疑問だらけのコーティング!本当にそのコーティングがいいと思ってるの?

考え中

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こんにちは洗車マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。

クルマ好きなら自分でコーティングするか、もしくはしてもらおうかな?と考えることはありますよね。

硬度9H、ダイヤモンド、クリスタル、5年耐久、コーティング層がキズを代わりに受けてくれる、本当のガラスまたは純度が高いから紫外線を通さない、輝きを保つ、

でも本当にコーティングは謳い文句通りの性能があるのでしょうか?

私は今まで色々なコーティングをしてきました。いわゆるポリマー、ガラス系、ガラスコーティング、値段も最大30万以上するコーティングも施工した事があります。

施工した結果、どれもメーカーが言ってるような性能を感じたことはありませんでした。どれも基本的にコーティング施工時の初期撥水があり、メンテナンスをしない限り見た目的にはずっと劣化していくのは全てのコーティングに共通事項です。

このようなブログをやるんであれば、写真に撮っとけば良かったと後悔 笑

超高級コーティングはないけど、検証はしています。

少なくとも施工した結果、キズがつかない、撥水が長持ち、輝きを保つ上記の説明通りになるような事はないです。

以前紹介したコーティングの役割とは?分かりやすく色々と例えてみた!見ると理解が進みやすいので、もし良ければご覧ください。

全部理屈的に考えれば、コーティング万能説がないという事がわかるんですけどね^^;

いわゆるプラシーボ効果(思い込みによって効いていると感じてしまう)をガッツリ利用しているコーティング業界…

値段が高かったので、コーティングが説明通り効いていないと信じたくない、汚れづらいと信じたい。さらに新車時のコーティングであれば塗装がキレイな状態のため長持ちしていると勘違いをさせるような事が非常に多いという事で、今回はコーティング効果をひたすら否定していきます 笑

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テールウォーカー

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テールウォーカー
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コーティングの厚みは?

以前にも紹介させて頂いているのですが、大事な事なので、何回も言わせていただきます。コーティングは基本的に1μ(0.001㎜前後)しかありません。ボディに残った残留成分でしかないです。

液体を拭き取っておしまいですからね。そんな厚みでボディを守る、ずっとピカピカなんてあり得ません。

例えばフライパンにサラダ油を塗って、色々と調理をして、ずっと洗わないでもキレイですか?焦げませんか?洗わなくてもキレイを保てますか?

普通に考えて傷だらけになりますよね?理屈的にはコーティングしても、まるで一緒の事が起きます。

コーティング施工する⇨コーティングして洗車しなくてもキレイだから洗わない⇨汚れが蓄積する(クルマの運転をする事でも普通に汚れは蓄積しますし、走るだけでキズは入っていきます)⇨撥水もしなくなる⇨洗車するが汚れが蓄積している為、知識がないまま洗車すると汚れを無理に落とそうとして、ムダにキズが入る(知識があっても手順が増える事で多少なりともキズが増えます)⇨コーティングしたのに撥水しないし、キズだらけ

あるあるですね〜 笑

塗装が0.1㎜(髪の毛1本)ぐらいに対して0.001㎜しかありませんから期待する方が悪い。

髪の毛で言えば整髪剤をつけて、1週間キープできますか?普通に考えて難しいです。

あくまでも多少の艶が出て、洗車しやすくなって、多少の塗装保護に繋がるくらい。

多少ですよ!多少ですからね!!

大事な事なので2回言いました 笑

テールウォーカー

普通に考えることが大事です!

