こんにちは散水ノズルマニアのテールウォーカー@tailwalker020です。
洗車をしていくなかで洗車用品の必須道具といえば【散水ノズル】予洗いするにもシャンプーを流すにしても、ほとんどのユーザーが使用しています。
私自身、散水ノズルは結構好きで、なんだかんだ20種類程度は購入しているかな。
いわゆる散水ノズルマニアでもあります 笑
正直、散水ノズルはタカギが一番無難かな〜と思いつつ普段から洗車していましたが、そんなときにハイエンドディテイリングで有名な神風コレクションがオリジナルの散水ノズルを販売するという話を聞き、販売されたと同時に速攻で購入しました。
それが【HAGAKURE SHOWER NOZZLE】
見た目から高級感あふれる感じのデザイン♪
【HAGAKURE SHOWER NOZZLE(以降、葉隠ノズルと記載)】はファン向けの製品要素が強い製品ではありますが、洗車マニアの中でも意見が割れている製品のイメージがあります。
正直、散水ノズルの違いって洗車用品の中でも優劣がつけにくい製品ですよね。
個人的に好きな散水ノズルはありますが、それでないとダメか?と言われればそんなことはないので、あくまで濯ぎやすいか?取り回しがよいか?などフィーリングが合うか合わないかでのチョイスになるかな。
そういう意味ではデザインとサイズ感に関して、おすすめできる散水ノズルであるかなと言った印象。
今回使ってみて感じたことはコチラ。
上記を踏まえてレビューしていきます。
葉隠シャワーノズルの特徴
- 見た目が神風コレクション仕様でおしゃれ
- 長さが絶妙
- トリガーが無段階調整ができるタイプ
- 180度可変式の散水ヘッド
- 全8種類の撥水パターン
- クイックコネクターアダプタの180度可変タイプもあり(セット品で購入する場合と単品での購入可)
神風コレクションのファンにはたまらないデザイン
なんと言っても、このデザインがカッコよい!画像にある神風コレクションのロゴはクオリティの高さを感じるし、散水ノズルで黒いデザイン自体のものが少ないので、自分みたく黒が好きな人にとっては大好物ですよね。
散水用品ぽくない見た目がGOOD!
トリガーがこのシャワーノズルの場合使いやすい
一般的に多いトリガーがガンを握るタイプですが、葉隠ノズルはレバータイプ。
このON・OFFのレバー位置は無段階調整で水量の調整も簡単。
個人的にこのタイプのトリガーはあまり好きではなかったのですが、葉隠ノズルのような形状であれば、かなり使いやすかった。
通常のガンタイプの散水ノズルだと、個人的には使いにくいと感じますが、これなら全然あり。水量の調整がしやすいところもGOOD!
タカギのショートノズルもマイナーチェンジすることがあれば、この仕様に変更してほしい 笑
シャワーノズルの長さが絶妙
この製品の最大の特徴はシャワーノズルの全体的な長さ!
タカギのショートノズルとの比較するとこんな感じ。
タカギのショートノズルと比較して、10cmぐらい長い感じ。
180度可変式ヘッドは良いがヘッドのサイズが少し大きい
洗車マニアからすれば、この180度可変式ヘッドも良さを感じるポイントの一つですね。
180度の可変式ヘッド 好きな位置でヘッドの角度を固定できる
このヘッドが可変することで下回りやルーフの洗浄などが行いやすくなります。
洗浄がしやすくなることも大きなメリットですが、この角度がつけられることによって自分の好きな角度で噴射できるので、取り回しもよくなったように感じます。
ただ残念なポイントとしてはヘッドのサイズですね。
葉隠ノズルは通常の散水パターンのヘッドなのでサイズ感は他の散水ノズルと同等。
全8種類のパターン
葉隠ノズルは全8種類のパターンをもっており、多彩な水の放出が可能になります。
ここでは散水パターンと水量の測定をしていきます。
散水パターン | 水量 |
---|---|
シャワー | 11.5 L/min |
フラット | 6.5 L/min |
ソーカー | 8.4 L/min |
ジェット | 6.4 L/min |
センター | 8.2 L/min |
ミスト | 0 L/min |
フル | 11.1 L/min |
コーン | 6.9 L/min |
シャワーの水量的には他の散水ノズルと同じくらいかな。自分がよく使っているハンディシャワーも同等ぐらい。
ちなみに一部のレビューにて、シャワーでの噴射時に噴射状態が歪になるというレビューもありますが、散水ノズル自体に個体差があるので、ある程度のバラツキがあるのはあるあるです(当たり外れは正直あります)
特に8パターンの噴射パターンがあると、部品点数が多いので、より個体差が出やすいかもしれません。
高圧洗浄機みたいにはパワーはないけど、噴射イメージとしては高圧洗浄機が近い。
水量は使用している流量計では感知しませんでした。
180度可変式コネクタは良いが品質が少し気になる
神風コレクションより、販売される知ったときに個人的に一番期待した散水用品が可変式のコネクタになります。
この製品があれば洗車時にホース捌きが楽になりそうだなと感じて購入しました。
非常に魅力的な製品ではあるのですが、可変箇所が結構カタめなのとチャック部分の精度が少し気になるところです。
カタいのは使っていけば馴染むかなとも思いますが、チャックの精度が少し気になります。
症状として散水ノズルをつけない状態で、ホース内に水が溜まって圧力をかかった瞬間にチャック部分より水が出るような感じになっています。
散水ノズルをつけておけば、問題ないじゃんとも思う反面、そこから大量の水漏れしたらどうしようと思うのは私だけでしょうか?
