今回はRYOBI(リョービ)ランダムアクションサンダーのRSE-1250を改造ポイントを紹介していきます^^
RYOBIの『RSE-1250』はノーマルだと正直使えないポリッシャーの一つです^^;
キズは除去できないし、仕上げ研磨としても全然磨けないので、ノーマルで使っている人はRSE-1250の性能の半分も引き出せていません
しかしカスタムをすることで高級ポリッシャーと性能を比べても遜色ない仕上がりを可能にしてくれます♪
そんな初心者ポリッシャーRSE-1250をカスタムすることで
『名機RSE−1250改』にグレードアップする方法を紹介していきます。
今回の記事で改造後の比較動画もありますので見てみてくださいね^^
RSE-1250のポリッシャーレビューは⇨車のDIYをしたい初心者におすすめ!RYOBI(リョービ) RSE-1250 改造方法も記載ありを参考にして下さい。
ダブルアクションポリッシャーとは
そもそもダブルアクションポリッシャー(ランダムアクションサンダー)とは一般的には仕上げ用のポリッシャーのジャンルになります。
2018年現在では『コンパウンド』『バフ』の性能が上がったり、ダブルアクションポリッシャーの特性を活かすようなコンパウンドが普及したことで、ダブルアクションポリッシャーでも初期研磨で高い研磨力を発揮できてキズを除去出来ることが可能になりました。
最初に出すポリッシャーが研磨力が高いシングルアクションポリッシャーではなく、ダブルアクションポリッシャーになっているのが現状だと思います。
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
ダブルアクションポリッシャーの動き方
ダブルアクションの動きは上下の振動と回転しながら細かく動いています。コンパウンドを擦り潰すような感じでコンパウンドの粒子を最大限に活かし研磨力を発揮。研磨力と同時に仕上げレベルも粒子を最後まで使い切ることで、より高い仕上げレベルでの研磨を可能にしてくれています。
RSE-1250の改造ポイント
ブレーキリングを外す
上記の写真でパッドとボディの間に黒いゴムがあるのがわかりますでしょうか?
黒いゴムが『ブレーキリング』と呼ばれるもので、これがパッドに当たり続けて名前の通りブレーキをかけてしまいます。そうすると回転速度が落ちてしまい必然的に回転数が落ちます。
そうすると、回転数落ちる=研磨力が落ちることになるのでポリッシャーとしては基本的に良いことがありません。
なので今回のカスタムの一つとして、ブレーキリングを外してあげてパッドがフリーで回転するようにして本来の研磨力を引き出してあげるのが目的です♪
RSE-1250の一番簡単でお金もかからない改造方法です^^
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
やり方としては簡単♪
上記の赤丸の4つのネジを緩めてあげます。
そうするとパッドが外れるので
黒いゴムのブレーキリングを引っ張ると簡単に外れます。
ブレーキリングを外した状態で組み付ければ、お金のかからないカスタムが完成します^^
電源コードを5mのコードに付け替える
この改造をすることで性能は変わりませんが、電源コードが長くなることで作業中のストレスが大幅に減り、快適になります^^
配線を長くすることで
- 延長コードが短くても取り回しが楽になる
- 脚立使用時に延長コードの接続部分が脚立に引っ掛かってしまい、磨いているときにイライラするのを解消 笑
本当にオススメできる改造方法なので是非試してほしいです^^
やり方としては、とりあえず先ほどのブレーキリングを外したらベアリングが止まっているネジを外します。
このネジが硬いので、ショックドライバーを使うか、インパクトドライバーを使うのがおすすめ♪
おすすめのインパクトドライバーは⇨初心者からプロまで使いやすい電動工具!マキタのペン型インパクトドライバー!
ネジを外したら
こんな感じになっているので、ベアリングとフィン?的なものを外します。
ここまできたらボディのネジ10本全て緩めます。
ここまでくれば、あとは外すだけなので、引っ張って半分にします。
このときに必ずこの向きで、分割してください。でないと中のコイルやら諸々が外れてしまい初めて作業する人だと、戻し方を間違えてしまったりするので注意!
