最近はガラスのウロコや油膜が簡単に落とせる商品が発売されているようですね。
TW(テールウォーカー)はその商品を使っていないので分からないのですが、できれば使ってほしくない道具が一つあります。
それがお風呂場や洗面台に使われるような『ウロコ取り』になります。
ブログを始めてからこの製品によるキズの悩みでの問い合わせが非常に多い。
ちなみにこんな感じのキズ(光源の周り)
写真だとわかりづらいですが、ワイパーキズより深いです
このタイプの製品は物理的に削る製品になるので、クルマのような美観も大事な要素になるクルマでの使用はおすすめできません。(この製品自体もあくまで、お風呂場・洗面台用)
ウロコ除去の概要と(内容によってはリスクがあるので詳しく紹介するのは難しいのもあります)
つけてしまったキズの除去方法
ウロコを再付着させないにはどうすれば良いのか?を紹介させていただきます。
ウロコが付着する大きな理由は洗車にあり
洗車時が一番ウロコが付着
ガラスのウロコは洗車時が一番付着します。
理由としては、普段生活に関する水で洗車の時に使う水が一番硬度が高いんです。
硬度が高いということはカルシウムなどの不純な成分が多いということ
なので乾いてしまったときに残留した成分が多くウロコになりやすい傾向にあります。
自分の知ってる人でガラスがウロコだらけなのは『洗車の回数が多い人』『井戸水で洗車をしてる人』どちらかが多い。
洗車回数が多い人はウロコが付着する可能性も上がるので、理由は分かります(回数が多いので積み重なり付着する可能性が多い)
中でも井戸水は特にヤバいですね…
井戸水の洗車は回数が少なくても、かなり付着しやすい状況なのでおすすめしません。
意外と雨では付着しない
たまにユーザーが『せっかく洗車したのに雨が降ったからガラスウロコだらけになっちゃうよ〜』と言うのを聞くことがありますが、実際はそんなに付着しないんですよね^^;
洗車の時に油膜除去しているなどの例外はありますが基本的には付着しない可能性の方が高い。
正確にはスケールは付着していますが、ウロコに見えるようなスケールは付着していない状態になります。
付着してると感じるのは恐らく自分で洗車をこまめにする人かな(洗車時に対策をしていないと水道水による付着の可能性はグッとあがります)
撥水シャンプーなどでも付着の原因に
洗車頻度が多い人ほどウロコをつけてしまう理由に『何かしらコート剤を使う』っていうのも一つ
本来ガラスは一切撥水しません(油膜があったり、コーティングをしてる場合は別)
油膜がつくことで多少は水を弾きますが、洗車しなければしないほど撥水しない傾向にあります。
撥水しない状態の上から、強制撥水させることで汚れの上に更に汚れを付着させやすい状態になることも。
ガラスについたウロコの除去方法
ガラス用コンパウンドで研磨
上記の写真はガラス用コンパウンドでキズを除去している写真なのですが、軽度のウロコだと研磨で除去できることもあります。
場合によっては研磨することでリカバリー不可になることもあるので注意が必要
同じ研磨でも『手磨き』『機械研磨』どちらもメリット・デメリットがあるので場合に応じての対応は必須。
ウロコを溶解させる(リスク大)
ケミカルにて除去する方法ですね。
TWもこの方法は使うのですがリスクが大きいので詳しい説明は今回はしません。
この方法は最近ユーチューブやネットでも除去する方法は乗っていますが、リスクを分かってないまま施工している人が多いので、個人的にはDIYでおすすめしません(リスク説明も的外れであることが多い)
ガラスのリカバリーは基本的に高額になることが多いですし、DIYでは難しいこともあります。
問い合わせをよくもらいますが、基本的には伝えていません。
凄い嫌なことを言いますが、理解してない人ほど喋ってしまうイメージがあります…
ただウロコが取れればいいやって話ではありません。
美観はキレイを維持できていますか?理解できていますか?
その情報はプライベーターにとっては有益になり得るかもしれませんが、一歩間違えると全国でトラブル多発します…
個人的にプロと呼ばれる人が動画の中でペラペラ喋っているのは好きじゃないです(中には好感も持っている人もいます)
主観になりますがユーザーの為を思っての発信と自分の為の発信で大きく変わりますよね。
TWのブログもそうですが、あくまで参考程度、その人の主観はそんな感じなんだな〜と思う程度にしといた方が良いと思いますよ。
ウロコを溶解させる方法もあるんだな〜ぐらいに思っといてください^^
ガラスキズの除去
上記の写真はウロコクリーナーでつけてしまったキズですが、研磨にて除去しています。
ガラスキズは塗装と同じで基本的には研磨しないとダメですね。
これに関しては人によってノウハウは色々違いますが基本的にコンパウンド、ポリッシャーにて研磨ですね^^
先ほど紹介した
この辺がおすすめ
ウロコの再付着防止にはウィンドウコートがおすすめ
ウロコの付着防止は現状では『ウィンドウコート』を施工するのが一番です^^
ただ気にしてほしいのが、下地処理をしてから施工する(油膜・ウロコを落とす)
下地処理をしないと『ウィンドウコート』もキレイに施工できませんし、性能も発揮できません。
更に施工できたとしても、汚れの上から施工して更に汚れを付着させるのはナンセンスですよね?
TWはこれを使ってます。
油膜落としはこれ
ちなみにTWはウィンドウコートを施工して1年経っていますが、まだ撥水しています♪
非常にメンテナンスが大事で同じコート剤をしていても1ヶ月持たない人もいれば、自分みたく1年ぐらい持たす人もいます。
詳しくはまだワイパー使ってるの?ガラス撥水の耐久性を最大限に活かす方法!をご覧ください
ガラス面はクルマの面積を多く占めていてガラスがキレイだとクルマがかなりキレイに見えます。
ウロコ付着を防ぐことで、キレイを保てますので『ウィンドウコート』は必須!
ガラスのウロコまとめ
- お風呂場・洗面台のウロコクリーナーは使わないで
- ガラスのウロコは洗車時に一番付着する
- 雨ではそんなに付着しない
- 井戸水はヤバい(硬度が高い水は注意)
- ウロコの除去は研磨・溶解させる方法がある
- DIYでは溶解の方法はおすすめしない
- ガラスキズはポリッシャーとガラス用コンパウンドがおすすめ
- ウロコ防止にはウィンドウコート
DIYでのウロコ除去だと研磨で除去するのが一番安全かもしれません。
ウロコは付着してしまうとDIYでは難易度が高い。
なので早めにウィンドウコートを施工することでウロコ付着防止は重要ですし
なによりもガラスがキレイなだけでクルマの美観は大きく向上します。
今後DIYで簡単にウロコが取れるようなケミカルもあるようなので、今後試していければと思います^^
今回の記事が参考になれば幸いです。