こんにちは洗車マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。
洗車オタクなら一回は購入してしまうツールである【グリッドガード】
グリッドガードはバケツ内に設置することで、砂がバケツで巻き上がらないように再付着を防いだり、スポンジなどがバケツの底面に溜まった汚れが付着しないように防ぐ製品ですよね。
ただグリッドガードを使っていても『イマイチ効果を感じない』『意味ないって言う人多い』などあって、使わなくなっている。またはおまけレベルで使っているけど、そんなに期待していないという人も多いと思います。
私自身、使ってはいますが、結局は床面に直に置かないようにグリッドガードを置くと言った形で使うことのほうが多いです。
やっぱり意味ないの?
グリッドガード自体に意味がないわけではありませんが、効果は感じにくい製品かもしれません。
費用対効果としては薄さを感じる製品かもしれませんし、あったらあったで便利な製品でもあります。そんなグリッドガードを少しでも便利に使いたい人におすすめしたいのがDETAIL GUARDZ(ディテール ガーズ)の【ダートロック】
通常のグリッドガードと全然違う見た目。
このグリッドガードの特徴はオプションパーツをつけれることによって、洗浄の効率を上げれるのが特徴となっています。
また他のグリッドガードと比較しても、砂を巻き上げにくい製品なので、従来のグリッドガードで満足できない人におすすめ。
この製品をつかってみて感じたことは下記参照
上記の内容を踏まえて、レビューしていきます。
DETAIL GUARDZ ダートロックの特徴
- ダートロックは洗車キズの元となる洗車ミットやスポンジなどに付着したゴミや、砂利、鉄粉などを取り除き、バケツの底に閉じ込める
- きれいな水で洗車ができるため洗車キズが抑えられる
- 頑丈な工業用プラスチックを使用し、重量もあり、バケツの底にアンカーのように沈み浮いてきにくい
ダートロックのラバーにより、バケツにフィットし、簡単に浮き上がったり、排水時に落ちたりしない
ダートロックは通常の砂汚れが底にいったら巻き上がらないのが特徴。
砂がバケツの底からもどりにくい構造
なんといっても特徴的なのは形状ですね。
流れるようなテーパーの穴が美しいです♪
入り口は大きいけど、出口が小さい。これによってダートロックの下に落下した砂が戻ってきにくい。
ダートロックを持ち上げたいときは、大きい穴が3つあるので、そこを掴んで持ち上げる。
だいぶ持ち上げにくい形状です…
注意 サイズは26.7mm 使えるバケツはペールタイプのバケツ
この製品注意点として挙げられるのが、サイズの問題
グリッドガードにはサイズが2つあります。
- 約23mm(ある程度大きいバケツだったら使用できるサイズ)
- 約26mm(このサイズはペール缶タイプのバケツじゃないと使えない)
上記の画像のようにバケツはペール缶タイプのバケツじゃないと、入らないです。
基本的にペール缶バケツ(サイズ要確認)で入るとは思いますが、微妙なサイズ違いで入らない場合もあるので注意。
レビュー用にホームセンターで買ってきたバケツには入りませんでした。
微妙に形状がペール缶と違うのが原因かな…
通常のベターなペール缶バケツであれば問題なさそうですが、不安な場合はDGの正規輸入品を扱っている【AP direct】より、DGジャパンオリジナルバケツを購入するのが一番間違いないです。
個人的にはバケツは透明のほうが嬉しいのですが価格が高くなってしまうのがネック。
もし透明なバケツでDGのグリッドガードと組み合わせて使いたい場合はこちらを参考にしてください⇨【大きくて透明なディテイリングバケツ】26cmのグリッドガードも使えるキャンブロの丸型フードコンテナ
半透明のバケツであれば【ケミカルガイズ】
透明なタイプのバケツが欲しければ【キャンブロ フードコンテナ】がおすすめ!
