今回はワイパーを使わずに、どうすればウィンドコーティングが長持ちするかの紹介をしていきます。
ガラス撥水コートだとボディに対するコーティングに見えてしまうことがあるので、TW(テールウォーカー)のブログではウィンドコートと記載させて頂きますね。
ガ◯コなど有名な液剤で施工したあとは、気持ちの良い撥水をしていても数回雨が降ったあとには全然撥水しなくなることがあると思います。毎回洗車の度に施工するようになり、非常にめんどくさい
人によってはその行為を繰り返すことでウロコだらけになることも多々多いと思います。どんな状態でも撥水させてしまうコーティング剤を使うことで、汚れの上に更に汚れをつけてしまうことになり強固な汚れ、ウロコを作り出してしまい視界も悪くなります。
ちなみにウィンドコートを施工して半年たった動画です。
施工時はこんな感じです。
このような感じでバチバチに撥水してます♪
半年たった状態で洗車しているときの撥水状態
初期の頃と比べると撥水自体はかなり衰えておりますが、半年たった状態でも、ある程度スピードが出ていればワイパーレスで問題ないくらいに撥水しています。
高速に乗ったときは、かなり視界良好^^
初施工時から再度ウィンドコート塗るなどは一切やっていないです。
ガラスにとって正しいメンテナンスを行うことで、良い状態を長く保てます。
やることは非常にシンプルなので、参考にしてみてください。
長く撥水を保つために、普段使いで心がけること
しっかりと下処理(油膜、ウロコ除去)をして施工するのは、もちろん1番大事です^^
そうしないと髪の毛が汚れている状態で整髪剤をつけてもキレイにならないのと一緒。
なのでしっかりとガラスをクリーニングしないと、汚れの上にコーティングすることになるので定着もしませんし、効果は半減、液剤によっては汚れと混ざって、より強固な汚れになってしまうことも…
とは言っても今回は正しい施工後、維持の仕方で撥水を保つのをどうすればいい?という話なので、下処理の記事はまた今度アップしようと思います。
撥水を維持していく上で1番大事なのは『出来るだけワイパーを使わない』ということです。
もちろん状況によっては、視界が悪く危険な状態になることもあるので、危険と感じた時にはワイパーを使用してください。
ワイパーを使わないのには、もちろん理由があって、ワイパーで使うと必ずガラスとワイパーの摩擦でキズが入ります。
これによって明らかに、ワイパーの動作しているガラス部分の撥水の劣化が早いことが分かります。摩擦によってコーティングが削られるのは明白。
なのでワイパーを『出来るだけ使わない』ことが重要
あとは何かがあれば『窓ガラスをすぐに拭く』ことですね♪
TWは雨が降っていて、やまなくても拭き上げます。
理由としては単純で雨が降った直後って、クルマに付着している汚れが雨によって広がってしまい、雨が汚れに引っかかってしまい撥水がうまくできず視界不良になります。
なので雨が降ったときはとりあえず拭いて汚れを除去しています。そうすると現状で出せる撥水レベルで撥水してくれるので『せっかくウィンドコートしたのに意味ない』となるのを防げます^^
あとは単純に拭き上げないで、そのまま汚れが乾いてしまった方が撥水力の低下に繋がると感じるので、私は雨が降っていると必ず拭き上げます。
TWが拭き上げするときのパターンはこんな感じ!
鳥糞、虫が当たったとき(早めに除去すればコーティング層が侵されずにすみます)
たくさん砂埃などついているとき
基本的には『汚れたらすぐに拭く!』それ以上でもそれ以下でもありません♪
虫や鳥糞は、ガラスについたあと、体液などでウィンドコートが侵されているように見えます。強く拭き上げると『体液の跡』が消えるのでガラスは強めに拭くのが大事なポイントになります。
これをほっとくと、そこから劣化してウィンドコートの効果が部分的になくなってしまいます。
メンテナンスの仕方はシャンプー洗車と強く吹き上げること
TWにとってウィンドコートは施工することでガラス面をキレイに保ちやすくなること
ガラス面のキレイの維持を考えると、如何にウィンドコートの良い状態を保てるかが大事になってきます。
ボディと違って、ガラスのメンテナンスは『コーティング皮膜』のメンテナンスをキレイにして上げることが重要
ボディは酸性ケミカルをなどを駆使することで汚れを除去でき『塗装面』をキレイにしますが、ガラスは『コーティング皮膜』をキレイにして上げるイメージ
しかしガラスは酸性ケミカルを使用してしまうと、ガラスに『ダメージを入れてしまう可能性大』コーティング層も一緒に除去してしまうお墨付き^^;
アルカリ系洗剤だと、コーティング皮膜にダメージを入れてしまう可能性もあります。
なのでメンテナンスの方法としては『シャンプー洗車にて強くこする!』シャンプーの洗浄力と物理的な摩擦によって出来るだけ汚れを落として上げることが大事!
ある意味原始的なメンテナンス方法ですが『ガラスの特性』『コーティングの特性』を考えると現状ではこれが1番効果があるように感じています。
ちなみに季節によってコーティングの耐久性は違うように感じると思います。(一般の方で言えば撥水はすぐに落ちるように感じる)
〇〇が多い時期と青空駐車の方はある季節の時期はコーティングがイマイチと感じることが多いと思います。
参考程度にですが、TWは撥水が劣化してきてシャンプーとかしても効果を感じにくくなってきたら、再施工します。
このときの再施工は油膜除去をしないで施工します。(ウィンドコートが劣化していて油膜などが付着しているレベルだと下処理から)
劣化した皮膜の上に再施工しているので、下処理したときと比べると撥水レベルは落ちているように感じますが十分なレベルまで復活できます。
コーティング皮膜は劣化していくので、TWは年に1回、下処理から施工を行うようにしていますよ。
- コーティング全般に言えることですが、撥水力は必ず衰えてくる
- 表面の汚れを除去することで、そのとき最大の撥水力が出る
- コーティングを長持ちさせたいなら劣化する要素が付着してしまったら早めに除去
- 如何に良い状態を保つかが大事
- ガラスに関しては強い力で拭き上げてOKというか必須!
ガラスのメンテナンスのまとめ
最後に少しでもガラスを良い状態に保つためのポイントを簡単にまとめました
- 施工時、下処理をしっかり行いコーティングの性能を出来るだけ引き出す
- 出来るだけワイパーを使わない
- ガラスが汚れたらすぐに拭き取る(拭かないと劣化スピードが上がる)
- ガラスのメンテナンスはシャンプー洗車にて強く拭く。物理的に汚れを除去する
- 撥水レベルが落ちたら下処理をせずに再施工するのも手段(油膜がついていたらリセットした方が良い)
ぜひワイパーレスで撥水を長く楽しんでみてください^^
試してみてほしい♪