コーティングを活かす為に車磨きのやり方を覚えよう!必要な3大道具編!

バフの付け方

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ケミカルでの洗車を習得してクルマのキレイ維持を理解して自分でもコーティングも行えるようになれば残すはクルマの『研磨』になりますね♪

しっかりとした『研磨』ができればコーティングでボディがよりキレイになりますし、何かトラブルがあっても自分で対応できるのはGOODです^^

しかし『電源が必要』『場所も必要』『道具が高価』な為、中々ハードルが高い車磨き。

道具もよく分からないですし、コンパウンドも種類がよく分からない。そんな人の為に基本の基本を紹介します。

今回は道具のご紹介。詳しい記載は後日記事にしますのでそちらで見て頂けると幸いです。

完全に導入編なので道具はどういうものを使うのか?どういうチョイスポイントなのかを知ってもらえればいいと思います。

車磨きの3大道具は『ポリッシャー』『バフ』『コンパウンド』これがないと車磨きは始まりません。

今回は3大道具にスポットを当てて紹介させて頂きます。

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テールウォーカー

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ポリッシャーを変える事で力の伝え方を変える

ポリッシャーをなんとなく回しているとプロみたく見えますが、どんなに弱くても機械である以上、何も考えず磨いているとリカバリー不可な状態になることもあるので気をつけて下さい。

それではポリッシャーの基本的なご紹介♪見た目でメジャーなのはこんなのですよね?

コンパクトツール ギアアクション

こちらは縦型ポリッシャーと呼ばれ、ポリッシャーといえばこの形を想像する人が多いと思います。

もう一つは横型ポリッシャーと呼ばれるものですねルペス ポリッシャー

最近はプロ施工店の中では、横型タイプのポリッシャーを使用しているお店が多いですね。TW(テールウォーカー)も横型タイプのポリッシャーをメインに使用しています。

ポリッシャーの種類は大きく3種類あります。

色々考え方もあるのですが、今回は一般的に言われてる事を紹介させて頂きます。

シングルポリッシャー⇨ポリッシャーの中でも研磨力が高くトルクが大きい。キズを消す為の初期研磨に向いているが、仕上げの磨きには不向き。深い磨きキズを入れる事で洗車キズを早く消す事が出来るが、そのキズを磨くのが大変^^; 『板金塗装』に携わる人がよく使いますね。磨いているときのイメージでいうと、ボディを研いでいるような感じ。アストロプロダクツで売っている電動ポリッシャーはシングルです。TWはほとんど使いませんし、素人の方も使う必要はないと思います。

 

ギアアクションポリッシャー⇨初期研磨にも仕上げ研磨にも対応できるポリッシャーです。トルクが大きい分デリケートな塗装に対しては使用が厳しい時もありますが、プロ施工店の中にはこれ1本で作業している方もいますね。パワーがある分、キズを消せても仕上げ研磨では少し物足りないことも…TWはトルクを活かした磨きをしたい時にワンポイントで使用することが多いです。

 

ダブルアクションポリッシャー⇨仕上げに特化したポリッシャーです。従来は初期研磨には向いてませんでしたが、ポリッシャーをカスタマイズして性能が上がったり、ポリッシャー自体の性能が上がり、コンパウンドも進化したことで組み合わせ次第では初期研磨から仕上げ研磨まで対応できます。コダワリの施工店ではほとんどがダブルアクションポリッシャーを使用しています。ダブルアクションは細かく動いている為、コンパウンドを擦り潰す様に磨けます。ダブルが1番液剤を上手く使用できます^^

 

ポリッシャーを変える事で力の伝え方を変えている感じですね。どのような力で、どのような動きで塗装に対してアクションをするのがポリッシャーの役目になります。

テールウォーカー
ポリッシャーの選択肢としてはポリッシャー1本で全部作業したいならギアアクションがオススメで、ポリッシャーを複数(サイズ違い)使うならダブルがオススメ

コンパウンドは潤滑液でもあり研磨力を決める最大のポイント

コンパウンドは初期研磨用、仕上げ研磨用とか別れていますが、基本的にコンパウンドは研磨力が弱い順に使います。コンパウンドはざっくり言うと『液体の中に細かい石』が入っている感じです。石のサイズを変える事で研磨力を変えることが可能です。

コンパウンドを変えることで研磨力の調整を大きく変更することが出来ます。

塗装にもよりますが研磨力が弱いコンパウンドでも十分キズは消せますし、弱い研磨力で初期研磨が済めば、キズを消す為につけた磨き傷がより浅い状態で済む為、仕上げ研磨が容易になります。

基本的にカーディテイリング(クルマをキレイにする作業の総称)だと使うと細目〜超微粒子ぐらいまでですかね?簡単にですがメジャーな3Mのコンパウンドで説明させて頂きます。

テールウォーカー
ちなみに研磨力の順番は強い順で細目⇨極細目⇨超微粒子になります

細目⇨3Mだと『カット1』になりますね。非常に研磨力が高いコンパウンドで、手磨きでも深いキズが割と落ちます。ポリッシャーにて使用すると深いキズが入るので注意!ポリッシャーにて使う場合はライトを当てて磨き傷がどれぐらい入っているか部分的に磨いて要確認です!間違っても1回で広い範囲を磨かないで下さい。リカバリーするのが大変になる可能性もあります。このコンパウンドは板金屋さんがよく使うコンパウンドですね♪TWは基本的に手磨きで『カット1』を使用しています。使うタイミングとしても普段使っているコンパウンドで手磨きで落ちない時に使用しています。ポリッシャーではほぼ使用することはありません^^;

 

極細目⇨3Mだと『ハード1』になります。一般的にはキズを抜くときの初期研磨として使用します。TWは『ハード1』はほとんど使用していないので、正直レビューはできません 笑 使うとしたら、超微粒子にてキズが全然消えない時に使用するような感じですね。最初に『ハード1』から磨くのではなく、これより弱い超微粒子のコンパウンドで先に磨くのがポイント!塗装がデリケートで塗装に合っていないコンパウンドで磨くと必要以上に磨き傷が入ってしまい、仕上げ工程が大変になるので確認しながら使用しよう!