ラバーによってバケツにジャストフィット
ダートロックは他のグリットガードと違ってラバーを取り付ける部分があります。
実際に取付けてみます。
入らない場合はゴムを外してあげます。
私はゴムを取り外した状態でも問題なかったのですが、人によっては浮いてきて使いにくいとの話もありましたので、その場合はゴムを4箇所中、2箇所外して上げるとラバーが効いた状態で、ダートロックを奥まで設置できます。
自分の好みに応じてラバーの数は調整するとよい。
オプション用品でより使いやすくできる
グリットガードって砂を巻き込まないというより、洗濯板みたくゴシゴシして物理的に汚れを落とせるということの方が重要と考えます。
DGではそのオプション製品が素敵なところもポイントですね。
ということで今回一緒に購入した製品が【スクラブアンドポンプ】
一回取り付けると外すのは大変です。外すときは力技になるので破損させないように注意しましょう。
スポンジとかよりもウォッシュミットタイプの方が洗いやすい形状
また他にもバケツの側面で洗浄できるオプションパーツも販売されていますが、国内での正規輸入はされていないので、今回は説明を省きます。⇨追記 スクラブウォールも販売されるようになりました。DGのグリッドガードを使用してみたい人におすすめです。
【スクラブアンドポンプ】【スクラブウォール】があるだけでも洗浄が圧倒的にしやくすなるので、同時購入を検討するのも良いですね。
DETAIL GUARDZ ダートロックのレビュー
ここからは実際に使用してレビューしていきます。
ただ画像だと分かりにくいのでDGジャパンで出している動画も一緒に貼っておきます。
スクラブアンドポンプは洗浄の補助程度
まず最初にスクラブアンドポンプがどの程度の効果があるのか確認
ポンプとしてはあまり機能していないと感じる。どちらかというと洗濯板として使いやすい感じ。
ミット系は使いやすいが、スポンジはグリップするため使いにくい
DGのダートロックはミット系の洗浄はしにくいのですが、スポンジだとグリップしてしまい洗浄しにくいです。
ウォッシュミット系なら問題なく洗浄できますが、スポンジはグリップしていしまうので使わないほうが良いかも。
スポンジで洗車をする人にはスクラブアンドポンプはいらないかな〜
汚れの落ち方は軽度だが概ね満足できるレベル
次は足回りを洗浄したムートンがどの程度キレイになるかを確認していきます。
おおまかな汚れは除去できています。足回りの洗浄したグローブを濯ぎバケツで濯ぐことは基本的にないですが、そのまま使っても問題ないと感じる程度には役立っているように感じます。
とはいっても微妙に汚れの残があるので、ここまでヘビーな汚れを取り込んだら、散水ノズルとかで直接濯いであげた方が無難。
実際の洗車においてはここまで汚れを取り込まないですし、普段の2バケツ洗車なら使える製品かな。
洗浄後のバケツ状態を確認すると微妙
そしてグリッドガードの砂汚れの分離としては、正直期待していたほどではないかなと感じました。
先ほどのムートングローブを洗った状態のバケツがこんな感じ。
これを10分程度放置するとこんな感じになります。
謳い文句ほど効果を感じませんが、まあこんなもんですよね。
本来であれば、透明なバケツを使ってグリッドガードの下がどうなっているかも確認したかったですが、完全な分離までは厳しいのは確認できると思います。
当然ではありますが、1日放置すると汚れは底に沈み切ります。
わざわざ水を入れ替えなくても使えそうな感じはするかな。
グリッドガードは砂汚れを分離させるというよりは、洗濯板みたくゴシゴシして物理的に洗浄の汚れを分離させるというのが目的と考えています。その中で汚れの再付着を防ぐのはおまけ程度と考えていた方が無難。汚れが酷い場合はバケツの中の水を入れ替えしたりしてリセットする方がかしこい。
こんな人におすすめ
DGのダートロックははっきり言って【洗車マニア】向けの製品。
グリッドガード自体のサイズが大きいことでペール缶バケツタイプでしか使えない。しかも価格が高いです。
通常のバケツのサイズで使えないのは個人的にかなり微妙でした…
だからと言って効果が高いか?と聞かれると散水ノズルで濯いだほう間違いない。
それを踏まえた上で向いている人は
- ウォッシュミット系を使っている人
- 2バケツ洗車をしているで人で、更に効率を上げたい人
- 費用対効果よりも洗車にロマンを求めている人
自分は洗車にロマンやおしゃれを求めているタイプなので購入しました 笑
逆に向いていない人は
- スポンジ洗車がメインの人
- 安く購入したい人(オプションパーツも取り付けるとなると他の製品と比べたときに【4倍〜】程度かかります)
- ムダに物を持ちたくない人
になってきます。
グリッドガードを検討する場合は
価格が高くてもロマンや自己満足を高めたい人であれば今回紹介した【ダートロック】
費用対効果を求める人なら穴が細かく開いているタイプのグリットガード
最低限の効果を感じたいなら最もポピュラーなグリッドガードにしてみるのがおすすめ
洗車マニア向けの製品。費用対効果は決して高くないので、一般向けではないかな。機能性の多さが男心くすぐられる製品ですね♪
価格が気にならないなら、購入する価値あり!
まとめ 機能も価格も高級なグリッドガード
グリッドガードは趣味的要素が強い製品であると感じていますが、少しでもグリッドガードに機能性を求めるなら非常に魅力的な製品ですね。
サイズが大きなタイプなので、バケツが限られてしまうのは難点ではあります。洗車道具を最小限で最適化するのには向いていないかもしれませんが、洗車用品を趣味要素として捉えられる人であれば非常に魅力的な製品でしたね。
あなたもDGの【ダートロック】を使用して楽しい洗車ライフを過ごして見ませんか?
以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。