塗装をよく知るには、ライトを当てて作業しよう!色々と見えすぎるよ♪車磨きには必須!

ハロゲンライト

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クルマの美観を保つには、塗装を知らないといけないと何回も言っていますが、実際はどうすればいいのか分からないですよね?

1番簡単なのは塗装にライトを当てることです。

自然光では見えにくいキズ、拭きムラが見える事で視覚から入る情報量が増える事で圧倒的に早く塗装を知る事が出来ます。

 

キズやシミが目で見える状況になってポリッシャーの音、動きから他の情報を感じ取ることも可能になっていきます。

見えるキズに対してはピンポイントで対処できますが、見えないキズに対してはキズを消せないばかりか、全然関係ない所をムダに磨いてしまうことも…

そこで今回は塗装の状態が良く見えるように、塗装面を見るライトに照準を合わせて行こうと思います。

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テールウォーカー

カーディティラー&洗車メディア
テールウォーカー
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コーティング業界で使用されているライト

クルマ磨きに使用するライトのタイプは3種類

HID照明少ない電力を高圧化して、少ない電力で強力な照射をするライト。コーティング業界でのメインで使用されているライトです。業界ではHIDよりもメタルハライドと言いますね。今ではメーカーが製造中止になってしまったので現在では中古でしか手に入らなくなってきました。TW(テールウォーカー)もHID照明で揃えています。

LED照明皆さんご存知、エコで性能も上がってきて申し分なく、今業界でもメインのライト。HID照明が製造されにくくなったので、今ではLEDに移行してきている傾向にあります。私が見ている感じだと、HIDと同等近くまで性能が上がってきているように感じます。正直、私はLEDで揃えておけばよかったと後悔…

ハロゲンライト⇨いわゆる白熱電球ですね。昔ながらのライトです。今回はハロゲンライトにて紹介させて頂くつもりです。ハロゲンライトは値段も安く、ホームセンターでも簡単に手に入ります。正直HID、LEDよりは細かい磨きキズは見にくいのですが、同じようには見えるのでハロゲンライトでも十分だと思います。

DIYではハロゲンライトを使うことをオススメします。実際施工店さんでもハロゲンライトで作業しているお店もかなり多いのでハロゲンだからダメということはありません。

なんならライトを使わないプロ施工店さんも多いので、使うことに意味がありますね♪

テールウォーカー
ライトを当てることで経験値が段違いに上がるので、当てて作業しよう。逆に言えば照明を使わないといつまで経っても経験値は上がりません。

ライトを使って塗装を見てみましょう!

それでは今回使用させて頂くライトです。ハロゲンライト

ハロゲンライトハロゲンライト

500wのハロゲンランプで床に置いても、上部にはフックが付いているので吊り下げでも使用が可能です。

ライトを使用する前の塗装面

ライト使用前の塗装

この塗装はブラックパールなのですが、画像ではパールが入っているのは確認できません。

ライトを当てると…

ライトを当てた状態

今度はパールが沢山入っているのが確認できると思います(白っぽいのがパールです)

この塗装だと携帯カメラではキズを上手く撮れませんでした^^:

極端ではありますが、本来であればこんな感じに

キズとシミ

キレイと思っていてもライトを当てらたキズだらけだったみたいなのは、あるあるです 笑

私のクルマではキズは確認できませんが、本来であれば、こんな感じで確認できます。(違う車両です)

パールでキズが目立たないのはありますし、実験の為磨いてしまっている状態ではありますが、正しい洗車方法で洗車しているので、キズ自体がそんなに多くありません。なので野外ではキズが目立ちません♪

テールウォーカー
実験車両として黒ソリの車両が欲しい。実験しても分かりにくいです…

上記の写真でも分かる通り、ライトを当てることで塗装面の状態がよく分かります。キズだらけの車両も、ライトがあれば目視にて研磨後に消えたな〜と分かりますが、ライトを当てないと、艶出たかな?ぐらいで洗車キズを消しきれてない人をよく見ました。

磨きキズは基本的にライトを当てないと、見えないので自分がつけた磨きキズを消せてないことも多々あります。

コーティングのムラもある程度見えるので、これで拭き残しが減らすことも出来ます。

コーティングのムラは野外が1番見えるので、外で確認するのが1番です♪

塗装状況が見えてるからこそ工夫ができる

塗装状況がわかるからこそ、作業が上手くいかなかった時の、原因特定も早くなる。

例えばキズだらけのクルマや塗装が荒れてるなーという塗装にポリマー施工をした時に塗装面がコーティングの液剤の余剰成分でギラギラする事があります。

キズ部分や荒れてるところに液剤が引っかかって余剰成分が残ってしまい。ギラギラすることが多いです。

 

実際のシーンだとTWは、キズや塗装面のバランスを見て研磨を入れたほうがいいのかの判断をしています。

磨きで言えば、同じクルマを同じコンパウンド、同じバフ、同じポリッシャーで磨いても結果が一緒にならないことは多々あり、ずっと仕上がらず迷宮入りすることも…

 

見えてるからこそポリッシャー使用時の加圧加減、モーションを工夫できる。ポリッシャーの使い方を変えるだけで良い結果になることもあるので、見えてるってことは大事!

 

自分の洗車の仕方でどれぐらいキズが入ってるか、キズがなかったのにキズが極端に増えている場合はその原因特定もスムーズに

正直、これからコーティングを覚える人はケミカルを間違った使い方をしてキズを入れる事が多々あると思いますので、出来るだけライトを使用して作業することをオススメします♪

 

ライトを使って下手な施工店さんより詳しくなろう

ライトを使わないで、磨きも仕上げの磨きをしない、酸性ケミカルの大切さもわかっていない、夏の炎天下でケミカルを平気で放置する。(ケミカルを炎天下での放置は絶対にやってはいけない

誇張したアピールを平気でする業界です。

そんな人達が自分で匠の技、スペシャリストと謳ってしまう。

正直、そういう人たちよりもマニアと呼ばれる人たちの方が知識があるという不思議な状況。

10年やっていても全然仕上げられない人も多い。

結局は埋めるコンパウンドを使ってしまい、ライトも当てないので、経験値も増えない。

その場だけのキレイしか出来ない…数日後には磨きキズだらけの状態になっている。

 

自分でライトを当てて作業して、経験値を貯めて、そういう人達より仕上げられるようになりましょう♪

理解してくると如何に適当なことを言っているかよく分かります。

今回紹介したライトは安いので是非、使ってみてください。

 

ハロゲンライトをより使いやすくするために

こちらのハロゲンライトは普通につけると、重心はだいぶ前に来ているので、要改善。

ハロゲンライト

重心が前に来ているので、使っているとそのまま前に倒れることが多々あります。

何回も転倒させていると、本体も壊れますし、バルブもすぐダメになるので、これを改善!

ハロゲンライト カスタム

ライトを反対側に向け、スタンドとライトの固定部分を下側に少し曲げる事で重心が真ん中になり、低重心になり、使用中に転倒しなくなります。

是非、お試しください♪

コストパフォーマンスは非常に良いです♪

バルブも

 

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