普段使っているタカギが品質が高いため、正直、不安要素としては大きいです。
タカギと比べると散水ノズルの取り付けの硬さも少し気になったかな…
これは地味にストレスでしたね。タカギで慣れてしまっている人には少しツラいかも。
角度変更可能でストップコネクタがつかえる唯一の製品なので、このタイプを使用したい人にとってはおすすめ。
使用方法としては、ホースに取り付ける形になりますが、正直メイン使いするには不安を覚えましたので、ワンタッチコネクタ仕様に変更し、使い分けできる仕様に変更しております。
自分みたくメイン使いしない人におすすめの改造ですね。
葉隠シャワーノズルのレビュー
ここからは実際に葉隠ノズルを使ったどのように感じたかをレビューしていきます。
ホース内径については15mmの大流量タイプにて使用してしますので、通常のホースよりは散水ノズルの性能を引き出せている仕様。
長いシャワーノズルだから意味があるが、散水パターンはやっぱり8種類はいらない
個人的な好みもありますが、やはり8パターンは正直多すぎですね。
私は元々シャワーしか使わないので、他の散水パターンはムダな感じが強いです。
使用している状態として、実際に動画をとってみました。
好みの問題だとは思うのですが、ボディから水が跳ねるような散水パターンは水がガレージ内に飛び散るので、私は好んで使わないです。
ただ、いろいろなパターンを使いこなしたい人にとっては、これだけ種類があると嬉しいとは思うので、好みの問題ですね。
ヘッドが大きすぎる
製品特徴としても挙げましたが、やはりヘッドは大きいです。というか通常の散水ノズルと同じ程度ヘッドサイズでしたので、細部のところの洗浄においては少し使いにくいかな…
個人的にはタイヤハウスをピンポイントで洗浄できるのを期待していたので、ここは残念なポイントでした。
製品としてのバランスをとるなら、このヘッドサイズであることは大事だと思っていますが、ヘッドが可動するからこそ、コンパクトなヘッドのタイプも見てみたかったですね。
散水パターンはどれもある程度のレベル
散水ノズルといっても色々なタイプがあって、安いものでも扇状に使いやすいものであったり、シャワーパターンしかないが、洗浄圧力と流量のバランスが良いもの。洗車では使いにくいが霧の噴射が素晴らしいものなど、色々あります。
他の散水ノズルと比較しても、葉隠ノズルは散水パターンとしては平均的な物といった感じかな。
ただこの製品の特徴であるノズルの長さがあることによって、効果を実感しやすくなっている感じだなと自分は感じています。
長いので水をかけながらの洗車はやりにくい
ただノズルとしては長いため、粘土をかけながら散水するとか流水洗車をするとかはやりにくいのはあります。
ただこの辺に関しては、そのときに違うシャワーノズルに変更すればよいだけですし、粘土に関しても水である必要性はないので、特に問題ないかな。
特に自分は元々散水ノズルを場面に応じて、使い分けるタイプなので、デメリットにはならない。
散水角度をつけられるので、ミニバンなどのルーフを洗うときは便利
散水角度をつけられることで、普通には下回りの洗浄をピンポイントで濯げたり、ルーフも同様に脚立を使わなくてもしっかりと濯げる状態になっています。
確実に濯ぐなら脚立を使って視界を確保してからの方が間違いありませんが、このピンポイントに散水できることで脚立の移動が少し減るかもしれませんね。
神風コレクションが好きな人におすすめ
デザインは神風コレクションが好きな人であれば、間違いなく満足する製品だと思いますし、ノベルティグッズとしては嬉しい人も多いですね。
ただ、本音で言うならば【葉隠ノズル】は『惜しい』といった感じを受けました。ヘッドサイズ以外の不満はありません。
好みで言うならばもう少し尖りが欲しかったかな。私は洗車のときにシャワーしか使わないので、余計にそういう風に感じますね。
レビュー内でも触れたようにヘッドの種類がコンパクトタイプに付け替え可能だと個人的には大満足だったのですが…
あえて言うならタカギマニアの私としてはタカギとコラボして欲しかったないう風にも感じています。
そんなことを踏まえて葉隠ノズルがおすすめできる人はこちら
- 神風コレクションが好きな人
- 新しいタイプの散水ノズルを使ってみたい人
- 見た目にこだわりたい人
散水ノズルはデザイン面が素敵な製品がないので、デザイン面を大事にする人であれば嬉しい製品。
逆に向いていない人はこんな感じ
- コストパフォーマンスを重視する人
- 散水ノズルを使い分ける人
- 現状の散水ノズルで満足している人
私としては、メインの散水ノズルにはなりませんが、グッズとして持っておこうかなと思っています。
まとめ 高級感あふれる散水ノズルを購入するなら葉隠ノズル
基本的な性能で見たときには通常のシャワーノズルと大きな違いは感じれませんでしたが、全体的に使いやすい製品であることは間違いないですね。
あなたもカッコ良いデザインの葉隠シャワーノズルを使って楽しい洗車ライフを過ごしませんか?
以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。