悪くても撥水する良い性能?
- 下地が悪くても撥水する⇨簡単に撥水する強い成分が使われていて、塗装にとって悪い影響がある?
上記のどちらかになるかな?
一般的には『良い性能』で捉える人が多い。
TWは経験上、後者の方です。下地が悪い状態で撥水する成分を使うことで、汚れと混ざり強力な汚れになる。汚れが積み重なることで除去しにくい汚れになると実感しています。
そういうことを踏まえると『撥水シャンプーを使うことの方がメンテナンスがシビア』になるということです。
とは言ってもマニア視点の話になりますけど 笑
コーティングと比べると性能は劣る
塗ったところ全てを撥水させる撥水シャンプーですが、各々の耐久性は各場所に使われるコーティングとは耐久性や艶感には差が出るように感じます。
ただ一時的に定着はするので、艶々に見えるとは思いますが恐らく長続きはしないと思います。
それと同じように撥水も長続きはしないですよ。
しかし、塗装状態が悪いものだとコーティングより良い状態に感じることも…
撥水シャンプーの一時的な定着は凄いです 笑
コンクリートも撥水させるくらいですからね
これは撥水シャンプーを使わないと味わえないです^^;
キレイな塗装状態の車には使わない方がいいかも
何でもそうなのですがキレイに状態であればあるほど、影響を受けやすい傾向にあります。
ピカピカの塗装であればキズが入れば目立ちますし、シミがついても目立ちます。
その状態で使っていると『強力な成分』が含まれている撥水シャンプーによってのシミが出来ることがあります。
早期に除去すれば問題ないですが『放置・繰り返しの使用』により塗装にダメージを入れる可能性も…
逆にキズだらけの状態・シミだらけの状態であれば、撥水シャンプーによるシミは目立ちにくいので、キズ・シミが増えてからの施工だといいかもしれません。
- 新車や磨いた直後のキレイな塗装にはオススメしない
- 中古で買った車やキズ・シミが増えて来ている塗装にオススメ
撥水シャンプーについてのまとめ
- 非常に施工は手軽(シャンプー洗車するだけ)
- 下地が悪くてもとりあえず撥水する
- 撥水はコーティングと大差ない
- 耐久性はコーティングと比べると落ちる
- ガラスなども撥水させる
- メンテナンスは必須
- 撥水シャンプーは場合によって大きな汚れの一つとしても解釈出来るのでメンテナンスはシビアになる
- 本当にキレイな状態を保とうと思ったらコーティングの方が楽
- キレイにシビアではない人は撥水シャンプーでもあり
TWは撥水シャンプーをこれからも、ほぼ使うことはないです。
それはTWが設備も整っているし、クルマのキレイを追求していきたい気持ちがある為ですね。その中で塗装に対して悪影響を与える可能性ものはできるだけ使わないという考えがあります。
とは言っても簡単にクルマをキレイにできて撥水もすれば、満足する人も多いと思います。
というより、そちらの方が圧倒的に多いんですよね。
そんなユーザーにとっては使わないと損だと思いますし、推奨もします。
ただ定期的にメンテナンスはして欲しい^^
なのでクルマをキレイにするということに関して、始めやすい製品だと思っています。
撥水シャンプーで満足するならそれでもいいと思いますし、満足できないなら色々試していけばいいだけですからね^^
ぜひ参考にしてみてください♪