一家に一台あると便利な電動工具インパクトドライバーですが、意外と家にあっても使い道があまりなくないですか?
有名な形だとこんなんですよね?
正直、私はこのタイプの電動インパクトドライバーは正直使いにくいです 笑
手締めが出来ない、パワフルすぎて舐めやすい、スイッチの切り替えを忘れて逆に回してしまう。
実際、大工さんとかは長いビスを大量に打ち込むので、このタイプの方が使いやすいのは理解できるのですが、クルマ関係で使うにはトルクが大きすぎる、手締めが出来ないのは致命的です。締め緩めのスイッチ切り替えも意図してる逆の動きをして緩めてしまったりしてムダに時間を食ってしまう事も 笑
ドライバーも結局インパクトドライバー以外にハンドツールのドライバーも必要になってしまうことになるので、2度手間というかムダに工具を準備しないといけないのはめんどくさいです。
そこでピッタリなのがマキタのペン型インパクトドライバーTD022DSHXBです!
これは個人的にオススメです♪クルマ関係にもDIYにも
以前のモデルよりパワーアップしています。ちなみに以前のモデルはこちら
ちなみに現行と以前のモデルのカラーは、マキタカラーの『グリーン』『ホワイト』『ブラック』の3種類がありますのでお好みの色をチョイスで♪
自分はブラック至上主義なので、一択でした^^
TD022DSHXBのスペック
- 最大締付けトルク:25N・m
- 回転数:0~2,450回転/分
- 打撃数:0~3,000回/分
- 本機寸法(折り曲げ時):長さ227×幅42×高さ144mm
- 本機寸法(ストレート時):長さ282×幅42×高さ52mm
- 質量:0.55kg(バッテリー含む
数字的なスペックとしてはこんな感じになっています。実際使っていると、12mmのボルトまでは緩みますが、さすがに14mmは厳しいですね。
普段の使用時はガン型で使用していますが、障害物がある時はストレートタイプにて使用する事も出来ます。
この商品は手締めが出来るので締付けをチェックする時は、このまま締付け確認出来るので便利ですし、インパクトで緩まない時はそのまま手動にて緩められますので便利です。
ただあまりに硬いとトルクオーバーにて空転してしまうので、その時はハンドツールに使う事を推奨します。
最大トルクも絶妙なトルクです。普通のインパクトドライバーだとパワフルすぎてネジを舐めてしまう事がありますが、TD022DSHXBはトルク的に舐めにくいですが、絶妙なトルクでネジに食いつくような感じで回ってくれるので安心です。仮に変に空転してネジに負担を与えてしまっても致命的なダメージを回避出来ます。
そしてもう一つ便利なのが、スイッチですね。私はスイッチで回転方向切り替えは嫌いなのですが、こちらはトリガーを回す方向で正転、逆転を切り替える事が出来ます。
更に無段変速なのでトリガーの微調整で回転スピードを変更できて、便利です♪
作業スピードとしても、切替スイッチがないだけで作業スピードがグンと上がりますし、先端にライトがついているので狭い隙間にもライトで照らしてくれるので対象物を照らしてくれるので作業に集中できます。
何よりも便利なのはビットを付け替えるだけで、色々なボルト、ビスに対応でき、ドリルにもなるのは有能です♪
ドリルも車の鉄板ぐらいであれば問題なく穴を開けれますのでご心配なく^^
私はこんな感じの組み合わせがメインになっています。
大体この組み合わせがあれば、ほとんどDIYではいけるかと
写真に載ってないのもありますが簡単に私が使っているセットです。
TOP工業の6角ソケットビット⇨8mmと10mmを使用。このメーカーはサイズごとに色が違うので一目で見て分かりやすいです。簡単に見分けがつくのは作業時にムダに探す必要がなくて、作業時間の短縮に繋がります。
アネックスのビットドライバー⇨1番(小)、2番(中)、3番(大)のビットを使用しています。2番は使用率が高い為、ロングタイプのビットも使用しています。写真にも載っていますがビットの根元についているのがビットをマグネット化してビスを落とさないように出来る優れものです。アネックスのビットも色違いで分かるので時間短縮にオススメです。
こんな感じで結構強力^^
ソケットアダプター⇨ビットではなくソケットで使用したい時もあるのでこちらもあるといいですね。TW(テールウォーカー)はラチェットを使わないと緩まない12mm〜規格の時に使用しています。本締めはハンドツールでやるけど早く回したい時みたいな時に便利。
ヘックス、トルクスビット⇨意外としようされているネジです。私はポリッシャーを分解する時、棚を組み立てする時にこの規格があるので、ワンセット持っていると対応がほとんどできます。ソケットで買うと意外と良い値段になってしまいますが、ビットで買うと2000円以下で買う事が出来るのでお得!
