『FLEX(フレックス) PE14ー2 150』超低速でも高トルク!シングルポリッシャーをメインで使う方にオススメ

FLEX PE-14-2 150

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今回はドイツの研磨メーカーとして有名なメーカーであるドイツ『FLEX(フレックス)』のシングルポリッシャー『PE14−2 150』のレビュー記事になります。

 

こんにちは研磨マニアのテールウォーカー@tailwalker020です。

 

最近ではシングルポリッシャーってあんまり使わなくなりましたが、今でもシングルに熱意を持って作業している方は多いと思います。

TW(テールウォーカー)はダブル研磨から入ったのでシングルを使う時は最初はおっかなビックリで使ってましたが、シングルはシングルで研磨していて楽しいんですよね^^

 

実際にシングルを使うことで、これがシングル研磨の美しさか…と思うことも多く非常に面白いポリッシャーだなと思って使っております。

その中で、個人的に面白いと思ったシングルポリッシャーがFLEXの『PE-14-2 150』というハイパワー・超低速でも高トルクを発揮ししてくれるシングルポリッシャー。

 

FLEX PE-14-2

 

 

テールウォーカー
FLEXは日本で使う人こそ少ないものの、ルペスと並んで人気のあるポリッシャーメーカーでもあります

 

今回はこの『PE14-2 150』を紹介していきます。

 

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テールウォーカー

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テールウォーカー
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高性能ブランド ドイツの『FLEX』

FLEX

 

FLEX(フレックス)はRUPES(ルペス)に並ぶポリッシャーメーカーです。

ポリッシャーに関してはこの二社が巨大メーカーと言って良いかもしれません

FLEX社は85年以上にわたり、高品質電動工具メーカーとして各国に信頼を得ています。

 

フレックス社が長い間成功を続ける理由は、実際のユーザーの声を聞き、商品開発に反映されてきたからです。

その結果、フレックス社の電動工具は各業界で高耐久で高性能、多機能であると評価される、言わば高級ブランドと言われるメーカー。

テールウォーカー
ここ最近はルペスの勢いが凄かったですが、フレックスが新型ダブルを販売されたので、こっからどうなっていくかは非常に興味深い…

 

『PE-14-2 150』の性能

FLEX PE-14-2 150

メーカー FLEX(フレックス)
商品名 PE-14-2 150
パッドサイズ 基本は125mm、150mm(パッドの付け替えが可能)
無負荷回転 トリガーの握り具合で回転数の調整ができる
回転数調整ダイアル ①〜⑥まで変速ダイアルで回転数変更できる。380〜2100rpm
全長×全高 402mm×117mm
重量 2.3kg
消費電力 1400W
特徴 超低速(同じタイプの中では一番回転数が少ない)、高トルク

 

パッドを交換するときのロックボタン

テールウォーカー
パッドを交換するときは真ん中のボタンを押すとパッドの動きをロックするので、あとはパッドを回すだけ

 

トリガー部

テールウォーカー
上から回転数ダイアル、真ん中がトリガー固定スイッチ、最後に握り具合で変更できるトリガーですね

 

回転数ダイアル1

回転数6

 

変速ダイアルは1〜6まであり、各変速の回転数はこんな感じ

  • 速度ダイヤル1 380~600rpm
  • 速度ダイヤル2 380~900rpm
  • 速度ダイヤル3 380~1200rpm
  • 速度ダイヤル4 380~1500rpm
  • 速度ダイヤル5 380~1800rpm
  • 速度ダイヤル6 380~2100rpm

 

特徴がLOW回転数が他のメーカーだと大体600rpmぐらいが最低回転数ですがFLEXのポリッシャーは380rpmなのが一番の特徴ですかね(トルクに特化してるポリッシャー)

テールウォーカー
この微妙な差が大事だったりもします。ただTWはシングルメインではないのであまり関係ないのですが 笑

 

テールウォーカー
動画で説明していますが、つたない喋りなのは許してください 笑 

 

 

FLEX シングルポリッシャー『PE-14-2 150』のレビュー

ぺーパー目

 

ポリッシャーにて死にかけの3000番のペーパーで研磨を入れたところから『PE-14-2 150』でポリッシュしていきます。(コンパウンドは水溶性)