 

超微粒子⇨3Mだと『ハード2』になります。一般的には仕上げ研磨にて使用します。浅いキズなら初期研磨から仕上げ研磨まで対応できます。2018年現在あたりで新車発売されている塗装だとこれ1本で結構いけます♪少しこだわると物足りない時もありますが…意外と優秀ですね。研磨力は弱いので素人の方も安心して使えるかと^^もしなにか合ってもリカバリーしやすいのはGOOD!TWが使うコンパウンドは水溶性のコンパウンドを使用するのですが、場合によっては使えない時があるので、その時に使用しています。

 

自己粉砕型⇨3Mでは取り扱いがないコンパウンドになります。TWはGANBASSの製品を使っています。使っているとコンパウンドの石がどんどん砕けていき極細目が超微粒子になったりする。コンパウンド!自己粉砕型を使う事で高い研磨力があるが最終的には超微粒子になるので仕上げ研磨まで1本で幅広く対応できる優れたコンパウンド♪コンパウンドの中でも価格も高めの製品だが使用する価値ありですね。TWもこのタイプのコンパウンドをメインに使用しています。

テールウォーカー
実際に磨く時は塗装にライトを当て、弱い研磨剤からスタートして磨き傷を確認しながら作業していくと大きな失敗は避けれますので徹底しましょう

 

バフはポリッシャーとコンパウンドを直接ボディに伝える役目

バフは直接塗装に対して当たるので、ポリッシャーの力を直接伝え、コンパウンドの粒子をバフで上手く保持してコンパウンドの粒子を潰していく。バフがダメだとポリッシャーの力も伝わらなければ、コンパウンド粒子も上手く潰せずチグハグな状態になってしまいます。

そうするとムダな磨き傷が入ったり、思ったようにキズが消えなかったりするのでバフはとても重要な役目になります。

 

バフは大きく2種類に分かれます。

ウールバフ(羊毛)⇨キズを消す初期研磨で使用するバフで羊毛がロングだったりショートだったりします。キズを消したい時は、ほぼウールバフを使用します。 ウールバフ

 

 

もう一つは

ウレタンバフ(スポンジ)⇨初期研磨でついた磨き傷を消す仕上げ研磨にて使用します。コーティング剤をバフにつけて磨くこともあります。ポリッシャーで有名なコンパクトツールではバフが白、黒、黄色で研磨力の違いがある商品も販売しています。最近ではウレタンバフは固定でコンパウンドで研磨力を調整するのが主流になってきていますね。スポンジバフ

 

他にも、『マイクロファイバー』『コットン』『低反発』のようなバフがありますが、基本的には『ウールバフ』と『ウレタンバフ』にて対応できるのでこの2つがメインですね^^

 

バフ使用時の注意点

バフはしっかり中心につけること!バフをずらしてつけるとキワを磨く際にポリッシャーのパッドがボディに当たってしまい致命的なキズを入れるリスクが上がるので注意!

さらにバフが暴れて研磨効率も下がるのでバフの取り付ける位置はしっかり中心にしましょう

ダメな例↓

バフの付け方 バフの付け方

バフが片方に偏ってついてしまっていますね。これは本当にNGです…

 

もう1つあって

違うコンパウンドを使用するときは違うバフを使用しよう!』です。

超微粒子のコンパウンドを使っていたバフで極細目コンパウンドにつけた場合は不具合が起きにくいんですが、極細目⇨超微粒子になった場合は問題が起きることが多いです。特にウレタンバフの使用時。

理由はシンプルで、超微粒子のコンパウンドを使いたいのに極細目がバフに残留していることで、極細目の磨き目が主張してしまい超微粒子の磨き目が見えません。そうすると仕上がりませんので注意が必要ですね。

テールウォーカー
最近のコンパウンドは自己粉砕型で研磨粒子量を変えて研磨力の調整をしているのもあるので、それなら同じバフで使用しても問題ありません

 

この組み合わせで磨けば失敗は減る

初めてポリッシャーを使う時は、慣れるまでは失敗することが多いのでTWが推奨する方法でやれば、極端にやらかす確率は減ると思いますので参考にどうぞ。

ポリッシャーはダブルアクションを使用

コンパウンドは3Mの超微粒子コンパウンドを使用(研磨力が弱い順に使うこと)

バフはGABASSで売っているのを推奨。またはコンパクトツールで薄いバフがあるのでそれもオススメ

超微粒子以上のコンパウンドを使う時は必ずライトを使って磨き傷を確認して作業する

上記の内容を守れば、車はそれなりにキレイになると思います^^(完璧ではない)

ぜひ、初めての磨きをする時は参考にしてみて下さい。

下記の記事も参考にしてみて♪

 

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