【DG ダートロック レビュー】高級なグリッドガードは意味があるのか?

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記事概要

こちらの記事ではDETAIL GUARDZ(ディテール ガーズ)のグリッドガードである【ダートロック】のレビュー記事になります。

特徴は

  • 高級感のある見た目
  • オプションを付けられる
  • 他のグリッドガードより、砂の巻き上がりを防げる

そんな特徴のあるグリッドガードをレビュー記事を紹介します。

オンリーワンのグリッドガード!

こんにちは洗車マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。

洗車オタクなら一回は購入してしまうツールである【グリッドガード】

グリッドガードはバケツ内に設置することで、砂がバケツで巻き上がらないように再付着を防いだり、スポンジなどがバケツの底面に溜まった汚れが付着しないように防ぐ製品ですよね。

ただグリッドガードを使っていても『イマイチ効果を感じない』『意味ないって言う人多い』などあって、使わなくなっている。またはおまけレベルで使っているけど、そんなに期待していないという人も多いと思います。

私自身、使ってはいますが、結局は床面に直に置かないようにグリッドガードを置くと言った形で使うことのほうが多いです。

ユーザー

やっぱり意味ないの?

テールウォーカー

グリッドガード自体に意味がないわけではありませんが、効果は感じにくい製品かもしれません。

費用対効果としては薄さを感じる製品かもしれませんし、あったらあったで便利な製品でもあります。そんなグリッドガードを少しでも便利に使いたい人におすすめしたいのがDETAIL GUARDZ(ディテール ガーズ)の【ダートロック

ダートロック
ディテールガーズのダートロック
テールウォーカー

通常のグリッドガードと全然違う見た目。

このグリッドガードの特徴はオプションパーツをつけれることによって、洗浄の効率を上げれるのが特徴となっています。

また他のグリッドガードと比較しても、砂を巻き上げにくい製品なので、従来のグリッドガードで満足できない人におすすめ。

この製品をつかってみて感じたことは下記参照

メリット
デメリット
  • 仕組みがしっかりつくってあり、他のタイプのグリッドガードと比較しても優秀
  • オプションパーツをつけることによって、洗浄の使用感UP
  • 他のグリッドガードより砂を巻き上げにくい
  • 価格が高い
  • 費用対効果が薄い
  • グリッドガードが大きいサイズしかないのでバケツの種類が限られる
テールウォーカー

上記の内容を踏まえて、レビューしていきます。

タップできる目次
この記事の著者
テールウォーカー

カーディティラー&洗車メディア
テールウォーカー
tailwalker

DETAIL GUARDZ ダートロックの特徴

ダートロックの特徴
  • ダートロックは洗車キズの元となる洗車ミットやスポンジなどに付着したゴミや、砂利、鉄粉などを取り除き、バケツの底に閉じ込める
  • きれいな水で洗車ができるため洗車キズが抑えられる
  • 頑丈な工業用プラスチックを使用し、重量もあり、バケツの底にアンカーのように沈み浮いてきにくい
    ダートロックのラバーにより、バケツにフィットし、簡単に浮き上がったり、排水時に落ちたりしない
ダートロックの概要
テールウォーカー

ダートロックは通常の砂汚れが底にいったら巻き上がらないのが特徴。

砂がバケツの底からもどりにくい構造

なんといっても特徴的なのは形状ですね。

流れるようなテーパーの穴が美しいです♪

ダートロック
ダートロックは穴の面積が多い
ダートロックの裏側
ダートロックの裏面は砂が戻りにくいように加工してある
テールウォーカー

入り口は大きいけど、出口が小さい。これによってダートロックの下に落下した砂が戻ってきにくい。

ダートロックを持ち上げたいときは、大きい穴が3つあるので、そこを掴んで持ち上げる。

ダートロックのつかむ場所
分かりにくいけど、少し大きめの穴が3つあるので、そこに指をひっかけて持ち上げる
テールウォーカー

だいぶ持ち上げにくい形状です…

注意 サイズは26.7mm 使えるバケツはペールタイプのバケツ

この製品注意点として挙げられるのが、サイズの問題

グリッドガードにはサイズが2つあります。

  • 約23mm(ある程度大きいバケツだったら使用できるサイズ)
  • 約26mm(このサイズはペール缶タイプのバケツじゃないと使えない)
グリッドガードのサイズ違い
左が約26mm 右が約23mm
通常のバケツのサイズだと入らない

上記の画像のようにバケツはペール缶タイプのバケツじゃないと、入らないです。

基本的にペール缶バケツ(サイズ要確認)で入るとは思いますが、微妙なサイズ違いで入らない場合もあるので注意。

レビュー用にホームセンターで買ってきたバケツには入りませんでした。

左のバケツは入るが右のバケツ入らない
左のバケツは入ったが、右は入らなかった
真ん中ぐらいまでしか入らない
真ん中ぐらいまでしか入らない

微妙に形状がペール缶と違うのが原因かな…

通常のベターなペール缶バケツであれば問題なさそうですが、不安な場合はDGの正規輸入品を扱っている【AP direct】より、DGジャパンオリジナルバケツを購入するのが一番間違いないです。