鉄工用ドリルセット⇨普通にホームセンターで安く買えるレベルのセットです。木材に対しても普通に穴が空くので私はこれで代用してしまいます。これがあれば家で穴開ける作業は十分です。
普段の生活の工具はほとんどこの辺しか使ってないですね。こっから更に使ってもラチェットくらいですね。
私はマキタのペン型インパクトドライバーについてくるアルミケースに工具を収納しています。
悪くないケースですが、最初に貼ってあったステッカーを剥がすと、糊がべったり残る仕様になっています^^;
パーツクリーナーやシリコンオフでひたすらゴシゴシするしかありませんね^^;
整理整頓はされていませんが、この中にだいたい使う工具は入っています。
使う工具だけ使う作業用トレイに置いて作業します。
インパクトドライバーの下によく使うビットを置いてあります。
整理整頓しても仕切りがない為、またグチャグチャに 笑
車の整備から家のDIYにまで幅広く使える
TWは主にコーティングをする時にワイパーアームを外したり、ナビの取り付けで使用する事が多いです。ポリッシャーの分解にも使用したりすることも
家では棚の組み立て、壁の穴開け、子供のオモチャの修理の時にも 笑
バイクの整備時も大活躍します♪
コストパフォーマンスも高いので下手に電動インパクトドライバーを買うなら、マキタのペン型インパクトドライバーはオススメですし、絶妙なトルクと手締めも出来る事から電動工具に慣れていない人でも使いやすく電動工具による失敗も少ないと思います。
木造の組み立てで大量のビスを打ち込む機会がなければこの商品で十分だと思いますが、大工レベルになると長いビスを大量に打ち込むので、トルクが大きくないとスピードもかなり変わりますし、バッテリー容量も多くないと不便です。木造にビスを打ち込んでいるときはインパクト機構がずっと働いているので消耗も早い為、大工さんには不便だと思います。
クルマでの使用時はネジが締めている瞬間と緩めている瞬間しか、インパクト機構が働いていないので割とバッテリーも長持ちしている様に感じます^^
電動工具に慣れてない人はトルクがない方が、無理にビスが締まっていかないので、これをを使う選択肢もあり。
最近ではメカニックの現場にも浸透している
このタイプの電動ドライバーでは電気工事士の人達が使う事が多かったのですが、今では自動車メカニックの中でも浸透してきたように感じます。
以前からこの手の商品はあったのですが、メカニックの人達はスナップオン等のブランド工具を使う事がステータスでもあり、自動車整備に特化した電動工具がなかったので注目されませんでした。
近年では作業効率を上げるためにコードレスの電動工具が注目されているのと、スナップオンが電動工具にスポットを当てていて力を入れているのもあり、電動工具に注目が集まり国産の電動工具にも視線が集まって来ている様に感じます。
何故今まで使われなかったのか?
電動工具はムダに大きいのと、手締めが出来ない事でハンドツールを使用を使わないと行けなくなり二度手間になる。そうなるとハンドツールのラチェットドライバーなどを駆使した方が早かったんですよね。手締めが出来ても形状が使いづらい、あとはインパクトドライバーの偏見ですかね。やはり普通のインパクトドライバーだとネジを舐めてしまいダメにしてしまうイメージが強いので、食わず嫌いな人も多いと思います。
実際に私もそうでした。『ネジをダメにするからインパクトドライバーは使わない!』と食わず嫌いしており、インパクト機構がついていない締め付けトルクを調整できるスナップオンの電動ドライバーを使っていました。
しかし勧められて使って見たらあまりの使いやすさに即時に買い換え。最初からこちらを使って入ればと後悔しています 笑
私も友人のメカニックなどに試しに使ってみればと言うと、最初は難色を示しますが、慣れた頃には他のは使えないと評価を頂くことも多いですね♪
実際、各メーカーの新車センター(オプション用品やコーティングを取り付け、施工するセンター)では作業者のほとんどがこのタイプのインパクトドライバーを使っています。
作業面でもビットを変えるだけで12mmまでの6角ボルト、プラスビス、ヘックス、トルクスのボルトに対して締め緩め、更に手締め対応できる。これを他のハンドツールを使わずに出来るのは大きいです。切り替えボタンもない為、本能的に締め緩めに対応出来るのでよりスムーズな作業に繋がります。
マキタのペン型ドライバーのメリット、デメリット
簡単にですがメリット、デメリットを簡単にまとめました!
メリット
- インパクト機構にて素早い作業が可能
- スイッチ切替で正転逆転がないので本能的に操作が出来る。誤操作がない
- 絶妙なトルクでネジに食いついてくれるように回転する為、慣れていない人でもミスをしにくい
- 最大トルクは大きくないが、鉄板でも十分に穴を開けれるトルクはある
- トルクが大きくないことで8〜10mmのボルトでもトルク過多で捻じ切る心配が少ない
- 本体が壊れてもホームセンターに行けば手に入る
- クルマ関係、DIYレベルではコストパフォーマンスが非常に高い
デメリット
- 大工が使うにはパワー不足(大量のビスを打ち込む為)
- トルクが少ないとはいえパワーがあるので気をつけないとリカバリーできなくなる可能性あり(電動工具全般に言えることです)
- あまりに手締めでハードに使っていると先端のブレが大きくなるのが早くなるイメージ(ハードに使っていると電動工具全般に言えることです)
- 個人的にですが見た目が少し残念(そのうち塗ってもらおうかなーと考えています)
デメリットらしいデメリットはないですかね〜
なのでAmazonのレビューにて、評価を見てたのですが本体のスイッチ部分が壊れるらしい。私の知っている会社ではスタッフがそんなに壊しているイメージはないので大工レベルでの使用だとそうなるのかもしれません。
スイッチ部分だけでも部品が出て5000円ぐらいで買えるらしいのですが、本体が8000円ぐらいで買えるので、壊れた時は新品で買って、壊れたモノは部品取りでとっといてもイイですね♪
よく分からず電動工具を買うなら最初はマキタのペン型インパクトドライバーTD022DSHXBをオススメします!
これをベースに他の電動工具を買い足ししていった方が賢い。工具マニアの私がダントツでオススメできる電動工具の一つです。
おすすめ度