コーティングの謳い文句を片っ端から否定していく

コーティングをする事で輝き、守り、保つ?⇨輝くのは最初だけです。守るのは多少です。実際にコーティングしたばっかりでも、鳥フン被害は防げない。保つのはメンテナンスです。少なくとも保つというのなら1年間何もしなくてもキレイを保てないと意味ないですよね。

コーティングを超えるコーティング?⇨意味不明です 笑 コーティングはコーティングでしかありません。仮にコーティングが塗装を超えるような物であればメーカー工場内にて施工されていきます。少なくともディーラーで施工するような事はなくなる。将来的にはコーティングがいらなくなるくらい高性能な塗装が生まれる可能性はあると思います。少なくとも0.001㎜程度にコーティングを超えるもクソもありません。

ガラスコーティングを2層、3層する事で厚みが倍に?⇨じゃあ100層したら塗装に匹敵する厚さって事ですよね?ぜひやって見て欲しいです 笑

純度が高いガラスコーティングをする事で紫外線をカットする?⇨ガラスは基本的に紫外線カットしません。家の窓に太陽光が入っていて、家の物が焼けてません?そもそも残留成分程度のモノの厚みでは紫外線カットはできません。紫外線をカットできるモノであればそれは塗装をある意味超えてます 笑 それこそ塗料会社が採用して商品化すると思います。紫外線をカットするものが入っているのと紫外線カットする事は違いますけどね。物は言いようか…

1年間、3年間メンテナンスフリー?⇨じゃあ1年or3年何もしませんよ?汚れが沢山つくけどキレイを保てるんですよね?

ライターで叩きつけても、キズが入らない硬度9H?⇨硬度の種類も色々あるのですが、それを謳っているメーカーでの意味だと、サファイアくらいの硬さです。参考程度ですが、7H⇨ナイフの刃 10H⇨ダイヤモンド爪の硬度は2.5前後。そうしたらドアノブの内側に施工してあればキズは入らないはず。でもキズは入ってしまう現実。この硬度が本当であればボディにはキズが入らず、逆に爪がキズがつくはずです。

メーカーの言う通りなら1年後も洗車傷はないんですね?ぜひホンダ車(塗装が柔くキズが入りやすい為)に施工して結果を見てみたいですね。問い合わせしてみてください。何回も言うけど0. 001㎜程度にはそんな性能はないです。とりあえず爪でゴシゴシしたら結果がわかります 笑

テールウォーカー

宣伝が過剰すぎて、後でガッカリするパターン…

コーティングメーカーの言い分

私としては結果が大事だと思っていますが、メーカーはそうではないようです。

以前メーカーと一緒に仕事をしている時に色々、コーティングの議論をしたのですがそのメーカーの言い分としては

メーカー

ものすごく頭良い研究者達が考えていて、ウェザー暴露試験(色々な汚れ方しても問題なかった)もしていて問題ないと結果が出ている。コーティングしてれば汚れないし塗装を守ってくれるんだよ。

テールウォーカー

(研究者がやろうがテストしてようが、現場で良い結果は出てない。論点がズレてる。)

ウチは物凄い努力してるから問題ないとの事でした。

じゃあシミがついたらどうするんですか?と聞いたところ

メーカー

メンテナンスクリーナーで除去できなければ磨くよ!

テールウォーカー

(コーティングは塗装を守るって自分で言ってるのに、磨いてコーティングごと除去しちゃうのかよ…塗装を磨いて減らしてしまって守ってないし、言ってること違うじゃん)

そもそもこの人はメンテナンスに必須な酸性ケミカルも全然理解していない様子でした。

どこのメーカーも大体言う、輝き、守り、保つの謳い文句は矛盾してませんか?

磨いて再施工するんであれば塗装を減らしてるだけですよね?研磨が下手な人が施工した場合は、磨きキズもついて塗装自体の美観も損ないます。

ケミカルを理解して使用すれば研磨する事なく、汚れを除去して塗装の美しさを出す事が可能。でもそれを除去するとコーティングも一緒に落ちてしまうことも…

コーティングをするんであれば、酸性ケミカルを使用できるコーティングがポイントですね♪

今、大手メーカーはコーティングの高級化、高性能にする為に高級ブランドにして価格が上がっていく方向性ではありますが、正直コーティング性能はある程度アッパーまで来てると思います。

高性能な製品が簡単に施工できると言う未来は見えますが、コーティングをしたことにより劇的に性能が変わるような事は正直難しいと感じます。結局は汚れが必ず付着する以上メンテナンスが大事。

と言うことはメーカーが経済的に生き残る手段としてそう言うのを、作っているという事になりますね。果たして誰の為のコーティングなんでしょうか?