 

初期研磨初期研磨後

テールウォーカー
初期研磨の磨き目が少し出てるのですが、上手く写真に写りませんでした…

 

てことで分かりやすい202のテストパネルにて研磨

 

シングル磨き後

 

これだとギラギラしているのが分かると思います(シングルのギラギラは少なめ)

そしたらそのままシングルにて仕上げ研磨

 

  仕上げ研磨

仕上げ研磨後

 

ピンボケしてしまいましたが、みた感じは仕上がったように感じます。

これも分かりにくいので、こちらも仕上げポリッシュを202のテストパネルにて

 

テストパネル研磨

テールウォーカー
ほぼ問題ないように感じます。ただ初期研磨で深いキズを入れてしまうと二工程目で上手くいかないかな

 

テールウォーカー
アップ動画でポリッシャーの動きと初期研磨磨き目の動画も載せています。

 

シングル研磨ならではの美しさがあって素敵

ただ色々問題点があるので、仕上げ研磨としてはユーザーのクルマには使えないかな…

初期研磨は申し分ないかと^^

 

シングルポリッシャーを見直した記事『シングルアクションポリッシャーは熟練の技術が必要?使われなくなってきたシングルを見直す』も書いてありますので興味がある方はご覧になってみてください

 

FLEXの『PE-14-2 150』のメリット・デメリット

仕上げ研磨

FLEX シングルのメリット

やはり、超低速でも高トルクがあるおかげでしっかり研磨できることかな

超低速で研磨することのによって塗装熱の温度も挙げることなくリスクを減らした状態で研磨可能。

低速で研磨することによって、シングルのギラギラ感も少なく仕上げやすい磨き目になっていますね。

 

研磨スピードも機械自体の能力が高いのでスピーディーに研磨できますね。

主観ですがシングルで研磨するならある程度シングルに合わせたコンパウンドの方がいいかな。

ダブルに特化したコンパウンドでも全然研磨できるけど、それだったらダブルで素直に研磨した方が良いと思います。

テールウォーカー
シングルの利点を活かしたコンパウンドのチョイスが大切♪

 

トリガーの握り具合で調整できるのも個人的にはGOOD

ダブルではこの機能があっても使わないけど、シングル・ギアのようにモーターと直結しているとダイレクトに研磨するような感じなので、トリガーですぐに微調整できるのは良い

テールウォーカー
回転ダイアルでベースの回転数を調整できて、トリガーでさらに微調整ができることで研磨力の調整も幅広く対応できるのは本当に良いと思う

 

シングルポリッシャーとして理想に近い動きをしている気がします(シングルを使いこんでる訳ではないので適当な意見です 笑)

 

FLEX シングルのデメリット

FLEXのシングルというかシングル全般のデメリットですが、柔らかい塗装だと深めのキズが入りがち。

研磨時に加圧は重要なポイントですが、あまり加圧しすぎると深いキズが入ることも。

そうするとシングル研磨を入れること自体がマイナスになる可能性もあるので、しっかりマッチングを取ることが大切。

 

あとは価格が高いのが非常に大きいデメリット…

めちゃくちゃ買うとき、気合い入れました 笑

テールウォーカー
TW的にはシングルを使わないとダメみたいなのはありません。好みでシングルを使い分けるくらいで良いと思います^^

 

FLEX『PE-14-2 150』のまとめ

超低速でも高トルクで研磨できて、回転数をより多く微調整できるポリッシャーが『PE-14-2 150

シングルのマッチングはダブルと若干違うかな

シングルの研磨を覚えることで結果的にダブル研磨の引き出しが増えることも

 

気をつける点は研磨全ての基本ですが、深いキズを入れすぎないことが大切なポイントになります。

ここぞというタイミングで使用することで研磨工程を少し楽にすることも可能

 

最近はダブルで研磨を覚えて、シングルを使わない人も多いとは思いますが、シングルで遊んでみると面白いので興味ある方はドイツの名機『PE-14-2 150』を是非試してみてください^^

参考になれば嬉しいです。

 

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以上、テールウォーカー@tailwalker020でした。

 

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