今回の記事は洗車をするときの動き方や洗車スタイルについての考察記事です。
こんにちは洗車マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。
洗車のやり方を調べると最近はネットでも沢山の動画が出てきてやりやすくなりましたね^^
TW自身、洗車を覚えようと思った時はキーパーさんなどの洗車方法をよく見て『洗い残しをなくすには』『プロみたいなキレイな動き』『どうすれば早く作業できるか』を意識してユーチューブに没頭したものです。
最近はユーチューブで様々なプロが洗車動画を上げてくれているので情報を更に収集しやすくなりましたし、洗車方法に関して難しく考える必要はないという認識が増えた人も多いと思います。
洗車業界では様々なプラシーボ効果(思い込み)で作業する人もいれば、自分達と洗車方法違うだけで鬼のように文句を言う人達も…
そんな背景がある中で色々な人の動画のコメントに対して書いてある内容が興味深く、面白いと思ったので今回記事にしてみました。
- 魅せる洗車とは?
- プロっぽい洗車とは?
- 動きが全然ダメ
- やり方が素人っぽい
- 何がプロなのか分からない
魅せる洗車の基準とは
シャンプーのちょうど良い泡加減
まず第一にシャンプー洗車の泡がキレイに使えていると、なんかプロっぽいですよね?
シャンプー泡の軌道といえば良いでしょうか?
軌道ががキレイに残っていることで、気分はアート的な感じを味わうことができます^^
ちなみにですが、洗車を覚え始めたときは泡泡洗車をしたくてムダに泡泡にこだわっている時期もありましたが途中から意味ないな…と思ったりしたので一回やめています。
DIY環境でやると風で乾いてしまったり、シャンプーを使うことがデメリットになる可能性を感じていたので逆に大変じゃね?と思っていたわけです。
と言うか完全に泡泡洗車自体がパフォーマンスだなと…
キャニオンスプレーなどのシャンプーを入れて使った方が確実だし、楽というのもありしばらく使っていませんでした。
ただ使い方次第ではありと認識しましたので、最近ではシーンに応じて使い分けている感じですかね。
なので洗車をするたびに泡泡洗車はしない派
ムダのない動き
やはりムダのない動きは見ていて気持ちが良いですし、スムーズかつスピーディーに洗車しているとやはりプロっぽいなと感じます。
やはりそういう面で言うと『キーパー』が非常に魅せる洗車と言う観点で言うと優れていると感じますね^^
大量の泡を使い『洗車の型』を教えることで誰がやってもある程度同じような洗車スタイルになるような教育をしています。
キーパー自身が『早いはキレイ 早く確実な作業を行うことで作業は早くなる』と以前言っており確かにと思う反面、キズを入れないということにおいては手間が掛かるのも事実なので一概には『キレイは早い』は難しいかなと思いますね。
気になるのはムートンの使い方
個人的に気になるのはムートンの使い方。
ムートンは業界内ではキズが入るので、タブー的な扱いをされていおりTW的には納得いかないことも多々あります。
TWは基本的にムートンにて洗車を行なっていますが、基本的に大量のキズが入っているとは思えません。
ただキズが入りやすいのは事実で使い方を間違えるとキズを入れる要因の一つ
ムートンに水分がなくなってくるとかなりキズが入る原因にはなりますので『流水洗車』などの洗車方法をとることでリスクはかなり軽減します。
魅せる洗車では『スポンジ』『ムートン』に限らず言えることですが、濯がないと汚れを引きずって洗車してしまうことになるところを濯いでいないのも気になります。
シャンプーは基本的に摩擦軽減が目的であり、汚れを泡で包むことでキズが入らないと言うことはないので注意
正しい洗車方法でも否定される
洗車の考え方の違い
洗車動画で色々見てると本当にコメントが面白くて、TWの目線で見ると『それが大事だよね』となってたりしますがコメント欄には
- 素人と変わらないじゃん
- これだったら俺の方が洗車うまいわ
- プロってこんなものなの?
- 〇〇ができていない
- プロなのにムートン使わないの?(最近のプロはスポンジがメインの傾向です)
もちろん理解している人もいて
- 素晴らしい洗車をしているよね
- ポイントを押さえている洗車方法
- 真似がしやすい洗車方法
- これを否定している人は洗車を理解していない
洗車の方法を否定する前に本当にその洗車方法試したことありますか?
プロやメーカーの情報に踊らされていませんか?
誰かがそう言ってたからとかじゃありませんよね?
逆にそう言う意見もあるんだ。自分なりに検証してみようかなぐらいの方が色々見えてきて面白くなってくると思いますよ♪
ツールはどれが最高?は不毛
よく議論されるムートン、スポンジ、マイクロファイバー
- 最初はムートンが一番洗車傷が入らなくて素晴らしい
- 次はムートンは研磨時に初期研磨で使うからキズが入る。スポンジもいまいち最高なのは『マイクロファイバークロス』
- 結局最高なのは『スポンジ』じゃね?
この議論が本当に不毛と思っているのでいい加減、なんでも良いってことにしませんか?
ユーザーの使い方もかなり違いますし、感じ方も違います。
そうなれば当然結果は違います。
何も難しい話ではないと思うんです。
ガラスコーティングやワックスもそうですよね
どちらも一長一短がありますし、どれが最高ではなく、どれが好みか?
と言うことが大事だと思っています。
正しい使い方を理解して、好みの道具を使って、それに対応できない時にツールの再選択をすれば良いだけ。
って考えで十分じゃありませんか?
そう言う観点で言うと洗車のツールに関してはスポンジから始めるのが一番良いかもしれませんね^^
洗車の型はみんなバラバラ
そもそもクルマの『使い方』『使用頻度』『使用環境』で汚れ方は大きく違います。
それに対して洗車を全て同じ動きはで解決するのは厳しいのかなと…
型を使って洗車している人の大多数が使い分けているイメージはないですね。
通常洗車の基本は全ての汚れを落とすではなく、いかに砂汚れをキズを入れずに落とすか。
そのあとはケミカルを使った洗車の流れ。
汚れの付着の仕方で手順は変わってきますしスポンジ、ムートンを濯がないで洗車をするっていうのは無理がありますね^^;
TW的には『洗車の型』は人それぞれのキズを入れないと思う洗車、考え方で当然変わってきますし
それの積み重ねが『型』になっていくので色々と知識を深めていくのが大事。
魅せる洗車よりも結果が大事
- 魅せる洗車はプロっぽいがキズが入らないと言うのは違う
- 洗車は『汚れの引きずり』『塗装面にソフトに触れるツールの使い方』が大事
- これが最高と言う様な断定する洗車情報が多すぎる
- 道具は好みで使う
- どれが最高と言う考え方は視界が狭くなる
もちろんパフォーマンスとして魅せる洗車、早い洗車というのはビジネスにおいて必要な要素というのは理解できます。
ただカーディテイリングは地味で細かい作業の繰り返しなので、プロに見えるような作業は基本的にあまり意味ありません。
あえていうならポリッシャーを使っている時が一番プロっぽい 笑
TWはキレイになれば素人みたいでもいいですし、使うツール自体も高級だろうが安物だろうがなんでも良い派ですね。
結果的にキレイになることが大事で過程の見せ方なんてどうでも良いかな…
『洗車ウォーカー』もおかげさまで沢山の人に見られるようになりましたが、1年前と考え方が大きく変わっていってますので自分の意見を信じすぎるのも注意してください^^;
以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。