『車についた虫取りのやり方』夏の天敵 虫汚れを除去するクリーナーのポイントとタブー

虫取りクリーナー吹き付け

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今回は夏の最大の汚れポイントである『虫汚れの除去方法』を紹介します。

 

こんにちは洗車マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。

 

夜の田んぼ道や高速道路を車のフロント一面につく大量の虫っ!

厄介なのが

  • 虫の殻というかカラダ自体が硬く除去時にキズを入れやすい
  • 虫の体液が塗装面を侵す
  • 夏の炎天下で虫がボディの塗装面に焼きつき汚れとして固着する

 

という感じではないでしょうか?

テールウォーカー
本当に虫汚れはキライ…対策はあるのですが見た目的に普段使用はできないかな(後で紹介します)

 

一番無難なのは『虫取りクリーナー』を使うことではあります。

 

 

虫取りクリーナー』を施工しても、効果がイマイチと感じる方も多いと思います。

そこで今回は『虫取りクリーナー』を最大限活かすポイントとタブーについて紹介します。

 

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テールウォーカー

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夜の高速道路と田んぼ道で大量に付着する

虫の死骸付着

 

基本的に虫が付着するのは夏の夜

  • 高速道路
  • 田んぼ道
  • 街灯がない通り
テールウォーカー
基本的に見通しのよい街灯が少なく、クルマのライトが目立ち虫が寄ってくるような通りですね

 

付着場所はもちろんフロント側になるのですが、『フロントバンパー』『ナンバープレート』『フロントガラス』『ミラー』に基本的に付着します。

『フロントガラス』以外は塗装がある程度影響を受けやすいところなので、除去しにくくなる傾向にあります。

 

本当に街灯がない田んぼ道をスピード出して走ってたら、少ない時間でも恐ろしいぐらいに付着しますからね^^;

朝起きてクルマ見たら衝撃ですよ 笑

 

虫の付着後、放置しない

スケール付着

 

なんの汚れでも一緒ですが乾燥して固着してしまうとこびりついてしまい、除去しにくくなるので早期の除去が基本。

虫の汚れに関しては放置すればするほど、めんどくさいので早い除去が望ましいです。

テールウォーカー
汚れというか虫の殻ということは完全に個体ですからね。乾燥してしまったら小さい小石みたいなもの 笑

 

もちろん虫の体液も汚れの一つで、フロントガラスなどは撥水させていても虫が潰れて体液が付着した後に放置していると普通に撥水しなくなります。

よく潰れた虫を2,3日放置しているとダメと言われますが、基本的に保管状況でも変わりますし、塗装次第では1日でもシミになることは普通にある。

 

虫の体液は酸性、アルカリ性でどうのこうの言われますが、どちらでも基本的に塗装にダメージは入りますのでこれも早期の除去が基本。

テールウォーカー
虫の殻はキズの原因に、体液は塗装にシミを作る原因になりますよ

 

虫取りクリーナーの使い方とポイント

シャンプー洗車

 

まずシャンプー洗車を行います。

それで落ちる場合はそれでOKだし、早期に洗車すれば問題なく除去できると思います。

 

そしたら塗装面に『虫取りクリーナー』を吹き付け

ある程度、放置(乾かさないように注意)

 

虫取りクリーナー吹き付け

 

これで除去できる場合はこれで水で流してフィニッシュ

ですが、取れない場合もありますので吹き付けた後にクロスなどの面に『虫取りクリーナー』を吹き付けて、そのクロスを対象物のところに被せてまた吹き付けます。

 

クロスに虫取りクリーナーを吹き付け虫取りクリーナーを吹き付けたクロスをかぶせる最後にまた吹き付ける

テールウォーカー
クロスが汚くて見辛いと思います。ごめんなさい 笑

 

この方法をやる理由として、乾燥させないようにしてケミカルを使える時間を増やすということです。

ケミカルが乾いてしまうと効果を発揮しませんし、最悪ケミカルで塗装にダメージを入れてしまうかも知れませんので注意が必要です。

ケミカルの基本や注意点はキレイの維持 ケミカル洗車をやらなければ、塗装は汚れていくだけに記載してありますので興味がある方はご覧になって見てください。

 

これをやることで少しでも虫の死骸に対して、少しでも染みこまして除去するのが目的。

 