ちなみにコーティング原価はビックリするぐらい安いです…笑

コーティングがずっと長く効いてると感じる人と感じない人の違い

色々なコーティングのレビューを見ていても『全然ダメだ』『凄い持ちがよくてキレイを保てた』とレビューが分かれます。

良いと感じる人は私が思うに、大きく2つ理由があると思っていて、1つ目はキレイの基準が低く、高いコーティングをした事でシミだらけでも、この程度で済んだんだと感じる人orそう信じたい人 笑 プラシーボ効果ってやつですね。

もう1つは知らず知らずの内にメンテナンスができており、汚れが蓄積する前にメンテナンスクリーナーで汚れを落として、そのコーティングの撥水剤を施工している人

粘度が高いメンテナンスクリーナーは基本的に油汚れ落しがメインのクリーナーなのですが軽度のスケール汚れ(雨ジミ、ウロコ等)であれば一緒に除去できる事が多いので塗装本来の発色があり、キレイに見える事は多いです。(重度のスケール汚れは除去しきれず残っている事は多い)

ケミカル除去が出来ておりトップコートも再施工しているので、まさにメンテナンスが出来ている状態です♪

逆に汚れが蓄積しすぎるとメンテナンスクリーナーで除去しきれずトップコートを施工して撥水していても、キレイじゃない状態が続きます。

実際に普段は水洗い、定期的にメンテナンスクリーナーを使用してくださいと記載がありますしね。メンテナンスが大事って分かってはいるんです 笑

ただそれを言えない理由があるんですね

ちなみにコーティングしていたが撥水しなくなって、強制的に撥水する液剤を使用して撥水したから、コーティングが効いていた。という人もいますが、もはやそれはコーティングは関係ありません 笑

テールウォーカー

普通に考えれば分かりますね 笑

コーティングとの向き合い方

今、高級なコーティングでコーティング施工のみで20万〜の商品がこれから多々出て来ます。(洗車傷だらけで研磨有りの場合だとこの価格帯は普通にあります)

正直、価格の高さについては、そこのお店のとっての適正額の問題もあるので一概には言えませんが、コーティング施工のみでこの価格は正直、疑問です。

キレイを求めて20万〜以上のコーティングを施工するんであれば、カーポートを買ったほうが効果は高いです。雨に濡れない、紫外線の軽減、埃も多少付着しにくくなりキレイを維持するのに役に立ちます。でもキレイを維持したいならメンテナンスが1番大事ですよ。

そうじゃないとしても差額で浮いたお金で、違うオプションパーツをつけたり、カスタムしたり、色々な体験をする事の選択をする事の方がよっぽど自分の為になります♪

テールウォーカー

自分で液剤を買って見てチャレンジして見るのも面白いですし、ポリッシャーを買って磨きにチャレンジするのもアリですね。

基本的にコーティングに期待をしてはダメです!値段が倍になっても性能は倍にはなりません 笑

主観になってしまいますが、同じ高級ブランドでも下位製品の方が耐久、艶、撥水良いと感じることもありました。

ちなみに私はコート剤に防汚性を求めます。汚れにくいことで汚れの蓄積を遅らせ、洗車する時も汚れが少ない、洗車の回数、手順が減らせる傾向にある為ですね♪

テールウォーカー

少しでも洗車傷を減らせればと考えています。

以前の記事でも紹介した通りコーティングはあくまでクルマにとってのオシャレでしかないと思っているので、自分の好きなコーティングを使うのが1番ですが!!普通に考えておかしいなーと思うコーティングの施工は考えた方が良いかもしれませんね。

以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。

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