個人的にはバケツは透明のほうが嬉しいのですが価格が高くなってしまうのがネック。

もし透明なバケツでDGのグリッドガードと組み合わせて使いたい場合はこちらを参考にしてください⇨【大きくて透明なディテイリングバケツ】26cmのグリッドガードも使えるキャンブロの丸型フードコンテナ

テールウォーカー

半透明のバケツであれば【ケミカルガイズ】
透明なタイプのバケツが欲しければ【キャンブロ フードコンテナ】がおすすめ!

ラバーによってバケツにジャストフィット

ダートロックは他のグリットガードと違ってラバーを取り付ける部分があります。

ダートロックのゴム
これによって少し大きめのバケツでも、ズレることなく取り付け可能 全部で4箇所
ペールタイプのバケツに設置する

実際に取付けてみます。

4つ付いている状態
ゴムがあることによって奥まで入らない
テールウォーカー

入らない場合はゴムを外してあげます。

ダートロック設置 ゴム全外し
ゴムがないと奥まですんなり入ります

私はゴムを取り外した状態でも問題なかったのですが、人によっては浮いてきて使いにくいとの話もありましたので、その場合はゴムを4箇所中、2箇所外して上げるとラバーが効いた状態で、ダートロックを奥まで設置できます。

不安ならゴムを2つ外した状態で取り付ける
ゴムを2つ外して取り付け
テールウォーカー

自分の好みに応じてラバーの数は調整するとよい。

オプション用品でより使いやすくできる

グリットガードって砂を巻き込まないというより、洗濯板みたくゴシゴシして物理的に汚れを落とせるということの方が重要と考えます。

DGではそのオプション製品が素敵なところもポイントですね。

ということで今回一緒に購入した製品が【スクラブアンドポンプ】

スクラブアンドポンプ
スクラブアンドポンプ
スクラブアンドポンプ 裏側
スクラブアンドポンプの裏側に爪がある
大きい穴のところにポンプを入れる
スクラブアンドポンプの爪をGRIPと記載されているところに挿す
裏までしっかり挿す
爪が奥まで入ったらOK
テールウォーカー

一回取り付けると外すのは大変です。外すときは力技になるので破損させないように注意しましょう。

取付完了
取付完了状態
プッシュ前
押し込むとポンプされて、水がミットに当たり洗浄される
プッシュ後
プッシュした状態
ウォッシュミットが洗いやすい
ウォッシュミット系が洗浄しやすい
テールウォーカー

スポンジとかよりもウォッシュミットタイプの方が洗いやすい形状

また他にもバケツの側面で洗浄できるオプションパーツも販売されていますが、国内での正規輸入はされていないので、今回は説明を省きます。⇨追記 スクラブウォールも販売されるようになりました。DGのグリッドガードを使用してみたい人におすすめです。

DGとの組み合わせ
スクラブウォール取り付け状態 一番オプション用品として優れていると感じる

【スクラブアンドポンプ】【スクラブウォール】があるだけでも洗浄が圧倒的にしやくすなるので、同時購入を検討するのも良いですね。

DETAIL GUARDZ ダートロックのレビュー

ここからは実際に使用してレビューしていきます。

ただ画像だと分かりにくいのでDGジャパンで出している動画も一緒に貼っておきます。

スクラブアンドポンプは洗浄の補助程度

まず最初にスクラブアンドポンプがどの程度の効果があるのか確認

スクラブアンドポンプの水流は弱い
実際に水流は強くない
テールウォーカー

ポンプとしてはあまり機能していないと感じる。どちらかというと洗濯板として使いやすい感じ。

ミット系は使いやすいが、スポンジはグリップするため使いにくい

DGのダートロックはミット系の洗浄はしにくいのですが、スポンジだとグリップしてしまい洗浄しにくいです。

スポンジはグリップしてしまい使いにくい
スポンジはグリップして使いにくい

ウォッシュミット系なら問題なく洗浄できますが、スポンジはグリップしていしまうので使わないほうが良いかも。

テールウォーカー

スポンジで洗車をする人にはスクラブアンドポンプはいらないかな〜

汚れの落ち方は軽度だが概ね満足できるレベル

次は足回りを洗浄したムートンがどの程度キレイになるかを確認していきます。

下回りを洗浄したミット
足回りの汚れを除去した状態
洗浄中
洗浄中
キレイにはなる
細かい汚れはあるものの、及第点かな

おおまかな汚れは除去できています。足回りの洗浄したグローブを濯ぎバケツで濯ぐことは基本的にないですが、そのまま使っても問題ないと感じる程度には役立っているように感じます。