虫汚れの除去は、少しでも虫の死骸をふやかして除去するということがポイント

なので基本的には水でもシャンプーでも代用は可能ですが、虫取りクリーナーを使うことで効率を上げるということですね。

テールウォーカー
虫取りクリーナー』を使う時は乾かさないことを徹底して作業してください

 

虫の死骸後が取れない場合でも絶対粘土は使わない

粘土はキズが入る

 

虫に死骸後が大まかに取れた後でも微妙に残ることがあります。

これは確かに物理的に除去しないと取れないこともあると思うのですが、その時に粘土系の使用はNGです。

 

以前、コーティングやワックスを使う前に粘土を使った洗車でボディをツルツルに!使い方のポイントで紹介したのですが粘土系を使う以上必ずキズは入ります。

テールウォーカー
粘土だろうがクレイタオルだろうが、キズは入るので研磨ができない人は基本的に使用しないという方向性で良いと思う。

 

粘土で擦るくらいだったら、爪でカリカリした方が良いです。

というか爪はわりと大事なツールだとTWは思っているので、使い方次第では全然ありだと思います。

塗装にキズが入らないようにカリカリすればいいと思うし、ピンポイントでやる分にはキズが入りにくいし力加減が大事

テールウォーカー
これに関しては塗装面に対してどれくらいで触るとキズが入るのか、確認できる環境、場合によっては研磨が必要になる場合もあるのを把握してやりますけどね^^

 

一通り『虫取りクリーナー』などで除去した後に残ったものは実際に物理的に除去しないと取れないこともあります。

離れて見れば分からないので諦めてスルーするのも一つの手段。

こんな事を言っては本末転倒かもしれませんが、完璧にキレイにするのが一概に良いと言えないと思うことも…(特にメンテナンス時)

 

そもそも虫を除去後に残っているのは本当に虫の跡ですか?

鉄粉ではありませんか?

何か違う汚れではありませんか?

塗装自体がシミになっていませんか?

塗装が欠けていませんか?

 

ずっと放置しているクルマだと判別が難しくなるので、ある程度やって除去できなければ様子見するのも一つだと思うわけです。

テールウォーカー
場合によっては鉄粉などの汚れが塗装内に陥没して、爪でも粘土でも引っかからないことも

 

いずれにせよ粘土系で擦った場合はキズが多く入ってしまうので、やめましょう。

各メーカーは虫の除去なども粘土などで除去を推奨していますが、研磨前提でなければ普通に考えてNGです。

 

虫の付着防止にワックスやコーティングは効果あるのか?

天然ワックス施工

 

ワックスやコーティングなどで虫の除去がしやすくなるかというと答えは『YES』です。

ただ気休め程度の付着しにくくなる、除去しやすくなるなので過度の期待は厳禁

 

しかも本当に虫が潰れたときの初期のお話なので、ある程度たつとほぼ意味ない。

TWのブログを見てくれる方は理解してくれると思いますが、高級なコーティング、安いコーティングでもこの辺は差はありません。

 

テールウォーカー
上記を読むとコーティングがいかに頼れないものか理解できると思います

 

ただ短いスパンでトップコートを施工しているクルマの方が付着しにくい傾向にあります。

高級なコーティングをしてメンテナンスをしていない場合と毎回の洗車で撥水シャンプーしてる場合だったら後者の方が効果があり

これに関してはあくまでも虫汚れに関してなので他の汚れにおいて一概に良い効果になると言っているわけではありませんので注意して下さい(撥水シャンプーを推奨しているわけではありません)

 

虫の除去方法 まとめ

  • 夜の高速道路、田んぼ道などで大量に付着する
  • 汚れ全てにおいて言えることで『早期除去が基本』
  • 虫の殻はキズが入る要因、虫の体液は塗装ジミをつくる要因
  • 虫取りクリーナーを使うポイントは出来るだけ乾かさない状態をキープすること
  • クリーナーでの除去後、取れないのは物理的に擦らないと取れないのもある
  • 除去できないからと言って、粘土を使うのはNG! 無理に除去しないで様子見するのも大事
  •  虫の除去後、残っているのは虫の跡?他の汚れでないか確認
  • コーティング施工車の場合はある程度の付着を防げるが気休め程度

 

虫汚れは非常に厄介な汚れですが、ポイントさえ押さえればそんなに除去が難しいわけではないので、虫汚れに悩んでいる方はぜひ試してみて下さい。

 

他のクルマの汚れに関しても記事になっていますのでお悩みの方はご覧になってみて下さい

 

 

以上、テールウォーカー@tailwalker020でした

 

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