今回は天然ワックスをより良い状態で施工するために必要な、ザイモールのHDクレンズを紹介します。
せっかくザイモールの高級天然ワックスを施工するなら、少しでも良い状態で施工したいですよね?
その時に便利なのがザイモールの『HDクレンズ』
天然成分100%でコダワリの商品になっており、これを施工することでザイモールの施工ワックスをより良い状態で施工することが可能に♪
そんな『HDクレンズ』を紹介していきます。
天然ワックスを詳しく知りたい人は↓
車にガラスコーティングはもう古い!?ザイモールのようなワックスこそ理想のコーティング
ザイモール チタニウム 車には天然ワックスこそがオススメのコーティング
上記の2記事を見ていただけると天然ワックスの理解が深まります^^
zymol(ザイモール)のHDクレンズとは
天然成分100%で非研磨剤クリーナー
HDクレンズは天然成分100%で主な成分として、モンタンオイル、アプリコットカーネルオイル、レモンシードオイル、ココナツオイル、チルエステル、セチルココアマイド(ココナツオイルより生成)、ココアマイド、クエン酸、カポライト etc…
上記の成分を使っており、塗装を痛める石油系溶剤を使っておらず、研磨剤も未配合です。塗装に優しいクリーナーとなっています。
塗装面の『クリーニング』『傷埋め・傷消し』
天然成分100%を使用しているので、塗装を痛めることなく塗装面のクリーニングを可能にしてくれます。
成分的にも油汚れを落とし、軽度のスケール(雨ジミ)なら除去できるようになっています。
傷埋めもしてくれますが、いわゆる石油溶剤系と比べると隠蔽力は劣るかもしれません。
ザイモールなどの天然素材をメインとして製品全般に言えることなのですが、使っているとサラッとしているんですよね。
油分が少ないので、変に隠蔽しないということです。基本的には塗装面をクリーニングして、HDクレンズの定着した成分で艶が増してキズが見えにくくなると言うイメージです。石油溶剤系と比べると艶も長持ちする傾向あり^^
石油系溶剤は溶剤の力もあって汚れも取れるし、隠蔽力も高いです。
しかし溶剤によって『塗装を痛める』 キズの隠蔽力が高い⇨成分が余剰に乗っているだけで、すぐに落ち『艶引きして汚れを巻き込む』と言う傾向があると思います。
なので石油溶剤系ワックスの製品を使うとヌルッとした艶とか言いますよね。普通に考えれば、シンプルに油でギトギトになっているだけ…
よく好みで使い分けるとか言いますが、知れば知るほど石油系溶剤の製品は基本的に使いたくないと強く思います。
以外とキズ消しの効果も優れていて、ドアノブのキズとか割と落ちます^^
施工した後に、脱脂して確認したこともあるのですが、研磨剤特有の痕跡が少ないです。
HDクレンズは粘度が高い=粒子が詰まっている(粒子はコンパウンドよりは柔らかい)=磨ける。と言う感じなのかなーと考察。
ワックスの定着をよくし、ベースコートにもなる
HDクレンズを使うことで、塗装面をクリーニングすると同時に、天然ワックスと同じような成分を塗ることでワックスを定着しやすく、より強固な皮膜にしてあげることが可能になります。
ワックス施工時にHDクレンズを施工することで、艶もアップします♪
施工することでワックスの性能を底上げしてくれます。
HDクレンズのみでも、コーティング効果あり
HDクレンズのみでも艶はテロテロです♪
普通のポリマーぐらいの性能はあるので、場合によってはクリーニングをすると同時に簡易コーティング効果もあります。
さらに言えばこの上からザイモールのトップコートである
これを使って維持するのもあり!
見た目はチョコ!?通称 悪魔のチョコレート 笑
通称『悪魔のチョコレート』と呼ばれています。見た目と匂いが完全にチョコレートです 笑
『悪魔』と呼ばれる理由としては施工後に乾いてしまうと、拭き取りが困難になってしまう為に、悪魔呼ばわりされているようです^^;
確かに拭き取りづらいです…とは言っても施工の仕方を考えてやれば、特に問題なく作業できますけどね^^
HDクレンズの使い方
最初にスケール除去は必須
HDクレンズもクリーナーとしての効果もあるのですが、スケール(雨ジミ、ウロコ)除去に特化しているわけではないので、先に酸性ケミカルREBOOTで除去します。
スケールを取り切らないと、スケールに液剤が引っかかりギラつき(ムラ)の要因になったり、ワックスが上手く定着しない可能性もあるので、スケール除去は必須です!
酸性ケミカルを詳しく知りたい人は⇨プロが認める酸性ケミカル!キレイを維持するならREBOOT(リブート)動画あり
ウエットなクロスにHDクレンズをつけて塗布する
TW(テールウォーカー )は1パネルに対して、このぐらいの量をとって施工しています。
基本的には濡らしたクロスで塗り込みます。ドライの状態で塗りこむと粘度が高い為、上手く塗り込めなかったり、キズが入る要素が増えてしまいます。
もしくは甘絞り状態のクロスで施工しても問題ないと思います。
しっかり塗装面にHDクレンズが付いていればOK^^
もしくはザイモールのアプリケーター(塗り込みスポンジ)を濡らして施工するのもありだと思います。部分的にキズ消しをしたいときはアプリケーターの方が使いやすいかも
詳しくは⇨天然ワックス施工時に便利!ザイモールのアプリケーター 施工時の裏技あり
こんな感じで塗り込んだら、『水拭き』『乾拭き』で仕上げるだけです。
水拭きの時に甘絞りの水拭き⇨固く絞ったクロスにて水拭き⇨乾拭きが確実^^
HDクレンズが乾いてしまうと拭き取るのが大変になるので1パネルづつ施工してください。
2019.06.01追記
拭き取りが大変という声があったのでイメージが湧きやすいように施工方法を動画にしました(雑ですが 笑)
- シャンプー洗車
- スケール除去(大事)
- HDクレンズをウエットなクロスにて施工(1パネルづつ)
- 水拭き(1パネルづつ)
- 乾拭きにて仕上げ(1パネルづつ)
HDクレンズの気になる点
気になる点としては
- 粘度が高い為、キズが入りやすい
- 乾くと、拭き取りが困難
上記の2点しかないのですが、これも先ほど記載したように、『ウエットなクロスを使う』『1パネルづつ施工』すれば問題ありません^^
まとめ
- HDクレンズを施工することで、ザイモールワックスの定着を良くし、性能をあげる
- 単体施工でも、コーティング効果あり
- 天然成分100%は香りが強い 笑
- 施工前にスケール除去はして欲しい
- HDクレンズの施工はクロスが濡れている状態で
- 1パネルづつ施工⇨拭き取り
天然ワックスを施工してみたい人は使って欲しい製品。
天然ワックスを施工していて、リセットしたい人もこれでクリーニングしてから施工すると良い結果が出ると思います^^
天然成分にこだわって作業するときに、一つの目安にもなる分かりやすい製品だと思いますし、一個持っておくと便利です。
ぜひお試しを^^ おすすめ度