そしたらこのような感じになるので、配線を程よい長さにカットしていきます。
使うコードは
これを使って配線を交換していきます。配線を固定する前に収縮チューブを入れ忘れないように注意する。(忘れた場合は、絶縁テープでグルグル巻きでもいいと思います)
このような感じでギボシをカットして使用しています。
配線を固定したら、収縮チューブの位置を合わせる。
ここまできたらヒートガン(ドライヤーのかなり熱いver)の熱を利用して収縮チューブを縮めて固定します。
ここまできたら、あとは戻すだけですね^^
RSE-1250のめんどくさい改造はこれくらいなので、ここまでくればあとはポン付レベルですからね^^
配線作業が苦手な方は電源コードが最初から5mのPED−130を買うのもありだと思います。
ベアリングの交換
ボディを組んだあとはベアリングの交換も一緒にやるのがおすすめ♪
実は写真の中で途中からベアリングの種類が変わっています 笑
ちなみメタルベアリングに変えることで、より回転をスムーズにしてくれ気持ちの良い研磨を可能にしてくれますね♪
Before
after
どこが変わってるか分かります?^^;
ベアリングの中身が茶色だったんですけど、それがメタルベアリングになったことで外側は一応シルバー色になってます。
低重心パッドの取り付け
RSE-1250はこのカスタムをすることで大きく性能が上がりますので、是非カスタムしてほしいポイントです。
それがこちら
これも純正のパッドと付け替えるだけなので、非常に簡単で効果的な方法。
つけるとこんな感じになります。
見た目的にもカッコよくなるのでおすすめですよ〜
ボディをカスタムペイント
上記の写真は左側が私が使っている『フルカスタム仕様のRSE-1250』になります。
正直、RSE-1250は性能も優れているし、非常に使いやすいんだけど、ポリッシャーとして見た目が残念^^;(初心者用ポリッシャー丸出しなのは、ちょっと嫌かな…)
私はパール多めのガンメタに塗ってもらいました。ペイントをしてもらうことで、自分にとって世界に一つだけのオリジナルポリッシャーが完成します。それど同時に作業に対するモチベーションも上がりますよね^^
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
カスタム済みとノーマルを動画で比べてみた
右から、『フルノーマル』『ブレーキリングを外した状態』『フルカスタム』です。
動画を見てもらえば何となくは分かりますが、基本的にカスタムレベルが進行するにつれて、『研磨力』『研磨精度』が向上する方向性。
分かりにくいですがパッドにマスキングテープを貼ってあり回転数をみる参考になるかと思います。
回転数は『4』で動画撮影を行いましたので参考にして見てください。
ちなみに緑色のRSE-1250は『PED–130』という配線が5mになっておりスペックは一緒です。
TWはフルカスタムしていますが、初心者だとブレーキリングを外すだけで満足出来る感じはしますね^^
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
![](https://sensya-walker.com/wp-content/uploads/2018/04/IMG_1164-1.jpg)
最近動画を撮っていてユーチューバーの偉大さを感じます 笑 (難しい^^;)
RSE-1250の改造に対するまとめ
最後にカスタムのポイントをまとめていこうと思います。
- ブレーキリングを外す(必須作業)
- メタルベアリングに変更(使用感は変わるがそんなに気にしなくても良いかな)
- 電源コード5mに付け替え(できればやった方が作業性は上がる)
- 低重心パッドに変更(研磨力UP)
- ボディをカスタムペイント(見た目が良くなることでモチベーションUP)
上記の部品は『モノタロウ』もしくは『ホームセンター』で注文すれば手に入ると思います。
RSE-1250をノーマルで使っている人はとりあえずブレーキリングだけでも外してみて、カスタム効果を体感してみてください^^