とはいっても微妙に汚れの残があるので、ここまでヘビーな汚れを取り込んだら、散水ノズルとかで直接濯いであげた方が無難。

テールウォーカー

実際の洗車においてはここまで汚れを取り込まないですし、普段の2バケツ洗車なら使える製品かな。

洗浄後のバケツ状態を確認すると微妙

そしてグリッドガードの砂汚れの分離としては、正直期待していたほどではないかなと感じました。

先ほどのムートングローブを洗った状態のバケツがこんな感じ。

洗浄後のバケツの汚れ
洗浄後のバケツの状態

これを10分程度放置するとこんな感じになります。

洗浄後10分程度放置した状態
10分程度放置した状態では多少しかキレイにならない
テールウォーカー

謳い文句ほど効果を感じませんが、まあこんなもんですよね。

本来であれば、透明なバケツを使ってグリッドガードの下がどうなっているかも確認したかったですが、完全な分離までは厳しいのは確認できると思います。

当然ではありますが、1日放置すると汚れは底に沈み切ります。

1日たって水がバケツの底に沈んだ状態
1日経過した状態 水はキレイ
水をかき混ぜてみる
バケツの水を混ぜてみる
水を混ぜても変わらない
水を混ぜても、ほぼ変わらず
テールウォーカー

わざわざ水を入れ替えなくても使えそうな感じはするかな。

グリッドガードは砂汚れを分離させるというよりは、洗濯板みたくゴシゴシして物理的に洗浄の汚れを分離させるというのが目的と考えています。その中で汚れの再付着を防ぐのはおまけ程度と考えていた方が無難。汚れが酷い場合はバケツの中の水を入れ替えしたりしてリセットする方がかしこい。

後日、透明なバケツを購入する予定なので、購入後汚れがどうなるか再度UPします。

こんな人におすすめ

メリット
デメリット
  • 仕組みがしっかりつくってあり、他のタイプのグリッドガードと比較しても優秀
  • オプションパーツをつけることによって、洗浄の使用感UP
  • 他のグリッドガードより砂を巻き上げにくい
  • 価格が高い
  • 費用対効果が薄い
  • スポンジ洗車をする人は向いてない
  • グリッドガードが大きいサイズしかないのでバケツの種類が限られる

DGのダートロックははっきり言って【洗車マニア】向けの製品。

グリッドガード自体のサイズが大きいことでペール缶バケツタイプでしか使えない。しかも価格が高いです。

通常のバケツのサイズで使えないのは個人的にかなり微妙でした…

だからと言って効果が高いか?と聞かれると散水ノズルで濯いだほう間違いない。

それを踏まえた上で向いている人は

ダートロックをおすすめできる人
  • ウォッシュミット系を使っている人
  • 2バケツ洗車をしているで人で、更に効率を上げたい人
  • 費用対効果よりも洗車にロマンを求めている人
テールウォーカー

自分は洗車にロマンやおしゃれを求めているタイプなので購入しました 笑

逆に向いていない人は

ダートロックをおすすめできない人
  • スポンジ洗車がメインの人
  • 安く購入したい人(オプションパーツも取り付けるとなると他の製品と比べたときに【4倍〜】程度かかります)
  • ムダに物を持ちたくない人

になってきます。

グリッドガードを検討する場合は

価格が高くてもロマンや自己満足を高めたい人であれば今回紹介した【ダートロック】

費用対効果を求める人なら穴が細かく開いているタイプのグリットガード

TOOGOO 23.5Cmカーオートウォッシュグリットガードインサートウォーターバケットフィルターアンチスクラッチツールサイクロンダートトラップ
TOOGOO

最低限の効果を感じたいなら最もポピュラーなグリッドガードにしてみるのがおすすめ

購入時はバケツに合うサイズなのか、しっかり確認しよう。

おすすめ度
BAD
微妙
良い
神か…
GOOD!
テールウォーカー

洗車マニア向けの製品。費用対効果は決して高くないので、一般向けではないかな。機能性の多さが男心くすぐられる製品ですね♪
価格が気にならないなら、購入する価値あり!

まとめ 機能も価格も高級なグリッドガード

オプションパーツを取付けることで、楽しさUP!
まとめ
  • ダートロックはグリッドガードの中でも高級品
  • サイズは26.7mm 使えるバケツはペール缶タイプのバケツ
  • オプションパーツをつけると洗浄力UP
  • スポンジ系は使いにくい。ウォッシュミット推奨
  • 洗車マニア向けの商品

グリッドガードは趣味的要素が強い製品であると感じていますが、少しでもグリッドガードに機能性を求めるなら非常に魅力的な製品ですね。

サイズが大きなタイプなので、バケツが限られてしまうのは難点ではあります。洗車道具を最小限で最適化するのには向いていないかもしれませんが、洗車用品を趣味要素として捉えられる人であれば非常に魅力的な製品でしたね。

あなたもDGの【ダートロック】を使用して楽しい洗車ライフを過ごして見ませんか?

以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。

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